6年前、ロサンゼルスへの移住をきっかけに、自分と向き合うことの大切さに気がついたローラさん。どんなときも純粋に、自分らしくまっすぐでいられるローラさんの強さに迫ります。
一歩踏み出すことで手に入れた。ローラの新しい生き方
ローラさんは過去のインタビューでたびたび「自分の人生は映画のように、自分で物語をつくり上げることができるもの」と語ってきた。
「『何でもしてもいいんだよ!』って心から思うの。でも人間は安心や安定から離れること、その一歩を踏み出すのに勇気がいる。私にもそういうところがあったの。ロスへ移住するときにTVも出なくなるし、仕事もしなくなるし…みんな私のことを忘れちゃうかもしれない、貯金だってなくなることもあるかもしれないって思ったけれど、それでも『もう、いいや!』って。人生は一度きりだし、何があるかわからないのがその素晴らしさだから『やりたい!』って思ったら、一歩踏み出していいんじゃないかなってすごく思う。そうしたら、有難いことに今でも一緒に仕事しましょうと言ってくださる方がいたり、こうやって自分で会社を立ち上げることができたり。何も後悔がないの」(ローラさん)
ポジティブなメッセージを伝え続ける、ローラの使命
現在、31歳。海外移住などの経験を積み重ね、今だから気が付いた大切なこととは?
「感謝の気持ちを忘れないこと。それは人にもそうだし、自分にも。『ああ、私はダメな人間だ』とか、絶対に言わないで。『頑張ったね』と、ちゃんと自分を褒めてあげることも大切。自分らしい人生を歩むために一番大切にしていることは、人と比べないこと。自分は自分。絶対に人と比べない。そして、人の成功も幸せも願うこと。嫌なことがあった場合でも、否定しないで受け入れるように意識しているの。誰かのせいにはしないで、全部自分で決めたことだと考えて受け入れる。人生って、全部自分が選択していると私は思うから。そういうことを大切にするようになったら、どんどんいいことが起きるようになってきたの!」(ローラさん)
ワクワクする気持ちで、日々を更新するローラさん。彼女の強く優しいハートは20代のときよりも、もっと大きなものになっている。
「なにより20代と違うのは、30代になると大人にもなったし知識も増え、自分を大切にするパワーも強くなった。自分を大切にする一つの方法として、1年前から瞑想も始めたの。内側がより整理されて、ハートがぐっと強くなった。今では、毎日が本当に特別だと感じていて、朝起きると『どんな1日にしよう! 楽しみワクワク』と、幸せをたくさん感じられるようになっているの。『楽しい! 次にこれやりたい!』って、自分のやりたいことは、毎日更新している。もちろん失敗もあるけれど気にしない。失敗も自分にとって絶対に何かの教えだし、必要な出来事だと思うと、どんな些細なことが起きても折れない強い心を持つことができるから。『ありがとう、失敗』という気持ちで、これからも私らしく前に進んでいきたいな」(ローラさん)
価値観の多様化が進む今、特に風の時代を生きやすくするためには、自分軸での取捨選択が大切に。“自分らしさ”を大切にし、唯一無二な存在となったローラさんの言葉を参考に、自分自身と向き合う時間を大事にしていきましょう。
ローラ
1990年3月30日生まれ、東京都出身。高校生でモデルとしてのキャリアをスタート。現在、拠点をロサンゼルスへ移して国際的に活動する。2020年にライフスタイルブランド「STUDIO R330」をローンチ。