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MYSELFウェルネス

2022.01.28

あなたは何タイプ?「お正月太り」は、自分の体質を見極めて効率的に解消

どこか悪いわけではないのに、なんだか調子が悪い…。それは、もしかしたら日々の忙しさやストレスで、体のバランスが崩れているせいかもしれません。そんな忙しい現代女性におすすめしたいのが「漢方」。漢方薬や食材などを使って私たちの心と体を内側から整えることで、未病の段階で大きく力を発揮してくれます。セルフメディケーションとしての漢方の取り入れ方を、『わたし漢方』監修のもとご紹介します。

「お正月太り」から抜け出せない人必見!

わたし漢方

年末年始は、おせち料理や高カロリーなごちそうを食べる機会も増え、気づけば食べ過ぎたり飲みすぎたりしてしまいがち。また、コロナ禍の外出控えなどで思うようにカロリーが消費できないまま「気がつけば体重が増えてしまった…」「体が重い…」など、体の変化を感じている方も多いのではないでしょうか? かといって、やみくもに食べる量を減らすなどの非効率なダイエットではなく、自分の体質をきちんと理解し、体の特性にあったダイエットをするほうが、圧倒的に効率的です。

漢方の世界では、太りやすい体質そのものを根本から改善していくことを優先的に考えます。今回はそんな漢方の考え方をもとに、一人ひとりの体質に合った「お正月太り」解消のポイントをお伝えします。

なぜ、お正月は太りやすいの?

わたし漢方

外気温が下がると私たちの体は、自律神経の働きにより熱を生み出すことで体温を調整しようとします。同時に、必要なエネルギーを確保するために、他の季節に比べ、取り込んだ栄養を溜め込もうとする傾向にあります。つまり、暴飲暴食してしまうと、その分吸収されやすい季節と言えます。

これに加え、寒さやコロナ禍による外出控えなどの運動不足から、エネルギー余りの状態になることで太りやすくなります。また、一度太ってしまうと、摂取するエネルギー量も増えたと自律神経が錯覚することで食べ過ぎてしまうケースも見られます。

わたし漢方

また、皮膚は寒さを感じると血管を収縮させて体温を外に放出しないようにする自然な制御反応があります。血液の流れが悪くなると、基礎代謝が落ちることで太りやすくなります。血液には脂肪を分解・燃焼させてくれる酸素や酵素を運ぶ役割がありますが、これも血の巡りが悪くなることでうまく行き届かず、脂肪がキープされてしまうというバッドスパイラルを生み出してしまうのです。

あなたの「お正月太り」は何タイプ?

わたし漢方

漢方の考えでは、体質や症状をタイプ別に分けることで、タイプにあった打ち手を決めていきます。今回、実際のカウンセリング項目を軸に「お正月太り」のタイプ診断チャートを作成しました。自身のタイプを知ることで、自分にあった対処法を知ることができます。

自分にぴったりの解消法を選んで

「お正月太り」に共通して良いことは、温かい食べ物や飲みものをとったり、お風呂に浸かるなどをしてとにかく体を冷やさないことです。合わせて、タイプ別に解消法もさまざまですのでA~Dごとに見ていきましょう。自分のタイプに合った生活習慣を取り入れたり、漢方で症状の根っこにアプローチすることで、血の巡りが改善し体が冷えにくくなったり、太りにくい体づくりを普段から行っていくことができます。そろそろ辛い・苦しいだけのダイエットは卒業して、効率的に健康美を実現しましょう。

わたし漢方

A 【食欲が止まらない!生活乱れ気滞(きたい)タイプ】

日々の生活でストレスが溜まっている・寝ても疲れがとれないので生活が乱れていく…という方はこのタイプ。まずは、自律神経を整えることで食欲を抑え、ホルモンバランスを整えていく必要があります。目の前にあると食べてしまう傾向もあるので、余計なものを買わない意識も大切です。また、ストレスを食で発散するのではなく、新しい趣味など別のストレスケアを探してみるのも◎。

B【食べたものが蓄積し続ける!溜め込み瘀血(おけつ)タイプ】

便秘がち・油っぽいものをよく食べる方はこのタイプ。体にいろんなものを溜め込んでしまいがちなので、血を巡らせることで余分なものを排出する必要があります。一食でカロリーを取り過ぎる傾向があるので、腹八分目やよく噛んで満足感をあげるようにしましょう。和食中心を心掛けたり、お通じを整えるため食物繊維や発酵食品など腸内環境を整えることも意識したいですね。

C【食べてないのに太る!常にお疲れ気虚(ききょ)タイプ】

食べていないのに太る・胃腸が弱い・疲れやすいといった方はこのタイプ。エネルギー不足なせいで代謝が悪くなり太りやすい体質です。栄養を食から吸収できない→元気がでない→動くのがおっくう→筋力が足りない→太りやすくなるというバッドスパイラルに陥っている方が多く、まずは胃腸をしっかりと立て直すことから始めます。冷たいものや生もの、油っこいものは控えましょう。

D【むくみが体重にかわる!水分代謝が苦手な水滞(すいたい)タイプ】

水分代謝が悪いためとにかくむくむ方や⾜腰の冷えなどが起こりやすい方に多いタイプ。水はけを良くすることで体のむくみをすっきりさせることが必要です。健康のために1日水を2ℓ飲むといいという話を聞いたことがあるかと思いますが、水分代謝が悪い人は排泄する力が弱いので取りすぎは注意。入浴や運動などで発汗の習慣をつけるのも効果的。

いかがでしたでしょうか? この冬に蓄えてしまった脂肪は、冬のうちになるべく早く脱ぎ捨てたいところです。いずれの場合も、一人ひとり体のタイプや症状の出方が異なるため、これを機に短期的な「お正月太り」の解消よりも、根本的に「太りにくい体づくり」を目指して、まずは自分の体質を知るところからはじめてみてはいかがでしょうか?

わたし漢方

監修/水沼未雅氏(わたし漢方創業者・薬剤師)

水沼未雅(みずぬまみか)
京都大学薬学部卒業後、東京大学大学院薬学系研究科で博士号(薬学)を取得。アストラゼネカで新薬の上市プロジェクトにかかわった後、マッキンゼー・アンド・カンパニーでヘルスケア関連プロジェクトを担当。漢方で自身の不調が改善した経験から、「もっと漢方の良さを広めたい!」という想いで2017年に『わたし漢方』創業。

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LINEで体の悩みを薬剤師に相談すると、自分にあった漢方薬を自宅に配送してくれるオンライン漢方相談サービス。カウンセリングはすべてLINE上で、最初の問診は24時間相談可能。漢方の専門家が直接お悩みに回答。初回の問診はすべて無料なので、気軽に相談できます。
https://www.watashikampo.com/
Instagram @watashikampo

TEXT=わたし漢方

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