お気に入りだからといって保管しておくのではなく、もう着飽きたからといって簡単に手放すのではなく、ちょっとしたアイデアを持って手を加えると、そこから“たったひとつ”が生み出される。今月の「香里奈が考える今、できること」はビームス クチュールとのコラボでリメイクの魔法を体感!
ビームス クチュールとは?
2017年秋に誕生したアップサイクルブランド。ビームスの倉庫に眠っているデッドストック品を中心に、手作業によるリメイク手法を用いてアップサイクル。新たな価値を持った一点物の商品として支持を獲得。話題のブランドとのコラボレーションにも注目が集まる。
香里奈もリメイクに挑戦!
ビームス クチュール デザイナー・水上路美さんに教えていただき、香里奈もリメイクに挑戦。ビームスのデッドストックや、ビームス クチュールが古着屋から買い取ったアイテムを使って、どんなインスピレーションがわくかが鍵!
1. 大量のデッドストックの山から、アイデアをひねり出す。
2. ビームスのオリジナル生地をリボン型にしながら「これを何かにトッピングできないかな」。
3. 最初のベースアイテムはこのエコバッグ!
4. 水上さんのお手本を見ながら、ミシンの使い方を思い出していく。ミシンに触れるのは高校の家庭科の授業以来かも!?
5. 意外にもスムーズな扱いにスタッフから拍手!
6. エコバッグはリボンを通して巾着型に。簡単なアレンジだけれど、用途がぐっと広がる。
7・8. スウェットトップスの胸元にはエンブレム風にしたリボン、裾にはビームスロゴが入った生地でフリルをプラス。
あっという間に2点が完成!
「今まで経験がなかったから、リメイク作業は新鮮でした。あれこれアイデアを出すのも楽しかったし、全然違ったものに再生するのも面白い。でもミシンは難しかったな~(笑)!」(香里奈)
ビームス クチュール 水上路美「服とともにある思い出を大切に」
Q. ブランド立ち上げから5年。手応えは?
あっという間の5年でした。世の中のサステナブルやアップサイクルに対する注目度の高さも肌で感じています。
Q. 過去の代表的な作品は?
反響が大きかったのはジップロックとのコラボレーションシリーズです。トートバッグやウエストポーチ、傘、サンバイザーなどがたくさんのメディアに紹介され、さらには海外まで話題が伝わり逆輸入販売も実現しました。テーラー東洋のデッドストックをリメイクしたスカジャンや、今年の春夏に展開したオーシバルのボーダートップスも大人気。オーシバルのトップスは、8月に追加で別の2型を発売したほどです。
Q. 服を長く大切にするために、日頃から心掛けるべきことは?
作り手のことや、買ったときの店員さんとの会話、一緒に買い物をした友達のことなど、服とともにある思い出を大切にすると、その服もきっと大切にできると思います。
Q. リメイク初心者にアドバイスを!
大好きな人を思い浮かべて、プレゼントを作ってみてはいかがでしょう? どんなアレンジをしたら喜んでくれるかな…と考えるとアイデアが浮かんでくるかもしれません。私たちも常にそんな想いでデザインしています。
Q. ビームス クチュールの今後は?
女の子がときめくものを、この先もずっと作り続けていきたいと思っています。