寛ぎの場所として重要なソファは、一緒に過ごす時間が長いからこそ、惜しまず投資すべき家具のひとつ。インテリアスタイリストYuki Nakabayashiさんの目利きにかなった、時代を超えて愛される名品ソファをご紹介。
ligne roset(リーン・ロゼ)
リーン・ロゼのアイコン的存在とも言うべき「ロゼトーゴ」。このデザインが誕生して50年が経つ今もなお人気が高く、名品の底力を感じています。座ると安定感が抜群なうえ、洋室はもちろん、ローソファなので和室にもマッチしますし、サイズ展開が豊富。3人掛けでもコンパクトなところも秀逸です。
Karimoku New Standard(カリモクニュースタンダード)
シンプルさとエレガントさを兼ね備えた「エレファントソファ」。圧倒的な肉厚の存在感が印象的でありながら、フレームと張り地を自分好みで選ぶことができるので、どんな空間にもなじんでくれます。サイズ展開も豊富な人気シリーズで、2シーターというコンパクトサイズがあるのもうれしいですね。
Cassina(カッシーナ)
「ユトレヒト」は大好きなソファのひとつです。1人掛け用はコンパクトではありますが、重心が低く重厚感のあるフォルムで印象に残るデザイン。アームに施された独特のステッチと、張り地のコントラストが生きてくる色を選びたいです。90周年記念には、新仕様として従来のステッチに加え、5色のジグザグステッチが追加されました。
Yuki Nakabayashi
インテリアスタイリスト。『VOGUE JAPAN』『ELLE DECOR』などの雑誌をはじめ、カタログや広告のスタイリング・ディレクションなど、その審美眼を活かし幅広く活躍中。