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TRENDLIFESTYLE

2025.02.15

新timeleszが誕生!最終パフォーマンス審査をおさらい

昨年4月1日、Sexy Zone からtimeleszへのグループ名改名と同時に発表された、新メンバー募集オーディション「timelesz project」。その発表から約1年弱、ついにtimeleszの新メンバーが決定した。ここでは2月5日に東京ガーデンシアターで行われた最終パフォーマンス審査をレポート。本日10時に配信されたNetflix最新回と合わせてチェック。

まずはtimelesz3人と候補生が一緒に「Rock this Party」を披露

運命が決まる一日。囲み取材終わりの会場には、たくさんのファンが集まった。どことなく緊張感が漂う客席。徐々にペンライトが点灯していき、多彩な光がきらめく会場で、オープニング映像が始まった。これまでの「timelesz project」(以下・タイプロ)の振り返り、ファイナリスト8人の活躍をまとめた映像が続くなか、ここで「最終審査の司会者は?」という文字が映し出される。「我々のことをSexy Zone時代からすごく気にかけてくださっていた」「僕たちの大切な瞬間にいつも立ち会ってくれた」というtimelesz3人のインタビューとともに紹介されたのは、事務所の先輩、嵐・櫻井翔さん。そのお名前を読み上げられた瞬間から会場はしばらく歓喜の声が鳴り止まず、ステージに登場してからも大きな歓声と拍手に包まれた。

櫻井さんの進行でtimeleszメンバー3人、ファイナリストの8人がステージに集結。候補生が今日の意気込みをひとりずつ話し終えたところで、「ここで8人にサプライズがございます」とのアナウンスが。ある方たちが駆けつけてくれたとスポットライトに照らされた先を見ると、これまでの審査をともにした元候補生の8人(前田大輔さん、山根航海さん、西山智樹さん、鈴木凌さん、上野凌大さん、前田大翔さん、北林楓さん、日野健太さん)が大きく手を振っていた。粋なサプライズに涙ぐむファイナリストたち。仲間たちからのエールで気合を入れ、早速パフォーマンス披露へ。

まずはtimeleszメンバーと候補生が一緒にパフォーマンスする新曲「Rock this Party」。2チーム、それぞれ7人体制で行った。まずは原嘉孝さん、篠塚大輝さん、本多大夢さん、浅井乃我さんが所属するREDチームから。フレッシュで弾けるような笑顔とアクティブなダンスで観客を楽しませた。曲終わりステージ袖から「めちゃめちゃいいじゃん!」と駆け寄ってきた櫻井さん。4人のパフォーマンスを終えての感想は以下にまとめる。

 もうあの横を見れば仲間がいる、こんな明るい曲、timelesz最高! 最高のパフォーマンスができたと思います。

篠塚 僕はとりあえずめちゃくちゃ楽しかったです。あとは観客の皆さんがもし楽しめたなら僕はいいアイドルになったんじゃないかなと思います!

本多 最初幕が開いたときはやっぱり緊張したんですけど、皆さまが温かい表情で見守ってくださっているのが見えて、すごい安心して楽しい気持ちでパフォーマンスできたかなと思います。

浅井 いやもう本当に楽しすぎて。踊っている間、時間が“timelesz”だといいなって思うくらい、時間が無限になるように踊りたいなと思いました。本当に楽しかったです!

候補生のみで披露するパフォーマンスは、名曲「RUN」

もうひとつのチームは、BLUEチーム。浜川路己さん、寺西拓人さん、橋本将生さん、猪俣周杜さんがちょっぴり大人っぽさを効かせた、明るく楽しいステージを届けた。同様に4人の感想は以下。

浜川 こんなたくさんの人の前で信頼できる仲間とこうやって踊れたのがラストかと思うと少し寂しい気持ちもあるんですけど、全力で楽しめたのでよかったかなと思います!

寺西 もう楽しかったです。その一言に尽きます。もう一回すぐやりたいくらい。まあメンバーは疲れていると思うんで……(菊池「いけるよ! 何回も何回も!」)。それぐらい楽しかったです。

橋本 楽しすぎてめちゃくちゃ一瞬でした! 今ここでこのメンバーと一緒にパフォーマンスできていることが僕の人生の宝物になりました。

猪俣 本当に楽しすぎてこの時間がずっと続けばいいのになと思ったんですけど……。でも楽しかったのでよかったです!

