マスクを外す機会が増えた今、旬顔になるために必要なのはリップと眉のどちらをメインにするかのさじ加減。ヘア&メイクアップアーティストのNADEAさんが、今季も注目のブラウンリップに合う眉色選びと、そのバランスを指南。今回は王道の赤リップが主役のメイクをご紹介。
王道赤リップはナチュラル眉で洗練顔に
眉は引き算で、赤リップをとことん主役に。リップと眉のバランスの割合は、LIP80:EYEBROW20を目安にして、眉の存在感を薄めにするのがポイント。ただし存在感のない薄眉だと顔に締まりが出ないので、影色を仕込んで毛流れを活かしたナチュラル眉で洗練度をアップして。
マットな赤リップはぼかして塗れば、ラフさが出て今っぽくカジュアルダウン。王道の赤リップが眉とのバランスもあいまって、ぐっとあか抜けて見えます。
リップと眉で印象を自在にコントロール
顔の中でも存在感の強いリップと眉がコントロールできれば、印象は自在に! メイクが固定しがちな人こそ、リップと眉を変えて。(NADEA)
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〈左から〉くすみ感のある影色のスモーキーブラウン。アイブロウデュオ ED3 ¥2,530、本物の毛のように眉に溶け込む影色カラー。デザイニングアイブロウリクイド LE1 ¥3,300/ともにカネボウインターナショナル Div.(10月6日発売) 鮮やかな発色で、軽いつけ心地。リップ パワーマット 410 ¥5,830/アルマーニ ビューティ
眉のメイクポイント
・ほんのり影色を仕込む
・眉頭はピンポイントで毛を足す
1. アイブロウデュオの下のパウダーをチップで黒目幅にすり込むようにのせる。
2. 眉頭は下から上へすっと抜くように、リキッドで2〜3本毛を描き足す。
3. アイブロウデュオの上のパウダーをブラシに取って、スタンプするように眉尻の隙間を埋める。
リップのメイクポイント
・輪郭をぼかしてラフに楽しむ
1. リップは直塗りで、唇の中央にぽんぽんと優しくのせる。
2. 輪郭を指でぼかして、カジュアルな印象に。
NADEA(ナディア)
2019年、資生堂SABFA卒業。「その人がいちばんきれいになれるポイントを見つけるメイク」をコンセプトに、ヘア&メイクアップアーティストとして活躍中。