日々仕事に向き合いながら自分のやっていることって?と考えたり、これからのキャリアや成長についてふと立ち止まる瞬間もあるはず。そんなとき、公開中の『Michael/マイケル』のなかで描かれている彼の姿勢は“自分を奮い立たせる鏡”のように作用するはず。
世界の音楽シーンを変えた‟魔法”の裏側へ

映画『Michael/マイケル』は、US版予告が公開24時間で1億1,620万回以上再生されるなど、公開前から世界中から圧倒的な注目を集めている。世界が再びマイケルを求めている——その理由は、彼の音楽だけでなく、‟自分のビジョンを信じ抜く姿勢”が、今の時代に必要とされているから。

伝説の“キング・オブ・ポップ”の誕生を描く作品、『Michael/マイケル』。「人類史上最も売れたアルバム『スリラー』を生み出し、ムーンウォークをはじめとした革新的なダンスで、今なお世界中のアーティストに影響を与え続けている奇跡の存在」。圧倒的な才能の裏にある‟創造の瞬間”を、ライブシーンやMV撮影シーンを通して体感できる。ただの伝記映画ではなく、「世界を変える音楽が生まれる瞬間」を追体験するエンターテインメントといえる作品に。
その成功の影にあった、ひとりの青年の葛藤、つまり華やかな成功の裏では、マイケルは常に揺れていて、父の支配と自身の夢の狭間で揺れながら、名曲を生み出していく若者マイケルの‟創造の瞬間”。そして、その才能ゆえの孤独に悩む一人の人間の姿に心打たれる。

幼い頃からジャクソン5として成功し、ソロとして世界の頂点へ。しかしその道のりは、期待・重圧・孤独・家族との距離感といった、誰もが抱える‟人間らしい痛み”に満ちている。これらは私たちにとっても他人事ではないはず。
キャリアを積むほど、責任は増え、期待は重くなる。「できる人」と思われるほど、弱さを見せづらくなる。マイケルの姿は、そんな私たちの心の奥にある感情をそっと代弁してくれているよう。
それでも、前へ進むための‟自分だけのビジョン”をかなえたい…という彼の強い思いが、父の影響、世界の期待、孤独と葛藤しながらも、自分のなかに溢れる想いを信じ、形作るための原動力になっていたことがよくわかる。
誰かの期待に応えるだけではなく、‟自分がどう生きたいか”‟何を創りたいか”、その問いに向き合い続けたからこそ、世界を変える作品が生まれたのだ。
そんな思いは、私たちにも共通で共感を覚える。仕事で評価されたい、家族や周囲の期待に応えたい。と同時に、自分の人生も大切にしたいそんな揺れのなかで、「自分のビジョンを信じていい」と背中を押してくれる映画だ。
この映画の魅力は、マイケルの偉大さを称えるだけでなく、観る人自身の人生を前向きに照らしてくれること。観終わったあと、「私ももう一歩進んでみよう」「自分のビジョンを信じてみよう」そんな気持ちが自然と湧いてくる。
働く30代の女性にとって、マイケルの姿勢は“自分の人生を再び動かすスイッチ”になるはず。観終わったあと、自分の人生に“もう一歩”踏み出したくなる。
またライブシーン、MV撮影シーンでは、誰もが知る27もの名曲が物語とともにスクリーンで蘇り、音楽そして振付が形になっていく‟創造の瞬間”を観ている人が体感できる演出。そのすべてが、観客の心を震わせる。
そしてそんなマイケルを演じている主演は、マイケルの血を継ぐジャファー・ジャクソン。‟似ている”ではなく、‟血が流れている”このキャスティングが、作品に圧倒的な説得力を与えている。
責任と期待の狭間で揺れている、自分のビジョンを信じたい、もう一歩踏み出す勇気がほしい――マイケルの姿勢は、「自分の人生を動かすスイッチ」になるはず。

『Michael/マイケル』6月12日(金)より全国公開中
監督/アントワーン・フークア(『イコライザー』シリーズ、『トレーニング デイ』)
脚本/ジョン・ローガン(『アビエイター』『グラディエーター』)
製作/グレアム・キング(『ボヘミアン・ラプソディ』)、ジョン・ブランカ、ジョン・マクレイン
出演/ジャファー・ジャクソン、ジュリアーノ・ヴァルディ、コールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、ケンドリック・サンプソン、マイルズ・テラー、ローラ・ハリアーほか
配給/キノフィルムズ 提供:木下グループ
https://www.michael-movie.jp




