ファッションウェブマガジン「LIV,」の主宰であり、フリーエディターの乙部アンさんが語る、ものごとの本質を知り、満たされる毎日を過ごすためのヒントが分かる連載「オンナの生き方・磨き方」。vol.28となる今回は、もしかして相手にウザいと思われているかもしれない日常にありがちなアクションについて。…あなたは大丈夫? ぜひチェックしながらお読みください!
相手の話はただのきっかけ!?“会話泥棒”
他人の話をすべて聞き終わらないうちに自分の話を始めてしまう…いわゆる会話泥棒というやつです。このタイプはとくに悪気がないことが多く、誰かの発した言葉に連想する形で自分のエピソードを話し始めてしまうのですが、盗まれたほうはたまったものではありません。話し上手は聞き上手といいますから、まずは相手の話をしっかりと聞いて、会話のキャッチボールを意識して。
「ねえ、○月×日ってヒマ?」詳細を言わない“誘い下手”
ある日突然「×日ってヒマ?」とだけのラインが届いたら、返事に戸惑う人って実は多いのです。もしあなたが誘うほうの立場だったら、最初にどんなイベントで誰が来るかぐらいは伝えるのがマナー。用件を言わず様子を伺うだけのスタンプを1つだけ送るなんていうのも…ウザいなぁ、と思われているかもしれません。
別に困ってませんけど…“勝手にアドバイス型”
ただ話していただけなのに勝手に悩み相談枠に当てはめられて、頼んでもいないのにアドバイスされるときってありませんか? アドバイスと占いは、相手にお願いされてから初めてするもの。勝手にはじめてしまってはそれはただのマウンティングです。とくに自分が先輩や上司の立場になったときは注意です。
いつも意味深なのはなぜ?“かまってちゃん”
自分からははっきりと言わないけれど、なんだか意味深な発言が多いのがこのタイプ。「で、どうしたの?」「何かあった?」という言葉を待っているのではと思うぐらい、言いたいのか言いたくないのかが分からない。SNSでもよく見られる傾向です。若く未熟なときは許されても、いい大人ともなればちょっとウザいと思われても仕方がありません。周りはいつも暇なわけではありませんから、かまってちゃんもほどほどにしましょう。
しつこい謝罪は逆効果!“やりすぎ謝罪型”
なにか失敗をして周りに迷惑をかけたとき。心からの謝罪は必要ですが、それが何回も、しつこいほどになってしまうのはまさにウザいの典型。自分の不安をぬぐうために、迷惑をかけた相手からさらに「大丈夫だよ」「気にしないで」を搾取していることに気づきましょう。謝罪は量より質。回数ではありません。
いや、言い出したのあなただよね…“自己完結型”
誰かの悪口や不平不満を散々吐き出し、しばらく聞いてもらったあとに「でも仕方ないんだけどね」「まあ、そういうこともあるよね」と自己完結していませんか? 相手はゴミ箱扱いされたうえに、その話を散々聞いた時間を返して欲しいと思っているかもしれません。相談するならする、最後に勝手に回収しない! 話を聞いてくれた人の身にもなってみましょう。
ウザいと思われているかもしれないNGアクション、心当たりはありませんでしたか? タイプは数あれど、これらをよく分析してみると“相手の都合を考えないとき”に、ウザいと思われてしまう傾向があるようです。知らず知らずのうちにやりがちなこれらの行為。他人の立場になって少し考えるだけでも、防ぐことができそうです。
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