技術進歩により人間と見違えるほど精巧な見た目を持つバーチャルヒューマンは、ますます私たちと密接な存在に。ファッションモデルやデザイナーとして活動したり、会話型AIを搭載するなど、個性豊かなバーチャルヒューマンたちをピックアップ!(後編はこちら)
No.1 Ria
Ria(リア)
Instagram @ria_ria_tokyo
2019年4月にデビュー以来、独特な世界観とミステリアスな雰囲気がアジア諸国にて支持されているバーチャルモデル。黒髪から緑髪にイメージチェンジをしたあとにimmaの弟Zinnとの交際を発表し、Instagramではカップルフォトを公開。ミスiD2022では、新しいヒロイン賞・ViVi賞を受賞。今後のモデル活動に期待。
No.2 Saya
Saya(サヤ)
Twitter @sayacg
フル3DCGで制作され、言葉や行動などを模倣することでコミュニケーションが取れる新しい存在を目指して2015年に誕生。現在はAISIN等の企業を中心に、EMOtive A.I.「Saya」の開発が進行中で、“街のさまざまな所にいてくれる子供や高齢者でも接しやすいAIインターフェイス”として高精細CGと対話AIによる最新の会話体験を提供。相手の好みや悩みを自然に聞き出せるため、無人店舗や学校などでの活躍が見込まれる。
No.3 MEME
MEME(メメ)
Instagram @meme.konichiwa
多様性を主張する現代社会に向けて、自由に描けるCGだからこそ生み出せる“不完全な美を携えた仮想の女の子”として誕生。お人形のようなきれいな見た目のバーチャルモデルではなく、コンプレックスなどを持ち合わせた意思のあるキャラクターが共感を呼んでいる。日々変化する彼女の意思や感情がSNSに投稿される内容や作品に影響を与え、時にはバーチャルとリアルの境界線がわからなくなる、生身の人間のような繊細な一面が垣間見られる。
No.4 plusticboy
plusticboy(プラスティックボーイ)
Instagram @plusticboy
愛称はZinn。immaの弟でモデルとして活躍中。plusticboyはRADIOHEADの「Fake Plastic Trees」という曲の歌詞"My fake plastic love But I can't help the feeling"が由来。2020年には、海外誌の「Uniform magazine」や中国の複数のメディアで表紙を飾り、同年10月には楽天ファッションウィーク東京のメインキービジュアルを担当した。
No.5 Liam Nikuro
Liam Nikuro(リアム・ニクロ)
Instagram @liam_nikuro
日本初の男性バーチャルインフルエンサーとして2019年4月に本格的に活動を開始。日本人の母と、アメリカ人の父を両親に持つ、米国・ロサンゼルス出身のマルチプロデューサーで、モデルや音楽活動を中心に活躍中。2020年8月にはNBAチーム、ワシントン・ウィザーズとパートナーシップを締結し、SNSキャンペーンで起用されるなど話題を集めた。
No.6 ADERA
ADERA(アデラ)
Instagram @ai_adera
ファッションブランド「Ameri VINTAGE」のポップアップストアで会話ができるAI搭載のバーチャルヒューマンとして国内で初めて起用され、新入りスタッフとしてInstagramやTwitterを更新し、等身大の存在として活躍。今後は会いに行けるバーチャルヒューマンとして、ファッション・飲食店・百貨店などのサービス業におけるフロントとして活動予定。人工知能によりディープラーニングが可能で多国語が話せる。