私たちをいつでも温かく迎えてくれる“サウナ”。ストレスフルな毎日を乗り切るため「ととのい」体験を味わってみない? 今回は、日本サウナ学会代表理事の加藤容崇先生に、サウナにまつわる素朴な疑問をぶつけてみた!
Q. サウナ利用を控えるべき人はどんな人?
A. 事故やトラブル回避のためにしっかり守って
血圧が高い人、風邪をひいている人、2時間以内に食事をした人。ほかには妊娠中の女性、5歳以下の子供も避けて。脱水状態が進行するので、酔っている人、二日酔いの人もNG。
Q. サウナ中、暇です。何かできることは?
A. ツボ押しがおすすめ
普段気になっているプチ不調に効果的なツボを押してみては? サウナ中は血流が通常時の約10倍なので、相乗効果が期待できます。それゆえ、強く押しすぎないように。
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凄腕の鍼灸師たち×加藤先生が開発。無料で、お悩み別のツボがわかる。本来は灸シールを貼るけれど、指で押すだけでもOK。
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Q. サウナに持っていく必須アイテムは?
A. サウナハットはぜひ持参して
高温なサウナでは、髪の水分が抜けてパサパサになりがち。サウナハットを被り、毛根から毛先までプロテクトしましょう。また、頭部を守ることで、のぼせ防止にも。
Q. サウナ後にすべきスキンケアは?
A. ワセリンなどの油分が最も重要!
サウナを出た瞬間から乾燥が始まっているので、化粧水を軽くつけたあと、ワセリンやオイルでしっかりシールドを。さらに帰宅後にもう一度スキンケアをするのも忘れずに。
Q. コロナ禍で混雑具合が気になります…
A. 混雑具合がわかるアプリを利用して
コロナ禍の今、サウナの混み具合は気になるところ。でも、加藤先生が開発したアプリを使えば、そんな悩みは解消できる。サウナ好きなら、今すぐダウンロード!
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GPS情報から近くのサウナ施設を検索でき、さらにリアルタイムで空き具合もチェックできる。基本機能が無料なのも◎。App Storeにて「サの国」と検索!
加藤容崇(かとうやすたか)
日本サウナ学会代表理事、医師・医学博士。北海道大学医学部医学科卒業後、同大学院で医学博士号取得。ハーバード大学医学部附属病院癌センターでの膵臓癌研究や慶應義塾大学医学部腫瘍センターでの勤務などを経て、今にいたる。著書のほか、監修本やメディア出演も多数。
Twitter @taka_katoo
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