栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが、内側からキレイになれるビューティ食材を紹介。気軽に取り入れられるレシピもご参考に!
お薬のように親しまれてきた? 夏はいちじくのパワーを味方に
エデンの園でアダムとイブが身につけていた葉は、いちじくといわれています。今私たちが食しているいちじくは、何千年もの歴史があるもの。不老長寿の象徴とも考えられています。ほどよい甘みがあるので砂糖の代わりにいちじくを使用する地域もあるそうです。
食物繊維やミネラルの含有量は野菜やナッツに負けないくらい豊富。カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などミネラルがたっぷり入っています。またエピカテキンやクロロゲン酸などの抗酸化物質を含んでいますし、腸内環境を整えてくれる働きかけも頼もしい。いちじくは昔から、便通の改善をサポートする家庭のお薬として親しまれてきたそう。丸ごと食べられるイチジクですが、生産量の約90%がドライフルーツとして流通。夏から秋が旬、フレッシュないちじくを食べられるのは今!
1つめの写真は、いちじくのロースト。シナモンとショウガのすりおろしに黒糖を混ぜ合わせ、カットしたいちじくにコーティング。オーブンで4分ほどローストする。アイスやヨーグルトなどのスイーツやお肉の付け合わせにも。
甘酸っぱいいちじくがアクセント。好みの葉野菜に、カットしたいちじく、ナッツ、チーズをトッピング。オリーブオイルとバルサミコ酢で作ったシンプルなドレッシングが合う!
栄養価の高いおやつを食べたいときに。ドライいちじくに切り目を入れてクルミをインするだけで出来上がり。作り置きして、便秘が気になる日などにもお試しあれ。
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