昨年に初めて開催され、2万人をこえる来場者を記録した国際アートフェア「Tokyo Gendai(東京現代)」。その第2回目が2024年7月5日(金)から7日(日)まで横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)で開催されます。18の国から今注目の作品が集まる世界水準のアートフェアは今年も見逃せません。この貴重な機会にぜひ足を運んでみて。
現代アート初心者こそオススメ!
国内外から名だたるギャラリーが一堂に集まる国際アートフェア「Tokyo Gendai」では、著名なアーティストから新進気鋭のアーティストまでの重要な作品を実際に見て、購入することができます。
アートフェアといえば、コレクターのためのイベントのように思われますが、購入を予定していない一般の方も参加することができますし、実は、現代アート初心者にもオススメのイベントなのです。というのも、たくさんのギャラリーの作品をまとめて鑑賞ができるので、現代アートのトレンドをチェックできるし、さまざまな作品を見ているなかで自分のお気に入りもきっと見つけられるはず!
また、展示以外にも現代アートをより知ることができるようにと、特別プログラムやワークショップも開催されるので、「現代アートはよくわからない」という人こそ、現代アートを知り、楽しめる絶好の場となっています。
チェックしたいギャラリーは?
日本にもギャラリーを所有していて、Tokyo Gendaiをきっかけに今後も訪れることができるギャラリーのなかからチェックしたいところをいくつかピックアップ。
小山登美夫ギャラリー
六本木と天王洲にアートスペースを持ち、奈良美智、村上隆をはじめとする日本アーティストを国内外に発信。現在は蜷川実花や杉戸洋なども紹介しています。Tokyo Gendaiでは、菅木志雄のインスタレーションなどを展示します。
アートフロントギャラリー
代官山にあるギャラリー。代表は、アートによる地域づくりの実践として、越後妻有の大地のトリエンナーレをはじめ、数々の芸術祭のディレクターをつとめる北川フラム。Tokyo Gendaiでは、金氏徹平の作品を展示します。
ペロタン
六本木のアートギャラリーが集うピラミデビル1階にあり、東京、パリ、香港、ニューヨーク、ソウル、上海、ロサンゼルスに拠点を持つギャラリー。村上隆を海外で初めて紹介したことでも知られています。Tokyo Gendaiでは、メインの展示スペースにスウェーデンのアーティスト、イェンス・フェンゲの作品を展示します。
NANZUKA
神宮前にメインギャラリーを持ち、これから国立新美術館で展覧会も控えている田名網敬一や、ファッションブランドとのコラボレーションでも注目されている空山基らの作品を紹介しています。NANZUKAは、LDHグループの飲食カンパニーであるLDH Kitchenとコラボレーションして、ギャラリー併設鮨レストラン「3110NZ by LDH Kitchen」の展開も。Tokyo Gendaiでは、佃弘樹の作品を展示します。
ANOMALY
天王洲のTerada Art Complex内にギャラリーを持ち、社会問題に対するメッセージ性の強い作品を多く手がけるChim↑Pom from Smappa!Groupの作品などを紹介しています。Tokyo Gendaiでは、淺井裕介の作品を展示します。
多彩な関連プログラムや国際交流の機会も
ギャラリーからの作品展示だけでなく、大型インスタレーションやトークプログラムに、キッズワークショップ、社会問題をテーマにした特別展示、国内を代表する財団による特別展も体験できます。
ギャラリー、作家、コレクター、そして一般参加者を含むアートコミュニティの交流拠点としての役割も持つTokyo Gendai。その場でいろいろな人と話すだけでも楽しめますし、参加することで現代アートがグッと身近に感じられるようになること間違いなし◎。ぜひ気軽に訪れてみて。
【第2回 Tokyo Gendai 開催概要】
開催日時/2024年7月5日(金)〜7日(日)
開催場所/横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)ホールC/D アクセス
チケット(ArtStickerにて販売中)
●前売券(7月4日まで) 大人 3,500円、学生・障害のある方 2,100円
●当日券 大人 4,500円、学生・障害のある方 2,700円
●ヴェルニサージュ早割券 6,000円
●ヴェルニサージュ前売券 7,000円
●ヴェルニサージュ当日券 8,000円
※小学生以下のお子様は無料
公式ウェブサイト:https://tokyogendai.com/ja/