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LIVING趣味

2021.12.22

インテリア好き必見!センスが磨かれる展覧会【水曜夜はアートの話を】

美術を面白おかしく、わかりやすく解説する“アートテラー”として活躍するとに~さんによる連載。読者の皆さまからの質問も随時受け付けています! 今回はインテリアのヒントになる展覧会をガイド。

布の森2

『柚木沙弥郎 life・LIFE』より

こんばんは。アートテラーのとに~です。
今年も残すところあと半月を切りました。毎年同じようなことを言っている自覚はありますが、1年が経つのはあっという間ですね。きっと来年の年末もあっという間にやってきて、同じようなことを言うのでしょう。来年こそは、長く感じる充実した1年にしたいものです。

さて、本格的な冬到来。昨年に比べたら忘年会や新年会の予定はあるでしょうが、おうち時間がより増えるシーズンとなってきました。そんな時だからこそ、インテリアが気になるところ。というわけで、今夜はインテリアのヒントになる展覧会を紹介いたします。

世界も注目する日本の「MINGEI」

柳宗悦

ホームスパンを着る柳宗悦 日本民藝館にて 1948年2月 写真提供/日本民藝館

民芸品や民芸店、民芸調など、今でこそすっかり市民権を得ている「民芸(または民藝)」。その概念を作り出し、世に浸透させたのは“民藝運動の父”こと柳宗悦です。彼はそれまで見向きもされなかった生活の中の工芸品に“美”を見出しました。もちろん、工芸品すべてに‟美”が宿っているわけではありません。柳は日本全国津々浦々、さらには朝鮮や欧米も訪ね、膨大な量の工芸品に触れ、それらの中から「これは!」と思ったものだけを蒐集しました。そんな柳宗悦が蒐集した珠玉の民藝コレクションの数々が、現在東京国立近代美術館で開催中の柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」で一挙公開されています。

羽広鉄瓶

《羽広鉄瓶》 羽前山形 (山形県) 1934年頃 日本民藝館

美術のプロが作った美術品が一流レストランで食べる料理なら、名もなき職人が作った民藝品は家で食べる家庭料理のようなもの。どこか懐かしく、ほっこりと優しい味わいがあります。

民藝の100年

天井から吊るされている《黒漆灯火器》(黒田辰秋作、アサヒビール大山崎山荘美術館蔵)は2021年12月19日までの展示。12月21日からは同じ作者・所蔵先の《灯火器》という作品が展示されています。また、右の壁に展示されている《裂織敷物》(アサヒビール大山崎山荘美術館蔵)も2021年12月19日までの展示。12月21日からは同じ名称の別作品が展示されています。

展覧会を観た後は、民藝のアイテムが欲しくなること必至! 展覧会特設ショップ内では、全国の民藝を扱う名店のポップアップ・ストアが展開しているので要チェックですよ。

民藝の100年

写真右側は、2021年11月7日までに出店していた「諸国民藝 銀座たくみ」の様子です。次回は2022年1月12日〜23日に「もやい工芸」が出店します。

『柳宗悦没後60年記念展「民藝の100年」』
会期/2021年10月26日(火)〜2022年2月13日(日)
会場/東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー、2Fギャラリー4(東京都千代田区北の丸公園3-1)
https://mingei100.jp

あつまる「布の森」

布の森
民藝関連でもう一つ紹介したいのが、昨年、立川駅近くにオープンしたPLAY! MUSEUMで開催中の『柚木沙弥郎 life・LIFE』という展覧会。柳宗悦氏が提唱する“民藝”との出合いを機に、染色家で人間国宝の芹沢銈介に師事し、99歳を迎えた現在もなお現役で活動を続ける染色家でアーティストの柚木沙弥郎(ゆのき さみろう)さんの最新個展です。

展覧会では、70歳を超えてから精力的に制作発表している絵本の原画や、買い物好きの柚木さんが世界中で買い集めてきたおもちゃや小物なども紹介されていますが。展覧会の目玉となるのは、約50点の布が広がる展示空間。その名も、「布の森」です。
布の森
柚木さんの貴重な染色作品は、通常はガラスケース内で展示されることが多いそうですが、布の質感を直接目にしてほしい、光を通した姿を観てほしい、そんな想いから、今展では直に展示されています。なお、それゆえ、近くを人が歩くと、ふわっと揺らめきます。その光景は、まさに森の揺らぎのよう。この展示空間を観るためだけに、立川を訪れる価値は大いにあり! 自然豊かな昭和記念公園と併せて訪れてみてはいかがでしょうか?

『柚木沙弥郎 life・LIFE』
会期/2021年11月20日(土)〜2022年1月30日(日)
会場/PLAY! MUSEUM(東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3)
https://play2020.jp/article/yunokisamiro/

幸福度がアップするかも

フィンランドデザイン展

本展宣伝ビジュアル A(オイヴァ・トイッカ《「ポムポム」花瓶》、セッポ・サヴェス《アンニカ・リマラ「リンヤヴィーッタ」ドレス、ヴオッコ・ヌルメスニエミ「ガッレリア」テキスタイルデザイン》、アルヴァ・アアルト《「サヴォイ」花瓶》)

2018年より4年連続で、世界幸福度ランキング第1位に輝くフィンランド。その幸福度に一役買っているのが、フィンランドのデザインです。そのシンプルなデザインセンスが日本の美意識にも通ずるのでしょう。日本でも人気が高く、これまでフィンランドデザインにスポットを当てた展覧会が多数開催されてきました。
フィンランドデザイン展
現在、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されている『ザ・フィンランドデザイン展』は、その決定版ともいうべき内容の展覧会! 20世紀建築界の巨匠アルヴァ・アアルトの傑作チェアや、“フィンランドデザインの良心”ことカイ・フランクの代表的な食器シリーズ「キルタ」、『ムーミン』でお馴染みのトーベ・ヤンソンの絵画、さらにはイッタラやマリメッコといったフィンランドを代表するブランドのプロダクトの数々も。
フィンランドデザイン展
フィンランドデザインのスーパースターが勢ぞろいした、いわば、フィンランドデザインの紅白歌合戦のような展覧会。インテリア好きの皆様、これを観ずに年は越せませんよ!
(来年1月30日まで開催していますので、今月中に行けなかった方は年が明けてからでも)

『ザ・フィンランドデザイン展』
会期/2021年12月7日〜2022年1月30日
会場/Bunkamuraザ・ミュージアム(東京都渋谷区道玄坂2-24-1)
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/21_Finland/

皆さまからの質問大募集!

「デートにピッタリの美術館は?」「カフェがオススメの美術館って?」という具体的な質問から、「現代アートって、何が面白いの?」「何であんなに美術品って高いの?」「ピカソってすごいの?」という誰にも聞けなかった質問まで。
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アートテラー・とに〜の【水曜夜はアートの話を】をもっと読む。

TEXT=アートテラー・とに〜

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