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2026.03.14

西野亮廣のビジネス書史上"最高傑作"から紐解く、時代を生き抜くヒント

西野亮廣さんの6冊目となる最新著書『北極星 僕たちはどう働くか』が発売に。読み進めるほどに、これからの働き方はもちろん心の奥に眠っていた願いや勇気に気づかされ、もう一歩進んでみよう!と思えるきっかけが詰まっていると話題に。今回は特別に書籍の内容はもちろん、これからの時代を生き抜くヒントについてお話を伺った。

‟損益計算書”みたいなものを頭に入れておくといい

―—6冊目の著書となる『北極星 僕たちはどう働くか』。今回このタイトルを選んだ理由、その経緯は?

変化の激しい時代のなかで、迷っている人の‟航海のヒント”になればいいなという思いがありました。それと…雰囲気ですね(笑)。2026年って、昨年と比べても空気が全然違うんですよ。今って、「〜する方法」みたいなタイトルの本を見ても、僕はあまり手に取る気にならない。もちろん、そういう本がダメってわけじゃないけど、今の気分としては、もっとファンタジー寄りのタイトルがしっくりくる。『北極星』って、パッと見たときにエネルギーがあるというか。表紙を見て「この本、強いな」って思ってもらえるかどうかって考えました。

――著書中で「給料は質ではなく価値提供で決まる」と綴られていますが、実際どうやって‟自分の価値”を見つければいいでしょうか?

まずは‟損益計算書”みたいなものを頭に入れておくといいと思うんです。会社のお金、売上がどれだけあって、どの項目でどれだけ削られて、最終的にどれくらい残るのか。これを、全員が知っておいた方がいい。シンプルに「会社にとって自分がどれくらい利益を生んだ」というのが、ひとつの価値じゃないですか。ですが、ほとんどの人が‟損益計算書”なんか一度も見たことがない。原価や販管費もかけてめっちゃ頑張って「売上はたくさん作ってるから安心!」と思っていても、実際には全然利益が残っていない…なんてことがよくあるんです。

多くの人が「自分の労働がどれくらい利益を生んでいるのか」を把握できていない。それを知るだけでも大きいと思っています。だから‟損益計算書”を一回頭に入れておくっていうこと。経理の書類だと思われがちだけど、実は「生き方」そのものが見えてくる。

「ここにお金をかけすぎてるな」とか、「ここを削ればもっと利益を残せるんだな」とか、そういうことが見えてくるんですよ。

――女性にとって、結婚・出産などライフイベントがまだまだキャリアに影響しやすいのですが、そういうことに振り回されない力をつけたい。そのためにはどのように自分の‟希少性”を設計すればいいと思いますか

そうですね。藤原和博さんの『100万人に一人になる方法』が一番わかりやすいと思いますね。あれは目安の話ですけど、1万時間やれば100人に1人になれる。でも、それだけじゃ希少性はまだ足りない。だから、Aという分野で100人に1人になったら、次はBという分野でも1万時間かけて100人に1人になる。そうすると、AとBの両方ができる人は1万人に1人になる。さらにCも加えたら、もっと希少性が高まる。

この「職業の掛け算」ってすごく重要で、特に今の時代は1つの分野のスペシャリストというだけだと代替が効きやすい。それならAIでいいやってなってしまう。でも「あれもこれもできる人」っていうのは、やっぱり強いんですよね。だから「いろんなことができるようになる」というのがまずひとつ。たとえば「絵も描けるし文章も書ける」とか。そういう人の方が、やっぱり強い。

それと、AIがこれだけ入ってくると、会社の事業の形そのものが変わってしまうんですよね。「前はこれで食べていけたけど、急に食べていけなくなって、もうしょうがないから事業を撤退して別のことを始める」…みたいなことが起きる。そうなると、スペシャリストって一気に使えなくなることもある。
一方で、幅広くできる人、なんとかする人っていうのは強い。そういう「なんとかする人」って、やっぱり大事にされるんですよ。

あと、明るさ! これは本当に大事。明るい人なら「また戻ってきてほしい」って思われる。だから、職場復帰を考えるなら、明るさは大きな武器になります。

――まだまだ‟投資”はハードルが高いと思っている人に向けて、背中を押すメッセージをお願いします

一番わかりやすいのは、この本の冒頭にも書いてあるんですけど、GINGER世代の人たちって、たぶんほとんどが「銀行に貯金」してますよね。その時点で、もう‟日本円に投資してる”ってことなんですよ。で、それって、今はもうすでに失敗してるんです。

だからまず、その失敗を繰り返さないように「自分はすでに投資してるんだ」っていう自覚を持つこと。日本円に投資してるけど、どうやら今のところうまくいってない。だったら、次は「稼いだお金を半分ドルで持ってみようかな」というのが‟ドルに投資”になる。そういう発想に切り替えていくのがいいと思うんです。

「私は投資してない」と思ってる人も、実はしてるんです。自分の資産を目減りさせない、ちゃんと動く、積極的に動かす、それが大事なんです。

北極星 僕たちはどう働くか』西野亮廣著 ¥1,980/幻冬舎

――アラサー女性のキャリア相談にのるとしたら、最初に聞く質問は?

あなたは元気いい人ですか? 明るい人ですか?っていうかな。明るかったら、シンプルに打席に立つ数も増えるし、しゃべる数も増えるし、現場に行くことも多くなる。結果、放っておいてもスキルが上がると思うんです。
アラサー女性、めちゃくちゃいい時期ですよ。自分への評価の軸が年齢だけになるのはもったいない! 年齢に縛られずに、自分の軸を持ってほしいですね。

―—どこへ向かえばいいのか迷子になりそうなほど、先が見えない今の時代。「僕がここで本に書かなかったら、日本は、重大な選択肢を失ったまま、この先、5年10年過ごすことになる」と自ら語る西野さんのビジネス書最新刊は、変化の激しい今という時代にこそ、しっかりと心に留めておきたい大切なことが書かれている。はるか昔から、航海や旅をする人が迷ったときに頼りにしていたのが「北極星」の輝き。まさにこの本は現代の私たちの「北極星」のような存在になるはず。読み進めるほど「私ももう一歩進んでみよう」と思えるきっかけにも。

自分の「損益計算書」を持ち、何に力を注ぎ、何を削るかを見極めることが大切だととう西野さん言葉。希少性はひとつだけの才能ではなく、掛け合わせで生まれるもの。明るさと柔軟さを武器に、年齢や環境に縛られず、自分の軸で進むこと。混沌とした今の時代にも北極星が必ずある、そう信じられる本書は、これからの時代を生き抜くヒントになる。

PHOTO=マタヒラタカマサ

TEXT=GINGER編集部

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