ビジネスシーンでの立ち回り術について、GINGER読者サポーター1万人にアンケートを取ったところ、多数寄せられたのが“イタイ先輩”の目撃情報。「私は大丈夫」と思っているそこのあなたも、油断は禁物です!
そこで前回に引き続き、読者のリアルな声をもとにイタイ先輩の生態を徹底解剖。今一度、自分の立ち回りスキルについて考えてみましょう。
人として最低限のマナーでは?
「在籍年数が長い先輩なのに、挨拶してもいつも無視をして通り過ぎていきます。人として幼稚に見えるんですけど・・・」(31歳/サービス業)
ほかに「忙しいと機嫌が悪い」(29歳/IT)という意見も。基本的に挨拶をするとか相手に失礼な態度を取らないというのは、上司・部下を超えて“人として”の最低限のマナーのはず。
こんなことでは後輩から尊敬されないどころか、ダイバーシティ時代の企業としてはもう生き残れない!
上司として一番嫌われるパターン
「怒りっぽい先輩、突然声を荒げる人はどうみても残念すぎますよね。考えを伝えるときには、何であれ冷静に明るく、と自分を戒めています」(33歳/販売)
感情にムラがある人は上司として一番嫌われる。部下からの相談や情報が耳に届きにくくなるなど、自分にもデメリットがあるはずなのに、本人はなかなか気付かないもの。
こんな先輩にならないよう、あなたも気をつけて!
無意識にやってしまっているかも・・・
「ほかの人が気分良く話しているときに『そうそう、私も・・・』と話し出し、相手の話の腰を折っているシーンを目撃。最後まで聞いてあげればいいのに・・・」(32歳/金融)
この失敗は意外とありがち! 親身になって聞いているつもりが度が過ぎて、共感したエピソードを話そうとしたりアドバイスをしたりしてしまうという痛恨のミスかも。
人の話を聞くときは相手が何を求めているかを常に念頭において聞くべし。
立ち回り下手な“イタイ先輩”は、どこのオフィスにも潜んでいるようです。
今回紹介してきたエピソードを反面教師に、人の振り見て我が振り直してみましょう!