恋愛作品からアクションものまで、どんな役もこなしてしまう女優・土屋太鳳さん。今、話題のNetflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」が190ヵ国に配信され、世界デビューを果たしました!
壮大なスケールで描き出されたこの大作について、土屋さんの想いをお届けします。
中毒性を持つ「今際の国のアリス」
命がけの“げぇむ”が繰り広げられる謎の世界で出会ったのは、日々退屈に過ごしていたアリスと、孤高のクライマー、ウサギ。元の世界に戻るために協力しながら“げぇむ”をクリアしていくふたりの前には、クセの強いキャラが次々と現れ、息を吞むストーリーが展開されていきます。
最新テクノロジーとスケールの大きさが圧倒的!
漫画原作を実写化させたら右に出るものなし!と言われている佐藤信介監督。その頭のなかで計算された緻密な画を、VFXと美術を組み合わせて映像に。佐藤監督のこだわりが表現された完成作は、見たことのないような驚きに満ちています。
長期間の撮影で生まれた絆と一体感
撮影は5ヵ月。役者の皆さんは地方に2ヵ月泊まり込みで挑んだそう。そのおかげで現場のモノ作りに対する熱量や一体感は高まったらしく、それはきっと画面でも確認できるはず。
「でも実際は今際の国さながら、ホテルから脱出したいという気持ちもあったかもしれません(笑)」と話すスタッフも。
土屋さんが語る見どころは?
「この作品では、父親を亡くして心を閉ざしてしまったウサギ役を演じています。アリス(山﨑賢人さん)と出会ってウサギはどう変わっていくのか、またそれぞれのキャラクターたちが、スリルや恐怖のなかギリギリの精神状態でどう乗り越えて成長していくのかが、見どころです。
賢人くんとは4度目で久しぶりの共演なのですが、その間たくさんの役を背負ってきたからこそ、撮影でボロボロになるほどお芝居が輝いていくのを見て、とても心強かったです。撮影のときに『生き残りを懸けた“げぇむ”って芸能界も同じだよね』なんて話していたのですが(笑)、芸能界に限らず誰もが普段から頑張って仕事をされています。だからそれぞれに共感していただけるシーンがあると思っています。人と助け合い、誰かのために人とつながることをテーマにもしているので、きっと世界中の方々に楽しんでいただけるはず。エンタメの力を実感するのが楽しみです」
Netflixにて全世界独占配信中!
Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」
出演/山﨑賢人、土屋太鳳、村上虹郎、森永悠希、町田啓太、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、栁俊太郎、渡辺佑太朗、水崎綾女、吉田美月喜、阿部力、金子ノブアキ、青柳翔、仲里依紗
監督/佐藤信介
原作/麻生羽呂『今際の国のアリス』(小学館『少年サンデーコミックス』)
早くもシーズン2の制作が決定した「今際の国のアリス」。“生きる”をテーマに全世界に強いメッセージを送る作品なだけに、期待は高まりますね!
シーズン1をまだチェックしていない人は、お正月休みにぜひNetflixで楽しんでください。
土屋太鳳(つちやたお)
1995年2月3日生まれ、東京都出身。待機作として映画『哀愁しんでれら』が2021年2月5日、『るろうに剣心-The Final 』が’21年4月23日公開予定。『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』が’21年、ヒロインを務める『大怪獣のあとしまつ』が’22年に公開予定。