自分を知るきっかけに！オラクルカードリーディングのはじめ方

NY在住のエディターライター山田ヒロミさんが、気になるトピックスをレポート。前回の記事でご紹介した注目のサイキックデュオに聞く、オラクルカードリーディングのはじめ方をご紹介します。

カードリーディングを始める前に準備しておくことは？

Goddess Hangs™の2人。〈左〉セイディーさん（Instagram：＠iamsadieolson）、〈右〉ジュリエットさん（Instagram：＠juliet.piper）。

今の自分に最適なメッセージが受け取れるスピリチュアルアイテム、オラクルカード。サイキックデュオ「Goddess Hangs™（ゴッデス・ハングス）」に話を聞くうちに、どんどんとカードリーディングに興味が湧いてきました。そこで、自分で始めてみたい人へ、リーディングのコツを聞いてみました！

(c)Prism + Fleur Design Studio

まず、リーディングは、朝に瞑想しながら始めること。そこでは、自分のエネルギーと、リーディングによって取り込むエネルギーにきちんと境界線（Boundaries）を引いておくことが大事なのだとか。それはカードで出たメッセージに対し、自分がどこまで受け入れて、何をやめておくかの線引きをするということになります。

カードを引くときに、自分のことを想いながら「きちんとエネルギーを感じて、良い一日をはじめられますように」とお祈りを唱えることも大事だそうです。そうやって唱えることで、自分の考えていることや悩みに気づきがあったり、思いを確かめることができて、自分を見つめ直す時間にもなります。また、そのときに、ネガティブなエネルギーから守ってもらえるようにお祈りもしておくと良いようです。

(c)Dark Moon Crystals.

また、オラクルカードは使う人やその場のエネルギーを簡単に吸収しやすいそう。クリスタルや、パワーストーンを用いてしっかりと浄化することも意識しましょう。一日を過ごすなかで、いろいろなものを見聞きして、考え、情報に触れます。気がついたら、たくさんのエネルギーに触れ、影響を受け、吸収しているはず。不要なエネルギーが溜まってくると、カードリーディングにとって一番大事な「直感」が鈍ってしまいます。カードの上に置いたり、リーディングの前に浄化アイテムを握っておくと、保護や浄化に効くようです。

ちなみに「Goddess Hangs™」の2人は、ゴールデンヘマタイトとブラックトルマリンが好きでそれをいくつか机の上に置いたり、ブレスレットを身に着けてリーディングをしているそう。さらには、「セレナイトは、緊張、重さ、不安を感じている場合にエネルギーを取り除くのに最適なパワーストーンよ」と教えてくれました。究極の豊かさを運んでくる「金運の石」といわれているシトリンと、無条件の愛の栄養石であるローズクォーツ、愛と平和の結晶といわれているラリマーもお気に入りなのだとか。

カード選びのポイントとおすすめの作家は？

オラクルカード
それでは実際にどんなカードを使っていけばいいのでしょうか？「Goddess Hangs™」が実際に使っているおすすめのカードを教えてもらいました。
カードリーディング
まずは、セイディーさんが愛用するカードをご紹介します。

こちらは、オーストラリアのメルボルンベースのブランド「Dreamy Moons」の、COSMIC GUIDANCE ORACLE DECK。カードの作者であるアーティストのアニー・タラソバさん（＠annietarasova）さんの大自然に囲まれたスローライフな生き方や、心に響くメッセージ、幻想的なイラストにはファンが多いそう。日本への発送を受け付けてくれます。

Dreamy Moons　
https://dreamymoons.com.au

カードリーディング
そしてもうひとつ、金箔をあしらった上品なデザインが目を引くこのカードはクリスタルヒーラーであり、チャネラーでもあるリア・ショーマンさん（＠darkmoon_crystals）と、アーティストのペイジ・マックラウドさん（@prism.and.fleur）のコラボレーションによって作られたカードTerra Qi Goddess Oracle。女神をモチーフに、ヒーラーのリアさんがチャネリング（超自然的存在との交信）で得たメッセージが書かれています。お洒落な見た目だけなく、触り心地にもこだわったそう。カードに合わせたクリスタルのキットも売られています。こちらも日本への発送が可能です。

Peach & Leon Creative Co.
https://www.peachandleon.co

ジュリエットさんは、スピリチュアル業界では知らない人はいないという、オラクルカードリーディングの第一人者でありながら数年前に引退してしまった、ドリーン・バーチューによるカードを愛用中。なかでも「Healing with the Angels」と、「Goddess Guidance Oracle Cards」というカードデッキ（カード1セット）を使っています。「彼女のデッキについてくるカードのガイドブックも素晴らしくて、それを何度も読み返すだけでもとても勉強になりますよ」とのこと。日本でもすでに、Amazonや楽天などから購入可能なのでぜひ探してみてください。

たくさんの言葉に触れて､カードを読む力を養って

そして、カードリーディングの前にもうひとつ欠かせないのが読書。本を読み込むことは言葉に慣れることであり、オラクルカードのリーディングがしやすくなるのだとか。「Goddess Hangs™」の2人もたくさん本を読んで、インスパイアされたそう。

ジュリエットさんは人生を変えた本として、スティーブン・プレスフィールドの「Art of The War（やりとげる力）」と、ジェン・シンセロの「You Are A Badass（もっと「自分のため」に生きていい！）」の2冊をあげてくれました。また、セイディさんは、モチベーショナルスピーカーで作家のルィーズ・ヘイの本に学ぶことが多かったそう。「彼女の本にはとても癒されますよ！」と、おすすめしてくれました。

Instagramでもたくさんのインスピレーションを得ることができます。Kathrin Zenkina（@manifestationbabe）の存在や言葉は、2人の生活に大きなプラスの影響を受けたそう。特にセイディさんにとって、サイキックデュオとして活動していく上での信念や心構え、価値観、判断基準が養われたそう。

さらには、彼女たちのメンターでもあるMeghan l Medium（@mediummeghanhart）のInstagramも人生のガイド的存在なのだそう。