高橋文哉さんのバースデーファンミーティング「ふみやの秘密基地~今日から23歳~」が行われ、大盛況のなか幕を閉じた。GINGERは終了直後の文哉さん、八村倫太郎さんにインタビューを決行! 「この日(誕生日の3月12日)にやりたい!と自らお願いした」と話す文哉さんと「一番近くで祝わせてくれてありがとう」と語る八村さん、“ふみりん”コンビの想いをたっぷりお届け。
当日のスペシャルカットとともにお届け♡
ファンミーティングが終了した直後、2人は何やら楽しげに話をしながら取材班の前に現れ、スペシャルシューティングへ。合間に肩を組んだり、ふざけ合う様子から、その仲良しぶりが伝わってくる。約2時間弱にも及んだイベントを終えて、それぞれに率直な感想を尋ねると。
「すごく楽しかったです! これまでの誕生日は(ドラマなどの)撮影していたことが多かったので、いつもと違う誕生日を迎えられて『やってよかったな』と思います」(文哉さん)
「文哉は23歳になった実感がないって最初に言っていましたけど、絶対ありますよねぇ(笑)? 結構照れ屋なところがあるんですけど、サプライズされたときの顔が本当に嬉しそうだったので、それを間近で親友として見れて嬉しかったです」(八村さん)
2度目の開催となったファンミは、文哉さんの誕生日。自ら「この日に」と提案したそうだが、その理由はストレートでシンプルだ。
「誕生日当日にファンの皆さんに会いたいと思いましたし、ファンの皆さんもそう思ってくれたら嬉しいなと思ったからです。誕生日ということでより楽しみながら、皆さんが楽しんでくださっていた様子を直接見ることができて、この日にして本当によかったです。それだけでもう万々歳です」(文哉さん)
前回のファンミを取材させてもらったときに、文哉さんが次にやりたいこととして挙げていたことが2つあった。そして、そのいずれも今回のファンミで実現!
ひとつは「もう一度、倫太郎に来てもらう」こと。イベントを通して、文哉さんと八村さんのバディ感が増していることを感じた人もいるだろう。スムーズな進行かつ、魅せるところはしっかりと盛り上げポイントを作ったのは八村さんのお手柄。文哉さんに八村さんのMC力、そして、八村さんにMCを引き受けたときのことを振り返ってもらうと。
「以前は毎週ペースで会っていたのですが、最近はお互い忙しくて2、3ヵ月に一回ぐらいしか会えていなかったんです。でも、倫太郎がMCだと本当に安心感がありますね」(文哉さん)
「前回は、僕なら文哉の素を引き出せるって理由で、文哉が『直接伝えたくて』とオファーしてくれたんです。今回もお話をいただいたということは…きっと前回が良かったってことですよね。友人だからっていう垣根を超えて、お話をいただけたのは超嬉しいです! 文哉はキャリアだったり仕事についてすごく考えている人で、尊敬しているからこそ、僕は盛り上げられたらなって気持ちで参加していました」(八村さん)
もうひとつはアンコールで行った“あること”。実は一部、二部ともにアンコールが行われたのだが、その詳細は実際にファンミに参加した人しか知らない。オンライン配信のあった二部も本編まで、というほどベールに包まれたスペシャルコンテンツ。そこには文哉さんの深い想いがあった。
「今日この場でしか体験できないことをつくりたかったし、同じ空間にいるからこそ伝わる表現があるから。イベントに来たいと思ってくれている人が全員来れるような機会を作りたいと考えています。だから今日のファンミで皆さんの前でも言いましたが、いつか『武道館でやりたい』。そこに辿り着くまでにはまだまだ時間はかかると思うのですが、できる日が来るまで、楽しみにしていてください」(文哉さん)
ファン想いな高橋文哉が考えていること
イベント中、文哉さんが「ひとりでも多くの人にプレゼントしたい!」とゲームに真剣にチャレンジしていたのは、プロデュースしたグッズを届けるため。数あるグッズのなかでも、特にお気に入りは?と質問すると。
