女優でもなく、歌姫でもなく、どこかの国の王女様でもなく、“フツウの女の子”が王子様に選ばれてプリンセスに——そんなお伽話のようなことが、現実世界にも起こり得るなんて。ケイト・ミドルトンという一般家庭に育った女性が、イギリス王室のケンブリッジ公ウィリアム王子と婚約!というニュースが世界中を駆け巡ったときには、誰もがその夢物語に心を躍らせました。
英国王子と結婚、ケンブリッジ公爵夫人となったキャサリン妃
結婚して妻となり、母となり、歳を重ねるごとにますます輝きを増していて、その人気は不動のものに。ファッションやヘアスタイルに注目が集まりがちなキャサリン妃ではありますが、彼女が人を惹きつけてやまない大きな理由、それは“スーパーナチュラルな笑顔”にあります。
笑顔の影響力1:俺といると、そんなに楽しい?
男性の自尊心をくすぐる最大の効果があるもの、それは彼のトークに対する女性の楽しそうな反応。しかも、女性からビッグスマイルを見せられたら、俺の話ってそんなに面白い?、俺といるとそんなに楽しい・・・?と、男性側の自信とボルテージは急上昇するそう。そしてそれは、イコール、彼女と一緒に過ごしたいという欲求に直結します。
この写真のキャサリン妃の笑顔と、ウィリアム王子の嬉しそうな表情をご覧ください。
ロイヤルメンバーとしてのオフィシャルなシーンながら、ふたりのプライベートがとても幸せなんだな、ということがダイレクトに伝わってくるハッピーオーラに包まれています。
笑顔の影響力2:楽しそうな人のそばにいたい!
幸せそうな人のもとには、自然と人が集う——。それは、この人と一緒にいると、自分も幸せになれそう!という万国共通の人間心理。老若男女がキャサリン妃に夢中になる秘密は、その明るいキャラクターを象徴する笑顔にあります。
しかも、キャサリン妃はめちゃくちゃ表情豊か。この“表情が豊か(で可愛い)”は、男性が「女性を好きになったきっかけリスト」(筆者調べ)ではかなり上位にランキングされる項目です。
大好きなテニスのゲーム観戦のときも、真剣に応援・・・なキャサリン妃。
ゲームの合間は、やはり笑顔全開!なキャサリン妃。
笑い過ぎて、顔を隠していたかと思えば・・・
笑い終わって、笑いジワができないように引っ張り上げたりも!? この自然体も可愛いですね。ずっと見ていたいくらい、魅力的なキャサリン妃。
笑顔の影響力3:大きく笑うほど、モテ指数はアップ
日本人女性は、奥ゆかしさゆえか、照れなのか、笑うときに手で口を隠す人が多い。でも、海外の人から見ると、本当に楽しいのか? 無理して笑っている?・・・など、気持ちがわかりづらいそう。
ビッグスマイルは、正直、顔のバランスは崩れますし、口を大きく開けたり、歯を露出することに抵抗感があるかもしれません。でも、無邪気な、作りのない、思いきりの笑顔ほど、ものすごい吸引力を発揮するのです。ある意味、女性の魅力を5割増しにするパワーあり。無表情ほど、人を遠ざけるものはありません。
キャサリン妃だけではありません。天下のモテ男、ジョージ・クルーニーのハートを射止めたアマル・アラムディン。超がつく美人ですが、いつものクールフェイスより、こんな計算ナシのビッグスマイルのほうが好感度大。“無理めの女”感は消えて、“声をかけやすい”親近感が伝わってきます。
笑顔の影響力4:リラックスしてます、が伝わる
多くの美女たちと浮名を流したセレブ、ジョン・ジョンことジョン・F・ケネディ・ジュニア。彼が人生のパートナーに選んだのは、カルバン・クラインのショップスタッフから広報に抜擢されたクールビューティー、キャロリン・ベセットでした。
ジョン・ジョンとの交際で、いきなり華やかな表舞台に引っ張り出されたキャロリンは、パパラッチのフラッシュの前だと、緊張のせいか、いつも無表情。そんな彼女のリラックスした笑顔をめずらしく捉えたショットがこれ。
きっと、彼の前では、いつもこんな柔らかなビッグスマイルを見せていたのでしょう。自分だけに向けられる笑顔、というのも、男ゴコロに刺さったに違いありません。
「笑顔」は練習が必要です
自分の笑顔をテレビで観て、なんて中途半端なんだろう・・・とショックを受けた某人気女子アナウンサーは、その日から鏡の前で笑顔の研究したそう。今では、笑顔は彼女のトレードマークに。もしあなたが、自分の笑顔に自信がなかったら、今日から自主トレを始めましょう。鏡の前だけでなく、写真をたくさん撮ってみるのもいいですね。
笑うことで、ほうれい線が目立っても、目が半分になっても(むしろ口だけ笑っていると気持ち悪いですね)、左右非対称になっても、ぜんぜんいいんです! ナチュラルにハッピーを表現できる笑顔であることが、いちばん重要!
実は、笑い慣れていないと、顔の筋肉が思うように動かず、“笑い心地”が悪いのです。笑顔は、笑顔慣れするほどに、笑顔上手になれます。トレンドも、年齢にも左右されず、笑顔は一生使えるスキルになるのです。
どんなにおしゃれしても、どんなにヘアメイクを盛っても、笑顔という最強のアクセサリーで仕上げなければ、キャサリン妃のような好印象は得られません。作り笑いではなく、相手も自分も心地いい、自分らしい笑顔をモノにして、これからの人生の武器にしてください。
▼キャサリン妃のファッションにも注目!