歌手、そして俳優として活躍を続ける森崎ウィンさん。多忙な彼が、オフの日にハマっていることとは? 大切なオフの過ごし方を聞いた。
森崎ウィン、実は大のキャンプ好き
ある爽やかな朝、車を走らせていくうちに雨が降り出して…。そんなストーリーの曲で、森崎ウィンさんの2枚目のアルバムはスタートする。実はこの詞は、森崎さんの実体験に基づいているという。
「キャンプへ行くときに雨が降り出してしまったことがあって。僕はたいていひとりでキャンプに行くのですが、誰かと一緒に行ったらどうなるのかなとイメージして書いた詞なんです。このメロディは、聴いているとどこかへ出かけたくなる感じがする。そして僕にとってお出かけといえば、キャンプですから!」
大のソロキャンプ好きの森崎さん。仕事をするうえでも、キャンプでの時間はなくてはならない大切なもの。
「都会にはビルがたくさんあって、どこにいても見られている感じがしますよね。でも自然のなかにひとりでいれば、誰の目にも触れない。そういう時間がすごく大事なんです。歌手や俳優として、森崎ウィンとして表に出る際は、『僕だけを見てほしい』と思ってやっていますし、見られることがとてもうれしい。逆にだからこそ、オフの時間は誰にも見られないことでリセットしているんです」
そしてもうひとつ、キャンプが大好きなのには大きな理由が。
「キャンプグッズを集めたり、いじったりするのが大好き。今朝も注文していたランタンのセット、キャンプ用のウェア、水を濾過する装置が届きました。これがあれば、川の水を濾過して飲めるようになるのでキャンプに水を持って行かなくてよくなるし、災害時も役立ちます。本格的でしょう? 僕、本当に0か100かの人間で、ハマると、とことんハマるんですよ。仕事も趣味もガチの全力。ここまでは絶対やらないとダメ!と、極限まで自分を追い込んで刺激を楽しむんです。それに歌手活動は、俳優とは違ってもっとパーソナルな、自分自身を出していかないといけないもの。自然のなかでキャンプギアをいじりながら、自分自身と向き合うことで、生まれてくるものもあるんです」
セカンドアルバム『BAGGAGE』発売中!
森崎ウィン(もりさきうぃん)
1990年8月20日生まれ、ミャンマー出身。10歳で来日、2008年デビュー。俳優として評価される一方、歌手としても活動。現在はツアー『MORISAKI WIN JAPAN FLIGHT TOUR』の真っ最中。