ごはんが進む、和食の定番「ひき肉とごぼうの柳川風」の作り方をご紹介。冷凍保存しておくと、忙しいときの強い味方になりますよ。(料理研究家・フードコンサルタント/ブライデン陽子)
甘辛さに箸が止まらない!
気づいたらいつの間にか我が家の定番料理になっていたのが、ごぼうの柳川風。牛肉とごぼうを甘辛く煮て卵でとじた料理です。普段あまり和食を作らないイメージがあるからか、人に言うと驚かれることがよくあります。確かに多国籍料理が多い我が家で、なぜごぼうの柳川風なのか。やっぱり1番の理由は、ごぼうが副菜でなく主役になる数少ない料理だからでしょう。
もちろんレシピによりますが、我が家のは肉が少なくごぼうがたっぷり入るからです。それから作り置きができること。卵を加える前の段階なら、冷凍保存もできます。そして簡単なのに豪華に見えること。特にひき肉を使うと、とってもお手軽です。百聞は一見にしかず、是非皆さんも一度作ってみませんか?
「ひき肉とごぼうの柳川風」の作り方
完成料理を作り置きするより、卵を加える前の2の段階で保存をすると、後からでも出来立ての味が楽しめます。冷蔵庫で数日もしくは冷凍保存が可能ですので、たくさん作って小分けにしておくと、便利ですよ。
●材料:2人分
ごぼう 1本 (150 - 170g)
サラダ油 大さじ1
牛ひき肉 80g
卵 3個
A
水 200ml
醤油 大さじ2強
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
●作り方
1. ごぼうの皮をこそげ、ささがきにし、水に数分浸して水気を切る。ささがきは、ピーラーや千切りスライサーを使うと便利。
2. 鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、ひき肉を炒める。肉の色が変わったら、ごぼうを加えひと混ぜし、Aを加える。煮たったら蓋をし、5分ほど煮込む。
3. 溶き卵を全体に回し入れて軽く混ぜ、半熟になったら火を止める。