GINGERエディターの「今、これが気になる」アイテム。今回はDR. VRANJES FIRENZE(ドットール・ヴラニエス フィレンツェ)のデュフューザーをご紹介。
スターアニスやカルダモン、クローブなどで空間をシャープに

梅雨もそろそろ明けて、空気がより暑苦しく感じられるこれからの季節は、部屋の香りにも涼やかさやシャープさを纏うノートが必要。ひんやりとしたミントで王道の爽やかさを狙うのはもちろん、もう少しひねりを加えたいなら、スパイスの爽快感は真夏のリセットタイムにふさわしいはず。
‟メイド・イン・フィレンツェ”の哲学のもと、イタリアの豊かなライフスタイルや文化、美意識を反映しながら、唯一無二の香りを1983年から作り続けているドットール・ヴラニエス フィレンツェ。30種を越えるフレグランスのラインナップは、どれもが香りの芸術を追求していて、素材のほとんどは自然由来で天然の精油を中心に設計。そんななかから7月のフレグランスとしておすすめしたいのが「SPEZIE RARE(スペッツィエ ラーレ)」。この香りのインスピレーションは、シルク商人だった創設者の祖父の書斎で幼い頃に触れた嗅覚の記憶や菜園で過ごした記憶に基づいているそう。
スターアニスやカルダモン、ナツメグの花(メイス)、クローブそしてエキゾチックな香りを放つサンダルウッドなど、スパイスの深みが際立つスパイシーノートがベース。そこにベチバーやワイルドミントといった青々しい草木のグリーンノートがプラス。スパイシーノートでありながら瑞々しさが溢れるこのフレグランスは、夏の重くてちょっとまとわりつくような空気感をピリリとスッキリ、シャープにスイッチ。
香りはその空間の雰囲気を一新させるスパイス。部屋の一角に澄んだ風をそっと置いてみませんか?
DR. VRANJES FIRENZE
drvranjes.jp/jp