私たちにとって身近なアイテムには、たくさんの人たちの日常の1ページに寄り添い、愛されてきた歴史があります。アニバーサリーイヤーを迎えた、おなじみのあれこれをご紹介。
〈20周年〉夢中になって遊んだ人気リズムゲーム――太鼓の達人

(c)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
ゲームセンターや家庭用ゲーム、スマートフォンアプリなどで人気を博す太鼓の達人が稼働を始めて20年。アニバーサリーイヤーの今年は、公式YouTubeチャンネルの開設やTikTokとのコラボレーション企画など、時代に合わせた楽しみ方を届けているのが愛され続けるゆえん。
〈40周年〉奇抜なフレーバーなど常に楽しい話題を提供――ガリガリ君

40周年記念フレーバーは人気投票でうめ味に決定。※現在は販売終了
“子供が遊びながら片手で食べられるかき氷ができないか?”という想いから、ガリガリ君が誕生したのは1981年のこと。その後「ガリガリ君リッチ衝撃三部作」としてコーンポタージュ、シチュー、ナポリタンという攻めたフレーバーを販売するなど話題に事欠かないガリガリ君。これからも子供から大人にまで愛される唯一無二の存在でいてほしい!
〈50周年〉あっと驚く記念商品が次々と爆誕――カップヌードル
容器の改良や味のバリエーションを増やしたりと、常に進化を続けるカップヌードル。50年の節目を迎えた2021年は、“間違いない味×間違いない味=絶対間違いない味”と銘打って、人気の味を融合した「スーパー合体シリーズ」を発売。

“おいしいかどうかはあなた次第!”という無責任なキャッチコピーのついたカップヌードル ソーダは、想像の斜め上をいく味だそう。

カップヌードル発売50周年記念の限定ノベルティとして、全8種の「うまい棒 カップヌードル味」を開発。※現在は配布・販売終了
そのほか、常人では思いつかない記念商品を続々と開発。食べてみたくなる、そして思わずシェアしたくなる、SNSと相性の良い企画を次々と打ち出したのはお見事!
〈60周年〉世界中が注目するカワイイ文化のルーツ――サンリオ
独自の世界観のオリジナルキャラクターを数多く生み出し、のちに世界中にファンを広げ、日本のカワイイ文化をけん引する存在となったサンリオ。GINGER世代も一つは“推しキャラ”があるのでは? 現在東京シティビューで2022年1月10日まで開催中の『サンリオ展 ニッポンのカワイイ文化60年史』では、サンリオの歴史とその裏にある想いを伝えていく800点以上の貴重な原画やキャラクター商品を間近で見ることができる。

展覧会会場に隣接するカフェ&レストラン「THE SUN & THE MOON」では、人気キャラクターをモチーフにしたコラボメニューや期間ごとに変わるアフタヌーンティーが登場。展覧会と一緒に楽しみたい! (c)2021 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. SP610376
〈70周年〉アニバーサリー同士がコラボレーション!――TBS×PEANUTS
TBSと、スヌーピーとゆかいな仲間たちが登場する漫画「ピーナッツ」。ともに誕生70周年を祝う特別なコラボレーションが実現。現在は限定コラボグッズ第3弾として、クッションやワッペンキーホルダーなどを販売中。また、赤坂の「THE MARKET powered by TBS」では、開局当時を彷彿とさせるレトロなTVモニターを覗き込むスヌーピーとチャーリー・ブラウンのアートも展示されている。
〈150周年〉強い地元愛で彩の国の魅力を発信――埼玉

(c)Maxim Ermolenko/Shutterstock.com
『翔んで埼玉II』製作決定のニュースも話題になった埼玉が誕生して150周年。埼玉県が彩の国と呼ばれることから、“Colorful!”をテーマに「埼玉150周年プロジェクト」を実施。地元企業とのコラボレーションや、埼玉出身の著名人からのメッセージなどを150周年特設WEBサイトで公開している。地域に根付く伝統やそこに暮らす人を大切にする姿勢がこの先の未来も鮮やかに彩っていくはず!