ここで候補生は次のパフォーマンスの準備にかかり、しばし櫻井さんとtimelesz3人がトーク。菊池さんから「タイプロどうですか?」と聞かれ、「自分のオーディションはたった一日で完結していたから。こんなに長くメンバーや審査員の先生方、候補生が心削りながらやっていて、自分には無理と思った」と櫻井さん。そのうえで「ただ自分が芸能界に身を置いている以上、未だに毎日がオーディションということに関しては、こんなもんじゃないよという気持ちにもなった」と笑顔ながらに話した。

メンバーのオファーにより実現した今回の櫻井さんの司会。ただし櫻井さんはお受けするかどうか迷っていたようで、「最初はご遠慮しようかなと。若いみんなのチャレンジの邪魔になってしまうかな、邪魔だと思われないかなって、ネガティブな要素がいろいろ自分のなかで出てきちゃって、後ろ向きになってしまった」とそのときの気持ちを正直に話した。一転お受けすると決めたのはタイプロでtimelesz3人がほかの仕事もありながら、候補生と真摯に向き合い、時間を割いて、心を砕いてやっている姿に心が打たれたからとのこと。候補生に対しても同様で、「このSNS時代に実名を出して、自分のすべてをさらけ出して、殻を破って、ボコボコに言われながらでもチャレンジする姿を見て、俺が悩んでいたことがくだらねえなって思い始めちゃった」とコメント。「タイプロで前に進む勇気をもらったというか。前に進まないことには何も始まらないようなということを改めて気づかさせてもらいました。今日はみんなにエールを送る立場ではあるけれど、それよりも視聴者と同じで(タイプロに)大きなエールをもらったひとりとして、感謝の気持ちを伝えたくてここに来ました」と話すと、会場は拍手が響き渡った。

そして最後に披露する曲は候補生8人の「RUN」。感情をむき出しにした、熱いパフォーマンスに拍手が鳴り止まなかった。パフォーマンスを見たメンバー3人は、「今回の『RUN』から僕らも学んだことがあって。走っている最中はつらいこともありますし、でも走り切った先に今日みたいな景色を見られることがある」(佐藤さん)、「とにかく最高の『RUN』でした。『RUN』を歌わせたら我々の右に出るものはいないと、我々以上の『RUN』はないとそう信じて常にパフォーマンスしていますが、今日の『RUN』も『RUN』を超えるパフォーマンスはないなと心から思わせてくれるものでした」(菊池さん)、「いろいろなプレッシャーがあるなかで心を込めて歌ってくれたことを感謝します。それぞれがこの『RUN』で輝いていました! 本当に素敵な贈り物をありがとうございました」(松島さん)と、それぞれの思いを伝えた。

櫻井さんからtimelesz、候補生にエールの手紙

「RUN」のパフォーマンス終了後、櫻井さんから「timelesz3人へエールをということで、言うことを忘れちゃうと嫌なので、昨日の夜手紙を書いてきました」という話があった。何枚もの手紙をめくりながら読み上げたメッセージをほぼ全文で記載する。

櫻井 改めて皆さんお疲れ様でした。まず3人へなんですけど、聡ちゃんがこんなに優しいことを思っているのかというのと、勝利がこんなに強いことを思っているのかというのと、風磨はこんなに俯瞰して言葉をかけられるのかっていうのを本当に驚きました。そこで感じたのは、聡ちゃんの優しい言葉ってきっと自分への厳しさというのが中にある人なんだなって感じました。勝利の強いこだわりには、弱い自分に向き合い続けてきたその足跡みたいなものを感じました。風磨に関しては一貫してみんなを引っ張ってきたっていう自負を感じるところです。すごいバランスの良い、人の痛みと苦しみと努力の尊さというものを知っている素敵な3人だなと改めて気づかされました。
自分たちがどんな人と一緒にいたいかを突き詰める、人生のパートナーを探している時間なんだなと思いながら(タイプロを)見ていました。ただ難しいのがみんな痛感しているかと思いますけど、これ日本一踊りが上手い人を集めましょうとか、日本一歌が上手い人を集めましょうということではないから、どこまでいっても、3人の仲間探しというところが難しかったと思います。特に候補生のみんなはこれだけ踊りを努力して、これだけ歌を努力して、それでもはまらない、なんでだろうというもどかしさを感じる日もあったんじゃないかなと思います。そんな日々をみんな乗り越えて頑張ってきた時間は、僕もすごく胸を打たれるものがありました。候補生のみなさんもお疲れ様でした。

ただこれからは3人と候補生という関係性ではなくなります。「新メンバーになりたい」という思いで今日の今日までやってきたと思いますけど、これからはメンバー、運命共同体としてやっていく。だって菊池、売れたいと思っているんだから。その思いを足並み揃えてみんなで一緒にやっていってもらいたいなと思います。ただグループであるがゆえの本当に小さいこと、ちょっとムカつくな、ちょっとイライラするなみたいな。「あっちで俺が言ったコメントなのに、あっちで自分の言葉のように言ってる」とか、そんな本当に小さいことなんだけど、その積み重ねで気持ちが内に内に向いてしまうことがあるかもしれません。だけど結局timeleszみんなが戦っていく相手というのは中じゃなくて外だから。とにかく中にいる仲間との絆を強く強く強くして、外と戦っていってほしい。Snow Manの目黒(蓮)も言っていたけど、あくまで(同じ事務所の)仲間だけど倒してやるというくらいの思いを持って、それこそ僕らにだってかかってきてほしいなと思っています。
そのときに大切にしてもらえたらなと思っているのは、何かほかのことを下げて自分を上げるようなことはしてほしくないということ。誰かのことを馬鹿にして自分がちょっとよく見えるとか、誰かのことを下に見て自分がちょっと上がった気になるとか、そういうことではなくて、とにかく圧倒的なものになってもらいたいと感じています。

