“効率的にきれいになれる場所”として美容クリニックの進化は目覚ましく、私たちの興味は高まるばかり。だからこそ正しい知識を得たいもの。そこで、美容医療初心者のライターYが直撃取材! 今回は歯科治療について。
歯科治療を美容の領域へ。ナチュラルに美しくが叶う
今回は、歯科医師・口元美容スペシャリストで、歯のホワイトニングを日本で広めた第一人者、石井さとこ先生を訪問。世間的には歯医者さん=“虫歯を治すお医者さん”というイメージを持つ人が多いなかで、いち早くホワイトニングや歯列矯正を提案。口元の美しさを発信しています。
「歯の治療というと健康の領域であり、美容意識はなかなか起きません。ですが、歯並びや色となると一転、美容の領域に。歯のトーンが明るく白くなると、肌の色も明るく、若々しく見えます。また歯並びが良くなると凹凸がなくなって、肌や輪郭もきれいに。顎の位置も変わるので、鼻が高く見えたりすることもあるんです。これほどナチュラルな美容整形はほかにないと思っています」
石井先生自身、口元の美容を発信し始めたときに、矯正治療をして歯並びを整えたそう。人をきれいにするうえで、自分自身がきれいでいないと説得力がないからと、笑顔で教えてくれました。
口元を美しく整えると、いろんなことがポジティブに
ミス・ユニバース・ジャパンでオフィシャルサプライヤーを務めた経験を持つ石井先生は、女優やモデルをはじめ、人前に立つことを生業にする患者さんを担当することが多いそう。
「十数年前は、日本人の歯並びへの意識は低かったと思います。虫歯治療とくらべて、見た目の美しさはどうしても後手に回ってしまう印象がありました。しかし、ミス・ユニバース・ジャパンの仕事で、一番最初に整えるべきは口元であると教えてもらいました。それほど歯と笑顔が人に与えるインパクトは大きいのです。
“えくぼは恋の落とし穴”といわれるほど、人は口元をよく見ています。今では、人前に立つ仕事をするのであれば、ある程度歯がきれいでいないとという意識をひしひしと感じるようになりました。一般の人たちの関心も高まっているように思います。
きれいになりたいと行動したときは、いい意味でアドレナリンが出ているんです。思いが強ければ、それだけきれいになれます。歯をきれいにしたら、見せなきゃ損。どんどん表情が豊かになります。表情筋が使われるようになると小顔にも繋がりますよ。
さらに表情を動かすことはメンタルにもポジティブに作用して、周りの空気を温かく包み込みます。また治療を続けるうちに、歯の磨き方が上達するなど、歯の健康にも繋がります」と石井先生は話します。
脱マスクが進み始めた今、歯と口元の美しさから広がる、健康と美容の一体化はますます求められそうです。
ホワイトホワイトルミネ新宿店
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石井さとこ(いしいさとこ)
1961年生まれ、東京都出身。’87年日本歯科大学卒業後、都内歯科医院に勤務。’95年に夫婦で石井歯科クリニックを開院。2002年に東京・恵比寿にホワイトホワイトを設立し、ホワイトニングの第一人者として、歯の健康と美容を掛け合わせて発信。過去にミス・ユニバース・ジャパン オフィシャルサプライヤーとして歯をプロデュースした経験があり、多くの女優やモデルの美しい口元をサポートしている。