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TIMELESSPERSON

2018.03.04

壇蜜より「全然」に頼らないで

日ごろから“言葉”についてあれこれと思いを巡らせている壇蜜さんの連載『今更言葉で、イマをサラッと』3回目。言葉選びと言葉遣いが、深く、楽しくなる。そして役に立つお話。どうぞお楽しみください!

壇蜜プロフィール写真

その3『全然』

「味は全然大丈夫ですよー」「うん。意外と全然いける」。少し前に料理を作る番組内で、とある文献を参考にちょっと突飛な海外の料理を作って出演者数名に試食してもらったことがある。その時に周囲から言われた感想だ。決して「美味い」ではなかったため微妙なのかとも思ったが、思ったよりマシな味だったのだろうと素直に受け止めた。私が作ったのは果物が入ったリゾットだったので、作り始めの時点でかなり不安をあおっていたようだ。きっと、彼らは見た目とは裏腹に味は思いの外イケていたということを言いたかったのだろう。

全然という言葉の後は「否定の表現」を入れるように・・・学生時代の頃はやんわりとだがそう指導されてきた。「夕べは全然眠れなかった」「この問題が全然分からない」「お化け屋敷など全然怖くない」・・・このような言い方のみが正解だと指導される機会も多かった。だから「全然OKだから気にしないで」「その方が全然いいじゃん」など使おうものなら先生や先輩から「違うでしょ。それは正しくないですよ」と指摘されたものだ。体育会系の部活に所属していたクラスメイトは、先輩の頼みごとににうっかり「分かりました。全然大丈夫です」と返答してしまい、「ちょっと、その言い方はダメでしょ。お友達じゃないんだから」と呆れられてしまったこともあったという。少し砕けた表現に聞こえるから、当時から目上の方々に使用するのは遠慮した方が無難だ、と考えられていた。

しかし、時代の移り変わりに合わせて言葉の使用方法も変わる。現在では全然に
「肯定の表現」をつけて言っても違和感がないと考える人も増えてきた。そもそも「全然大丈夫です」も最初から間違ってはいないという。少し前の世間がお堅い解釈に縛られており、正しいのはコレ!!と私たちに広められていっただけのようだ。これからは安心して全然の下に肯定も否定もつけて全然大丈夫だという説もある。ちなみに全然の意味は「まったく、まるで、少しも」など。この意味があるなら、否定がくっついた方がしっくり来るのが自然だ・・・と、昔から解釈されているのも理解できる。

全然の意味は広がりつつある。しかし、全然にたよらず、「思った以上に美味しい」「ずっとマシだ」「全くもって問題ない」などを用いれば豊かな言い方になるかもしれない。

TEXT=壇蜜

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