10代からゴルフを嗜んできた山田優が約4年のブランクを経て、ゴルフを本格的に再開。GINGERではリスタートを切った、優のゴルフライフに密着! 連載第5回は、アイアンショットでダフる原因と解決法についてを伊藤祐子プロに教えてもらった。
ダフリとトップ、解消レッスン!
練習では平気なのに、いざコースに出ると途端にダフリが増えたり、狙ったアプローチでダフってしまったり…という悩みをもつ人は多い。“ダフリ”とは、スイングをしたとき、ボールを直接打たず、手前の地面を打ってしまうミスのこと。ダフリの原因を究明して、スコアアップを狙いたい!
最初の数ホールは順調だけれど、後半にダフリやトップが増えがちという優。調子が落ちると、アイアンでダフリやトップのミスが頻発…。そんな弱点を克服すべく、今回はアコーディア・ガーデン 志津でレッスンスタート。
ミスを最小限にしてスコアを伸ばしたい!
優 コースの後半になると、ボールの手前を叩いたり、逆にクラブの刃の部分に当たってしまったりとミスを連発しがちです(泣)。チェックポイントと原因を教えていただきたいです。
伊藤プロ なるほど、体も疲れてくるし、終盤はいい当たりが減ってしまいますよね? コースでボールが当たらなくなったとき、まず確認してほしいのは体がしっかり回り切っているかということ。その上で、クラブを振り切れているかもチェックしてほしいところ。
優 自分ではしっかりスイングできているつもりだけど…動きが止まっているんですね…!
伊藤プロ ダフリが続くとミスしたくないという気持ちが出てしまい、それが体の動きを止める原因に。上体が沈み込めばダフリやすく、伸び上がればトップしやすくなります。他にも目線ひとつで、当たりにムラがでてしまうこともあります。
優 確かに、一緒に行く人に「ボールをよく見て!」と言われることが多いかも(笑)。
伊藤プロ スイングを軌道修正して、繰り返し体に覚えさせましょう!
ダフリの要因究明&解決方法をレッスン
ダフリの原因はーーバックスイングで右足のかかとに体重を乗せすぎてしまい、切り返し以降で左への体重移動が不十分だということが判明。右足のかかとではなく、右足の内側で体重を受け止める意識を!とアドバイスをいただく。
まず、スイング中の上体を上下させず、平行に振る動作をゴムバンドを使用して体に覚えさせること。そして、やや横振りのイメージで、腰を回転させることで両肩がスムーズに回り、結果的に上体の上下動を抑えられるように。また、目の前のボールに当てたい意識が強すぎると、ヘッドを入れてすくい上げようとする動きになり、手首が早く解ける「アーリーリリース」状態に。実際のボールより「2個先のボール」を打つ感覚で振ると◎。
ダフリの原因と解決方法をレクチャーしてもらったあと、スマホで動画撮影。上体の上下動が抑えられたことによって、ダフリを大幅に減らすことに成功。また一歩前進できた! ーー次回のレッスン報告もお楽しみに。
伊藤祐子プロ(いとうゆうこ)
2008年からK’s Island Golf Academyでレッスンを開始。フォロワー5万人超えのInstagram @yuko_ito630golfをはじめ、YouTubeチャンネル・YUKO Premium Salon on YouTubeなどでゴルフにまつわる情報の発信を精力的に行う。
アコーディア・ガーデン 志津
100打席、250ヤードのロングドライビングレンジに加え、池、樹木などが大胆にレイアウトされた美しく戦略性に富んだ林間ショートコースが付帯したゴルフ練習場。
千葉県佐倉市下志津1300
043-487-3336
9:00~22:30 不定休
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