演技はもちろん、歌にダンス、さらに料理まで!? その多才ぶりを見事に発揮して、話題沸騰中の高橋文哉さん。この先の未来をどう動いていくのか――前回に引き続きインタビュー後編をお届け。
高橋文哉「将来の夢は、圧倒的な存在感のある俳優になること」
2023年、さらなる新境地を切り開いているのが、ロースクールを舞台にした群像ドラマ「女神の教室〜リーガル青春白書〜」。仲間のリーダー的存在だが、将来への焦りも感じていて…という複雑な役どころを演じている。
「コミュニケーション能力が高い一方、八方美人な部分もあって、自己肯定感を高めるために人を見下すこともある男です。でもそれって、誰もが覚えのあることではないかと。きれいごとばかりじゃない、リアルな心模様をどう表現するか。この役への取り組み方で今後の芝居も大きく変わる。そう感じている大事な役です」
ちなみに、仕事における将来の夢は、「圧倒的な存在感のある俳優になること」。
「セリフがなくても、ただそこにいるだけでオーラを放つ、そんな役者になりたい。昨年ニューウェーブアワードを頂いたのですが、作品という目に見えないものが、トロフィーとなって返ってきた。それがすごく励みになっています」
高橋文哉「自立している女性に惹かれる」
そんな最旬の高橋さんだからこそ聞いてみたいのが、どんな人に惹かれるのか、ということ。ズバリ、魅力的な女性とは?
「余裕のある人、ですね。芯があって、かつしなやかで、精神的に自立している人。自分も見合う男でいなければと刺激される、そんな女性に惹かれます。彼女に得意料理を振る舞うとしたら? うーん、フワトロのオムライスでしょうか。僕自身は卵しっかりめのオムライスが好きなのですが、フワトロが上手にできたらカッコいいだろうなと懸命に練習した自信作。残念ながらまだ披露したことがないので(笑)、いつか愛する人に食べてもらいたいですね」
情報誌による「2023年 来年の顔」に選ばれるなど、その飛ぶ鳥を落とす勢いは増す一方。
「期待されることってすごくありがたいこと。今はプレッシャーすらも気持ちがいい。2023年、時代を動かす男になるべく、貪欲に、でもどこか冷静に、駆け抜けるつもりでいます」
▼インタビュー前編もチェック!
高橋文哉(たかはしふみや)
2001年3月12日生まれ、埼玉県出身。2019年「仮面ライダーゼロワン」にて主演を務めたのち、ドラマ「着飾る恋には理由があって」「最愛」(共にTBS系)など、多くの話題作に出演。現在「女神の教室〜リーガル青春白書〜」(フジテレビ系)が放送中。