「今回は、パーカとTシャツにすごく力を入れました。いろんな生地を持ってきてもらって『これじゃないな、こっちがいいかも』とひとつずつ決めていったり、ロゴの位置を『もう少し下げてほしい』って微調整したり、自分の要望をしっかりお伝えして、すごく時間をかけて作りました。作る過程で、世の中に出すつもりのなかった写真をTシャツにプリントすることになったりして、完成したらすごく良いなと思ったので、今後も自分が撮った写真のグッズをレギュラー化していきたいな」(文哉さん)
さらに、こだわったというロゴについて、ならば今後はこのロゴを定番化する?と尋ねると、大きく首を横に振る文哉さん。
「毎回ロゴを作っていて、同じものにならないようにしています。ファンの方が毎回グッズを手にしてくれるとしたら、買い揃えたときに毎回違う、回を重ねるごとにレベルアップしていると感じてもらえるようなロゴを作り続けたい」(文哉さん)
ファンミ会場に集まったファンには、クイズゲームで使用するA4サイズのシートが配布される。そのシートにプリントされた文字は、文哉さんの直筆だ。そこにも、ファンを思う彼のこだわりがある。
「僕がファンの皆さんの側になって考えてみたとき、パソコンで打たれた文字と直筆、どっちがいいかっていったらもちろん直筆だなって思うんです。パソコンで打たれた文字だったらいつか捨てるかもしれないし、なくしても『まあいっか』って思うかもしれない。だから、僕が書くことによって、みんながその紙を思い出に取っておいてくれるかもしれないと思うんです。イベントの1つの記念品として大切にしてほしいなって想いがありますね」(文哉さん)
ファンと過ごした23歳初日。最高のスタートダッシュを切った文哉さんに23歳の目標を尋ねると。
「大人になりたいです。22歳と23歳って、世間的にいえば大学4年生と社会人1年目で、ステージがちょっと違うと思うんです。僕の友達も社会人になり始めて、みんなが就活で大変そうにしていたこととか、社会に出ていろんなことに苦戦しているのを知っているし、僕はそういうのがなかった分、初心に返った気持ちで頑張りたいです」(文哉さん)
八村倫太郎の“文哉愛”。23歳の高橋文哉へ
ここからは、文哉さんのいないところで八村さんにこっそりインタビュー。
イベント中はMCという立場もあって、八村さんは文哉さんに「おめでとう」以上のメッセージを伝える機会がなかったので、面と向かって言えないことを含めてお祝いメッセージをください!とお願いすると、ひとしきり照れてからこう続けた。
「まずはお誕生日おめでとう。文哉は僕より1つ下だけど、業界歴も長いし共演させてもらったときに主演としてみんなを引っ張ってくれていて。だからプライベートでは年上の僕が背中を見せたいなって思っていたけど、そんな隙がないくらい立派で(笑)。文哉って、WATWINGのライヴ、皆勤賞なんですよ? わざわざ予定を空けてくれたり、仕事終わりに駆けつけてくれたり、WATWINGのYoutubeがアップされると感想を送ってくれるんです。僕も文哉の活躍を見守っているので、アカデミー賞で新人賞を獲ったときももちろんすぐに連絡しました。
お互いがリスペクトし合える間柄で、年齢差は関係ないなって気付いたんです。僕は彼に出会ってから仕事の価値観が変わったし、彼が頑張ってると僕も頑張ろうと思える。そういう関係性を持てているのが本当に嬉しくて、これからもそういう関係であり続けたいですね。だから、これからもずっと一緒に歳を重ねていこう。…ってこんなキザなこと、絶対面と向かって言えない!(笑)」(八村さん)
八村さんのこの熱きメッセージは、この記事で文哉さんにしっかりと伝わることと思います。
ファンが喜ぶことを最優先に、そのうえで文哉さん自身も楽しむこと――相互の愛が詰まったファンミーティングは大いに盛り上がって終了。さて、次はどんな展開が待っているのか。23歳になった文哉さんは、また新たな一歩を踏み出している!