正直候補生のみんなの立場は難しいところもあるかと思います。そんななかで忘れてほしくないのは、すでにいるジュニアの小さい子たちもみんなにとっては先輩です。そういったリスペクトを忘れないでいてほしいなと思いますし、何かあったら僕を含むたくさんの先輩方がいるから、小さいことでもなんでも相談してもらえたら。それが我々のいちばん強いところだと思います。ファミリーだから。なんでも頼ってほしいなと思います。
もし今日縁がなかった人がいたとした場合、でも本当に伝える言葉はもうないなと思います。5次審査のメンバーの涙、菊池の涙、NOSUKE先生の涙、あの涙以上の言葉なんてないから、特にかける言葉はないんですけど、ただ僕自身も同じ経験をしているところはあります。僕はジュニアで4年間活動していたんですけど、僕がデビューするときにどうしても離れてしまう仲間たちがいた。だからすぐにこのあとみんなでずっと仲良くというのが難しいときもあるかもしれませんが、ずっと仲間でいるということはできるからそれを大切にしてほしいなと。具体的に言うと僕もいまだに連絡を取っている仲間がたくさんいるんだけど、四国で国家試験とって頑張っている人もいれば、北関東で営業やって頑張っている人もいます。そういった仲間たちと連絡を取り合うなかで日々のエールというか、それが自分たちへのエールになっています。エールなんていうのはステージ上からみんなに届けるものではなくて、日々頑張っている仲間の日常が自分たちのエールになると思うので、どうかもし今日縁がなかったとしても、そんな日々のエールをtimeleszみんなに送ってもらいたいと思っています。なぜならtimeleszはみんなにエールを送り続けるからということです。

そして丁寧に話したあと、「とにかく毎週楽しみに見ていたということを伝えたかっただけです」と微笑んだ。これにて最終パフォーマンス審査のステージがすべて終了というところで、timeleszの3人から改めて挨拶が。

松島 まずお越しいただきありがとうございました。ありがとう! これから新体制timeleszとして始まっていくわけなんですけど、僕たちがこれから返していくものはパフォーマンスだったり、歌だったり、いろいろな形で恩返ししていけたらいいなと思います。すべての方にそれが届くには時間がかかるかもしれませんが、ひとつひとつ新メンバーとともに階段を登り続けていきたいなと思っています。なのですごくいろいろな思いはあると思うんですけど、我々と一緒にこの先の人生も歩んでいただけると嬉しいなと思います。

佐藤 いろいろな思いがあるなかでこうしてステージを見届けに来てくれてどうもありがとうございました。自分たちの人生を変える、候補生の人生を変える、大袈裟に聞こえるかもしれないですけど、ファンの皆さんの人生も変える、いろいろな人の人生が掛かっているプロジェクトだと思っています。僕たちも本気で挑んでいますし、いろいろな受け取り方であったり、そう思われない方もいらっしゃるかもしれないですけど、僕たちは関わってくださったすべての人がいい方向に変われるようにそれを大事に努めてきました。いろいろな結果があったと思いますが、僕たちの思いとしては挑戦してくれた候補生だったり、応援してくれた方々であったり、すべての方がいい方向に変わるようにそこを大事に一生懸命本気でぶつかっていました。その思いが届いていたら嬉しいですし、きっとすぐには伝わらないこともあると思います。僕たちが伝えられるときはtimeleszとして誠意を持ってこの先活動していく姿で少しずつ伝わっていくと思います。そのことを大事に一歩一歩進んで行けたらと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。

菊池 皆さん今日は本当にありがとうございました。はじめこのプロジェクトを立ち上げると聞いたとき皆さんがどんなふうに思ったのかなとか、審査中どんなふうに思っているんだろうとか、今この瞬間もそれぞれが思っていることは違うかなと思います。それぞれが前向きに捉えきれていない方も少なくないんじゃないかなと思います。複雑な思いを抱えるなかでもそれでも僕たちがこのプロジェクトを立ち上げてこれから先も走っていく、その大きな理由は僕たちがSexy Zoneとして5人で見た夢をこれからももっともっと叶えていきたいからだということが常に胸の中にあります。なので5人の夢がこれからは3人、そして新メンバーと一緒に叶えていく、そんな大きな夢に変わっていくと思います。それでも最初に抱いた夢、みんなで描いた夢というのを少しずつまた叶えていきたいと思いますので、どうか我々と一緒に一歩ずつ手を取り合って進んでいっていただきたいなと思います。どうか付いてきてください。

新体制となったtimeleszのこれからの活動にも期待が高まる。

timelesz
ovtp.jp
www.youtube.com/@timelesz_official

TEXT=所優里

PHOTO=高橋良平

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