夏木マリさんと土屋太鳳さん、私たちを惹きつけてやまないふたりの“表現者”が共演する舞台『印象派NÉO vol.4 The Miracle of Pinocchio「ピノキオの偉烈」』がスタート間近。そんなふたりそれぞれに、自身の“必要不可欠なアイテム”や“熱狂していること”について伺った。
夏木マリさんに4つのQ&A
Q1. 現場に必ず持っていくものは?
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マリさんが携帯している粗塩。
A. 粗塩
役者という仕事柄、いろいろな場所を訪れるので、お清め効果のある粗塩を常に持ち歩いています。気の巡りが悪いなと感じた場所に粗塩を撒いたり、入浴時には粗塩をばさっとお風呂に入れてリセットするようにしています。
Q2. ナシでは生きられないもの、教えてください!
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マリさんの大切なノート。
A. 舞台のメソッドノート
企画・構成から演出、出演まですべてを手がける舞台『印象派』をスタートするきっかけとなった、海外のワークショップでの経験やメソッドをメモしたノート。20年以上たった今も肌身離さず持ち歩いて、書き足しています。
Q3. 最近ハマっていることは?
A. 朝レモンでデトックス
朝起きるとまずは生のレモンを搾って、果汁を白湯で割ったものを一杯飲んでいます。レモンの爽やかさで心身をすっきりさせてから一日を始めるのがルーティン。レモンがないときは深夜にスーパーに駆け込むほど(笑)。
Q4. 年々好きになる、大切なものは?
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マリさんとノヴさん。
A. 夫・ノヴさん
もともと結婚というカタチに興味がなくて、ひとりでいるほうが気楽だと思っていました。ノヴさんに出会ったのが50代。59歳でノヴさんと結婚しましたが、そのときも、「こんなこと起こるのね」と(笑)。ソウルメイトみたいな人っているんだと、遅ればせながら知りました。
土屋太鳳さんに4つのQ&A
Q1. 現場に必ず持っていくものは?
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太鳳さんが携帯しているオイル。
A. グレープフルーツオイル
デビュー当初から仕事バッグの中に必ず入っているものといえば、グレープフルーツのオイル。撮影期間中や役に入り込んでいるときは、柑橘の爽やかな香りに癒やされて安心できる、一種のお守りのような存在です。
Q2. ナシでは生きられないもの、教えてください!
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太鳳さんのお気に入りストール。
A. ファリエロ・サルティのストール
ファリエロ・サルティのストールはとにかく軽く、暖かい、ふわふわとした肌触りがまさに名品! 撮影現場や旅にも必ず持参している、ナシでは生きられないもの。緊張感漂うシーンの前は一度包まれて、心を落ち着けることも。
Q3. 最近ハマっていることは?

太鳳さんの手作りおにぎり。
A. 能登産の岩海苔で作るおにぎり
朝ドラの撮影でお世話になった、能登半島北部輪島市の岩海苔とお塩を使って作るおにぎりで、毎朝パワーチャージをしています。慌ただしい朝の時間が少しでも楽しくなればと思って、お弁当風に盛り付けて食べるのがマイブームです。
Q4. 年々好きになる、大切なものは?
A. 母
つまらないことで母とはよくケンカをするのですが、私を一番わかってくれる存在であり、母との何気ない時間が年々愛おしくなっています。誰にとっても愛おしいと思える存在がいることって素敵だし、活力になります。
『印象派NÉO vol.4 The Miracle of Pinocchio「ピノキオの偉烈」』
演出/夏木マリ
演出助手/川本裕子
出演/土屋太鳳、マメ山田、 Mari Natsuki Terroir、夏木マリ
圧倒的空間と演出のダイナミズムが魅力のコンセプチュアルアートシアター『印象派NÉO』。童話の残酷性と現代社会を演出コンセプトに「ピノキオ」を題材にした新作を6月3日から日本各地で上演予定。
https://inshouha-neo.com/
夏木マリ(なつきまり)
1973年にデビュー。’93年からコンセプチュアルアートシアター『印象派』で、海外の有名演劇祭に参加。毎年秋に京都・清水寺での奉納パフォーマンス『PLAY×PRAY』を実施。途上国支援『One of Loveプロジェクト』の代表。
土屋太鳳(つちやたお)
1995年2月3日生まれ、東京都出身。2008年に『トウキョウソナタ』で映画デビュー。監督に挑戦した『アクターズ・ショート・フィルム3』が放送・配信中。現在公開中の『わたしの幸せな結婚』に澄美役で出演。公開待機作に『マッチング』がある。