栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが、内側からキレイになれるビューティ食材を紹介。気軽に取り入れられるレシピもご参考に!
昆布は抗ウイルスで注目を集める成分を含有!日々の不調も解決?
昆布には天然のうま味成分であるグルタミン酸が豊富に含まれています。しかし、加工食品には化学調味料で人工的なうま味成分が添加されている場合が多く、頭痛や疲労感、消化器系の不調の原因の1つではないかといわれています。なんとなく不調が続く人は、昆布の天然のうま味を意識して摂り入れてみて。また、昆布は、30代の女性が不足しがちなマグネシウム、鉄、カルシウムなどのミネラルも含んでいます。しかも昆布に含まれるカルテノイドの一種、フコキサンチンは抗酸化作用をもたらすと同時に、血糖値を低下させ、脂肪を代謝するタンパク質の発現を促す働きがあるそう。痩せにくくなってきたという方にうれしい効果がありそうです。それから今気になる成分が、昆布などに含まれるフコイダン。抗ウイルス作用をもたらすという新たな報告が!
写真の昆布だしのお芋スープは、炒めた玉ねぎ、みじん切りにしたサツマイモを沸騰した昆布だしのスープの中に。最後にエンドウ豆を追加。昆布だしがベースのサツマイモスープは食物繊維が豊富。
こちらはうま味のバランスが絶妙な昆布だしのキヌアリゾット。ネギとたっぷりのきのこをニンニクと一緒に炒めて、塩・コショウで味付けを。そこにキヌアを加えて、昆布だしを少しずつ加えながら煮る。昆布ときのこのうま味でスープも美味しいリゾットに。
昆布だしでつけた野菜のピクルス。昆布だし、コショウ、メープルシロップ、醤油を混ぜて軽く煮立て、酢を加えてつけ汁を作る。保存瓶にきゅうりなどお好みの野菜を入れてつけ汁を流し込むだけ。常備菜としておすすめ。
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