これまでに多くの人の心に刺さり、伝え続けられている言葉には、生き方、そしてファッションを楽しむためのコツが隠されています。例えば、99歳にして現在もファッションアイコンとして注目されているインテリアデザイナー、アイリス・アプフェルさんの「シンプルなんてたいくつよ」という言葉。常にプレイフルなファッションで、見る人にパワーを与える彼女らしさが詰まったひと言です。
そんな言葉からヒントをもらい、ひと昔前まではトゥーマッチとされていた柄×柄の冒険コンビをご紹介。取り入れ方を間違えなければ、ぐっとおしゃれのレベルをアップさせ、ファッションマインドを刺激する新鮮スタイルに変わるはず。
ピッチの異なるチェックを合わせる簡単テクニック
細かいピッチのチェックカーデなら、同じチェック柄同士のレイヤードも違和感なくすんなりハマります。さらに渋めのトーンで統一して柄のインパクトをセーブすれば、シックなまとまりに。
ワンカラーを意識して奇抜さを遊びゴコロにチェンジ
エッジが強い柄コンビは、ワンカラーでバランスを取るのが正解。小物のカラーもそろえることで、統一感もアップします。
ニット×スカートの無難さを払拭する柄の仕掛け
色を細かくMIXした柄ニットは、定番のシルエットながら印象の強さを持っています。ベロア素材がラグジュアリーな花柄スカートの雰囲気も相まって、コンサバ見えを回避できます。
おしゃれの選択肢を広げてくれる、柄×柄のコーディネート。自分のファッションをマンネリ気味だと感じたら、“シンプルなんてたいくつよ”という言葉を思い出して、ぜひトライを!