旬の野菜を美味しく摂り入れて、ヘルシーな食生活を。料理家 田中美奈子さんの連載「野菜が際立つ簡単ごはん」。今回はイタリアの家庭料理、なすのインボルティーニをご紹介。
なすで具材を巻いて作る、イタリアの家庭料理
6月から旬を迎えるなすを使って、おうちで手軽にイタリアの家庭料理を作ってみては? 今回ご紹介するのはなすのインボルティーニ。モッツァレラチーズと生ハムとバジルを、なすで巻いて焼きます。食感と風味が楽しめるレシピです。
●材料(作りやすい分量/6個分)
なす 中1本(約180g)
フレッシュバジル 6枚
生ハム 2枚分(約12〜15g)
モッツァレラ 1個(約100g)
オリーブオイル 大1
にんにくみじん切り 1かけ分
A
トマト缶ダイスカット 半量(約200g)
塩 少々
フレッシュバジル 2枚分(みじん切り)
(以下、各適量/焼く前と仕上げに使用)
粉チーズ
エクストラバージンオリーブオイル
ブラックペッパー
●作り方(所要時間20分)
1. なすのヘタを取り、縦に8等分にスライスして両端は角切りにする。スライスしたなすはキッチンペーパーにのせて塩を軽く振り(分量外)、約5分置く。
2. フライパンを熱し、オリーブオイルとにんにくみじん切りを入れて香りが出たら、角切りにしたなすを入れ炒める。Aを入れて弱火で煮詰める。
3. 1のスライスしたなすの水分をキッチンペーパーでよく切り、生ハム、バジル、モッツァレラチーズをスライスしたものを重ねてロールし、爪楊枝で止める。
4. 耐熱皿に2のトマトソースを平らにのせ、その上に3でロールしたものを置く。さらにエクストラバージンオリーブオイル、粉チーズ、ブラックペッパーを適量ふり、200℃に温めたオーブンで約10分焼く。
仕上げにもエクストラバージンオリーブオイル、ブラックペッパー、粉チーズをたっぷりかけて。ワインとの相性もバッチリ。
●ポイント
なすに塩を振り置いておくことでアクがぬけ、しんなりして巻きやすくなります。トースターで焼く場合は、爪楊枝を抜いて焼き色がつくまで様子を見ながら焼いてください。
田中美奈子の【野菜が際立つ簡単ごはん】をもっと読む。