マスクを外す機会が増えた今、「旬顔になるために必要なのはリップと眉のどちらをメインにするかのさじ加減」と語るヘア＆メイクアップアーティストのNADEAさん。この記事では、セルフメイクの基本となる、眉の描き方をレクチャー。
セルフメイクのレパートリーが広がる！NADEA流・基本の眉の描き方
「マスクを外すようになった今、顔のバランスを整えるにはリップと眉にこだわって、変化を楽しむのがおすすめです」(NADIAさん)
NADEAさんいわく「実はアイシャドウを変えても、顔の中でも存在感のある眉の印象が同じだと、変わり映えのないメイクになりがち。リップの色、質感、洋服や気分に合わせて、“柔らかふわふわ眉”と“きりっとハンサム眉”を使いこなせれば、一気にメイク上級者になれます」とのこと。
ちなみに今っぽく見せる眉メイクアイテムのポイントは、明るすぎない色を選ぶこと。ブームになったハイトーンカラーの眉マスカラは卒業して、血色感カラーや影色をチョイス。同系色で質感の異なるペンシル、リキッド、眉マスカラを揃えておくと、立体感メイクにも役立ちます。
TYPE01：柔らかふわふわ眉
眉は淡い色でまとめながら、質感で立体感を出すのがポイント。
使用アイテムはこちら
〈左から〉アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック 321 ￥4,400／ナーズ ジャパン アイブロウ ニュアンス カラー 03 ￥2,640／トーン アイエディション（スキニーブロウライナー）02 ￥1,320／エテュセ アイブロウ シェイピング ペンシル 02 ￥1,980／トーン
眉のメイクポイント
1. 内側は描き込みすぎなくてOK
2. リキッドは淡い色の同色系で
3. ペンシル×リキッドで立体感を出す
柔らかふわふわ眉の描き方
STEP1 ベース作り
眉を描く前にルースパウダーでベースを整える。持ちがアップ。
STEP2 眉頭と眉尻を描き足す
眉頭と眉尻を描き足す。対角線上に足すとバランスが取りやすい。
STEP3 眉マスカラ
眉マスカラを毛並みに逆らうように塗布してから、整える。
STEP4 隙間を埋める
中央をペンシルで埋める。ふんわりさせたいので完璧でなくてOK。
STEP5 眉尻を整える
眉尻の毛のない部分をリキッドで描き足して完成。
TYPE02：きりっとハンサム眉
ブラウンよりも肌の透明感がアップして見える、ダークブルーのパウダーが眉メイクのキーアイテム。
使用アイテムはこちら
〈左から〉アイブロウ デュオ EX3（限定色）￥2,530、デザイニング アイブロウリクイド LE2 ￥3,300／ともにカネボウインターナショナル Div.（10月6日発売） ラプソリュ ルージュドラママット 200（限定色）￥5,390／ランコム
眉のメイクポイント
1. パウダーは垂直に叩き込む
2. 全体的にワントーン暗い色を選ぶ
3. さらに暗い色で最後に輪郭を取る
きりっとハンサム眉の描き方
STEP1 暗めのパウダーをポンポン塗り
黒目幅にアイブロウ デュオの下のパウダーをピンポイントで垂直に叩きこむようにのせる。
STEP2 眉山・眉尻を描く
同じ色を筆に取って、眉山・眉尻をシャープに描く。
STEP3 眉頭を描き足す
筆に残ったパウダーで眉山を描き足すと、ちょうど良い濃さに。
STEP4 リキッドで引き締め！
眉頭、眉山、眉尻にワントーン暗いリキッドで毛を1本ずつ足す。
STEP5 追いパウダー
ダークトーンのアイブロウ デュオの上のパウダーで黒目の真上から眉尻の輪郭をしっかりと取る。
NADEA（ナディア）
2019年、資生堂SABFA卒業。「その人がいちばんきれいになれるポイントを見つけるメイク」をコンセプトに、ヘア＆メイクアップアーティストとして活躍中。
