世界のセレブリティをも魅了し、多くの人の憧れとなっているブランドのグッチ。この度、グッチの世界へと誘ってくれるバー「グッチ ジャルディーノ」がイタリアのフィレンツェに続き、大阪にオープン。ドラマティックな時間を過ごしに出かけたい。(ライター/和多亜希)
あらためて感じるグッチの粋、魅力
大阪・梅田のフラッグシップショップである「グッチ大阪」の上階に位置するバー「グッチ ジャルディーノ」は、ブティックのリニューアルオープンと同時に誕生。グッチというと、100年以上にわたって世界のファッション界を牽引してきたブランド。ダブルGのブランドロゴや緑×赤×緑のウェブストライプなどは誰もが知るところ。伝統を踏まえつつも常に革新的な挑戦を続け、進化を遂げている。また今年は日本上陸60年という記念すべき年。新しく生まれたバーもゲストを魅了する世界観で溢れている。
グッチの美学が息づく艶めく空間
バーへの扉を開けた瞬間から、グッチのシグネチャーカラーである深みあるレッドカラーに高揚感を覚える。上質なメイド・イン・イタリーの家具で統一されたアンティークインテリア、潔いほどにシンプルな内装、ほどよく照らす照明など、まさにグッチの世界に没入体験。随所にクラフトマンシップによる日本の伝統美が備えられているのもまた乙。1人もしくは2人なら、断然カウンター席を陣取って!
グッチの美意識が映し出されたミクソロジーカクテルに注目
リキュールやフレーバーシロップは使用せず、フレッシュなフルーツやハーブ、スパイスにアルコールを組み合わせ、素材そのものの美味しさを味わうことができるミクソロジーカクテル。グッチ ジャルディーノでは経験豊かなミクソロジストのセバスチャン・ヴィゲラ監修のもと、イタリアのバー文化を象徴するネグローニやスピリッツをはじめ、イタリアと日本に共通する豊かな伝統や自然、文化からインスピレーションを得たオリジナルカクテルを提供してくれる。フレンツェのシグネチャーカクテルはもちろん、日本が誇るアルコールビバレッジを用いた日本限定の新メニューも。
革新的なラボラトリーではペアリングを楽しめる
バーの奥には、まるで実験室のようなラボラトリーを併設。固体や液体を遠心力で蒸発させるエバポレーターをはじめ、最先端のミクソロジーの機器が4台置かれ、独創的な発想でオリジナルカクテルを作り、ゲストを楽しませてくれる。こちらでは4種類のミクソロジーカクテルと一口サイズのバーフードをペアリングで提供。最大4名までの完全予約制。1人¥18,000(税サ込)
サプライズ満載のバーフード。あれもこれもと迷いそう!
イタリアと日本の味が融合したユニークなバーフードも魅力。バーフードは3年連続ミシュラン1つ星を獲得している銀座の「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ」が監修。白みそ風味の「ブレザオラ(牛肉の生ハム)のカルパッチョ」や刺身で飾られたレモンリゾットの「ちらしリゾット」、とろけるチョコレートケーキに触発された「たこ焼きチョコレート」など、そのクリエイティブな発想も面白い。しかもどれも洗練された一皿としてサーブ。バーとはいえ、しっかり食事もできるので、アルコールに弱い人も存分に堪能できそう!