GENGERサポーター

GINGERの世界観に共感し、誌面やWEBの企画に積極的に参加、協力してくださるGINGERサポーターを募集します。 サポーターに登録することで、取材や撮影、レポーターなどを体験していただいたり、イベント・セミナーへの参加、 サポーター限定プレゼントへの応募など、数々の特典をお楽しみいただけます。

GINGERサポーターとは

GINGERサポーターに登録する

MAGAZINE

2•3月合併号 Now on sale
This is LOVE

最新号を見る

定期購読はこちら

  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
  • TikTok

MYSELFウェルネス

2022.09.16

不眠=寝付けないだけじゃない!睡眠の質をセルフチェックしよう

なんだか調子が悪い…それはもしかしたら、日々のストレスで体のバランスが崩れているせいかも。そこで役に立つのが、心と体を内側から整える「漢方」。セルフメディケーションとしての漢方の取り入れ方を「わたし漢方」の水沼未雅さんがナビゲート。

寝室

体調を崩しやすい梅雨や夏が過ぎ、秋がやってきました。まだまだ暑さが残るとはいえ、暗くなる時間が徐々に早くなっていく様子に季節の移り変わりを感じる方も多いのではないでしょうか?

そんな秋の夜長にぴったりなのが、「眠活」。暑さや湿気の影響で寝苦しかったり、寝汗のせいで快眠できなかったり、快適な睡眠環境が整いづらい毎日が続いていたという方に特におすすめです。

睡眠は健康な身体をつくるうえで必要不可欠。ただ眠れば良いというわけではなく、質の高い睡眠が毎日続くことが理想です。

今回は眠活をするにあたって、漢方医学の観点から睡眠を解説していきます。

もしかして「隠れ不眠」かも?あなたの睡眠レベルをチェックしてみよう!

あなたには次のような生活習慣や症状がありませんか?

□朝の目覚めがスッキリしない
□就寝・起床時間がバラバラ
□朝日を浴びていない
□昼寝が長い
□寝る直前までスマホを見てしまう
□イライラしたり不安になる
□入浴の習慣が無い
□いびきをかく
□寝汗をよくかく
□辛い身体の痛みや痒みがある

ひとつでも思い当たる項目がある方は要注意! 睡眠時間をきちんと確保していても、このような生活習慣や症状が出る方は「隠れ不眠」や「隠れ不眠予備軍」になっている可能性があります。
不眠のイメージ
隠れ不眠とは、自分では気づかない睡眠不足や睡眠の質が落ちてしまっている状態のことをいいます。不眠と聞くと単に眠れない状態をイメージするかもしれませんが、実はそれだけではありません。

・寝た気がしない
・寝つくまで時間がかかる
・夜中に何度も目が覚める
・早朝に起きてしまう

このような状態も一般的な不眠の症状とされています。

日本において不眠は国民病と言われることもあるくらい、実は多くの人が悩んでいます。睡眠の質が悪い状態が続くと、自律神経やホルモンバランスの乱れからはじまり、疲労の蓄積や免疫力の低下など、さまざまな二次不調を招く原因となってしまいます。

特にこの時期は夏の疲れ(夏バテ)を身体に残したまま秋に突入している方が多く、睡眠の乱れが見られやすいです。さらにここから寒い季節に突入すると、手足の冷えや乾燥など、寝付きにくい要因がさらに増えてしまいます。

その前に睡眠の質の向上に取り組んでいきましょう!

睡眠の質を高めるためには?

寝室

それでは、睡眠の質を高めるにはどうすればよいでしょうか。

漢方医学には「陰陽」という考え方があります。元は古代中国の自然哲学の思想で、万物は陰陽によってバランスが保たれ、循環していくという考えに基づいた漢方医学独特の考え方です。単に陽が良い、陰が悪いというわけではなく、それぞれに合った役割があって、その両方が存在するからこそ、身体のバランスが保たれています。

この考えにおいて、明るい昼は陽・暗い夜は陰に傾くとされています。これだけではわかりづらいので、これを私たちの普段の生活に置き換えてみましょう。昼に外で活動して、夜にはゆっくり休んで英気を養う。古来から繋がる自然にそった生活で、どちらもとても大切なのがわかります。

この考え方は私たちの行動だけではなく、心にも影響を与えます。夜にネガティブなことや不安な気持ちを抱えることはありませんか? 陰に傾く夜は気持ちも悪い方に考えやすかったり良くない情報に捉われやすいので、あまり考え事はしないように心掛けましょう。
窓辺
私たちの身体はどこかひとつが欠けてもうまく循環してくれません。一見関係なさそうと思える部分同士が繋がっていることもたくさんあります。日々の生活を支えている習慣は身体へ与える影響が大きく、ひとつの悪い習慣が身体の不調を作り出していることもあります。

これを機会に、悪い習慣はなるべく取り除いていけるようにしましょう!

次回の記事では、漢方の考えの基本となる体質ごとに「眠活」について解説していきます。ぜひお読みいただき、参考にしていただければ幸いです。

水沼未雅(みずぬまみか)
わたし漢方創業者・薬剤師。京都大学薬学部卒業後、東京大学大学院薬学系研究科で博士号(薬学)を取得。アストラゼネカで新薬の上市プロジェクトにかかわった後、マッキンゼー・アンド・カンパニーでヘルスケア関連プロジェクトを担当。漢方で自身の不調が改善した経験から、「もっと漢方の良さを広めたい!」という想いで2017年に『わたし漢方』創業。

わたし漢方
LINEで体の悩みを薬剤師に相談すると、自分にあった漢方薬を自宅に配送してくれるオンライン漢方相談サービス。カウンセリングはすべてLINE上で、最初の問診は24時間相談可能。漢方の専門家が直接お悩みに回答。初回の問診はすべて無料なので、気軽に相談できます。
https://www.watashikampo.com/
Instagram @watashikampo

わたし漢方の記事をもっと読む。

TEXT=わたし漢方

PICK UP

MEMBER

GINGERの世界観に共感し、誌面やWEBの企画に積極的に参加、協力してくださるGINGERサポーターを募集します。 サポーターに登録することで、取材や撮影、レポーターなどを体験していただいたり、イベント・セミナーへの参加、 サポーター限定プレゼントへの応募など、数々の特典をお楽しみいただけます。

GINGERサポーターとは

GINGERサポーターに登録する

GINGERの世界観に共感し、誌面やWEBの企画に積極的に参加、協力してくださるGINGERサポーターを募集します。 サポーターに登録することで、取材や撮影、レポーターなどを体験していただいたり、イベント・セミナーへの参加、 サポーター限定プレゼントへの応募など、数々の特典をお楽しみいただけます。

GINGERサポーターとは

GINGERサポーターに登録する