大学卒業後、新卒で銀行に就職し、事務職を5年弱経験した佐藤和香さん(仮名/28歳・独身)。昨年同じ金融業界に転職し、現在は企画の仕事を担当しているそう。貯金が趣味で、25歳にして1,000万円を達成!【連載「私の家計簿」】
佐藤さんの年収&月収、貯金額は…
年収は500万円、貯蓄は300万、株式が1500万ほど。10代のころからお金を貯めることが大好き。社会人になってからは月々の貯金に加え、ボーナスも貯金しています。
1ヵ月の収入&支出は?
月収(手取り) ¥300,000
前職は25万円ほどだったので、転職して額面アップ。実家住まいなので、今はこの額で十分です。
住居費 ¥0
実家に住んでいるため、住居費はかかりません。その分、今が貯め時と思って貯金に励み中。
光熱費・通信費 ¥7,000
実家住まいのため、光熱費はかからないけれど、スマホ代は通話定額プランなどを用いて7,000円。
食費・交際費 ¥40,000
実家に食費として2万円を入れ、残りは友人との食事代などに。職場へは手作り弁当を持参します。
ファッション・美容費 ¥60,000
スキンケアなどの美容は自己投資かつ日々のモチベアップに効果的なので、お金を惜しみません。
趣味・習い事 ¥28,000
スタイル維持&ストレス解消に運動はマスト。現在はジム通いと趣味でゴルフをしています。
雑費 ¥15,000
コンタクトなどの日用品の購入代をはじめ、歯科医院の診療費などの雑費は、毎月この程度です。
貯蓄・資産運用 ¥150,000
貯金に8万円、投資に7万円。貯金も投資も社会人1年目から継続中。
20代の今は将来に備え、貯金&投資に励み中
子供のころからお年玉は必ず貯金していたほど、貯金マニアな佐藤さん。しかも、新卒で就職したのが銀行ということもあり、投資やマネーの勉強がごく身近にあったとか。実家住まいというメリットも活かし、毎月8万円は貯金、ボーナスは基本そっくり貯金!
「数年前から現金はほぼ持たず、キャッシュレス生活ですが、主に使っているのはチャージ式のプリペイドカード。あえてクレカと紐付けせず、さらに連携させたLINEで使用額をこまめにチェックして、使いすぎを防いでいます」
ちなみに頑張って貯めたお金はどう使う予定かというと…。
「引き続き、貯金と投資の両方でお金を増やし、30歳までに、2000万円は目指したいです! 将来的にはそのお金で結婚式やマイホームの頭金に役立てられたらと思っています」
FPの評価「20代で1,500万円を貯めているのはご立派!」
毎月定額をNISAやiDeCoに積み立てていて、素晴らしいです。ふるさと納税は税金がお得になるので、ぜひチャレンジをしてみて。外貨預金も米ドルの場合、金融機関にもよりますが、5%程度の年利がつくこともあります。為替リスクはあるものの、少額からチャレンジしてみてもよいでしょう。自己投資や投資に効果的にお金を使えているので、この調子で資産形成に励んでくださいね。(ファイナンシャルプランナー/花輪陽子)