新年度、転職や異動で新たな環境へと足を踏み出した人も多いはず。仕事も人間関係も、今まで以上によくしていきたい!と、意気込んでいるところではないでしょうか。そこで今回は、この出会いの季節を迎えるにあたって、働く女性が読んでおくべきおすすめ本をご紹介します。
女は服装が9割
あなたの周りに、こんな人はいませんか?
とびぬけて美人でもないのに、どこか品がある。上司からも部下からも一目置かれ、次々と自己実現している人。
一方で、いつも一生懸命だし深く知ると魅力的な人柄なのに、何となく周りから後回しにされがちで苦労が多い人。
大手百貨店 三越への勤務を経て独立し、現在は国際イメージコンサルタントとして活躍している吉村ひかるさんの著書『女は服装が9割 なぜか大切にされる人のルール』では、そのわかれ道は「見た目」にある、と述べられています。
*「見た目」の印象で「中身」への評価が変わる
*服の色と表情を変えたら、人間関係が変わる
*販売員が思わず「うちの店に入って!」と思う人の5つの特徴
*年上の女性に好かれるには
*お店の人も服の素材であなたを見ている etc...
ざっと見出しを眺めただけでも、気になるテーマが続々と登場します。店頭で数多くのお客様を観察し、さらには10万人以上をコンサルティングで変身させてきた著者の吉村さん。仕事も恋愛も人間関係もうまくいく「なぜか大切にされる人」になるための服の選び方が、服のデザインからパーソナルカラー、クローゼットの育て方、服のお手入れ方法にいたるまで、さまざまな視点で解説されています。
「見た目」を作るものとは?
本書の面白いところは「見た目」という切り口から、服だけでなく、その人のふるまいやマナーにも言及されているところ。
*「素敵なふるまい」の始め方
*あなたの存在は「快」か「不快」か
*試着後の服の戻し方に品格が表れる etc...
ふるまいには自分の心が表れるもの。服装と同じように印象を左右し、周りの人からどう扱われるかにも、影響してくるのです。
「見た目」で変わるということは、自分の工夫しだいで変えられるということ。新年度を迎えて心機一転、今まで以上に自分の印象をよくしていきたい人はぜひ、本書を一読してみてください。
『女は服装が9割 なぜか大切にされる人のルール』
吉村ひかる著/毎日新聞出版