GINGERのサポーターのなかでも、美容にこだわりを持つ美GINGERメンバーが、本当によかったコスメや美容法などをご紹介する連載! 今回のテーマは、おすすめの花粉症対策やグッズ。
【伊藤さおりさん】実体験に基づいておすすめ!私の本格花粉症対策
一気に温かくなり春めいてきましたが、そろそろ本格的なスギ花粉の季節が訪れますね。春は好きなのですが、花粉のせいで半分も楽しめていない気がします。今回は、「花粉症歴15年の私」がおすすめする花粉症対策を紹介したいと思います!
1つ目の対策は、外出時は必ず花粉をブロックするスプレーをすること。
まずは〈右〉のミストを、基礎化粧品で整えた肌に仕上げとして吹きかけます。次にメイク後に〈中央〉のミストを吹きかけ、最後に〈左〉のミストを髪の毛→顔→首と吹きかけ終了です。
〈右〉のミストは化粧水と同じような役割として使用しています。なので、私は就寝時にも使用して、花粉で肌がゆらがないよう気を付けています。
〈中央〉はメイクをしっかりと固めてくれるもの、いわば顔に膜を張るような役割と思っているので、花粉症用ではないのですが、メイク後にしっかりと振りかけています。
〈左〉は花粉やウイルス、PM2.5もブロックしてくれる花粉等付着抑制スプレーで、こちらもしっかりと顔に膜を張るようなイメージ。
さらに、夜は花粉を落とす意味でも、しっかりとクレンジングするようにしています。
2つ目の対策は、病院で「ヒスタミン薬、目薬、漢方」を処方してもらうこと。
私はアレルギー検査を実施してもらってから、ヒスタミン薬は「ビラノア」を、目薬は「アレジオン」を、漢方は「大青竜湯」を処方してもらっています。(※麻黄湯と越婢加朮湯の2つを飲むことで大青竜湯になります)
私の場合は、花粉で肌荒れするのと目や喉がかゆくなるのですが、花粉症のお医者さんがおすすめしてくれた薬「アレジオン」と「大青竜湯」でだいぶ抑えられています。「アレジオン」は保険適用された3割負担の金額でも、1つ¥1,000程かかってとても高いのですが、その分目のかゆみが緩和される気がしています。
3つ目は、花粉撃退注射である「ゾレア注射」を打つこと。
病院でIgE抗体検査という血液検査を行い、基準の数値を超えた人だけが受けられる注射なのですが、これを打つと4週間は効くと言われていて、私はワンシーズン乗り切ることができました!
これまで何をやっても薬が効かず、花粉のシーズンはとにかく家にこもり、外出時は花粉症対策眼鏡にマスクを二重でして、さらに帽子をかぶって完璧防御していた私ですが、一気にQOLが爆上がりしました。「花粉症の時期に眼鏡をせずとも外に出れるなんて奇跡!!」と感じたくらいです。
しかし、この治療のネックは「検査をクリアした人しか受けられない」ということと「費用がかなり高い!」ということです。費用は保険適用で¥17,000ほど…。そして人によっては、これをワンシーズン数回打つことになります。さらに重度の花粉症の人だと一回に打つ量も増えるので、それに伴い費用もかかります。
私は今年すでに「麹町皮ふ科・形成外科クリニック」で1回受けていて、今のところそこまで花粉症の症状を感じずに生活できています。詳しい内容はぜひ病院のHPを見てみてください、先生もとても親切に説明してくださいましたのでおすすめです。PRやステマじゃありません(笑)。
長くなりましたが、私の思いつく限りの花粉症対策を紹介してみました。また今年の花粉症の具合で新しい対策を取り入れるかもしれません。そのときはまたご紹介したいと思います!
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