手際が良く、メニューも豊富で、料理上手と評判の山田優さん。結婚、出産とライフイベントを経ても、常にスラリとした体型を維持している秘密は“おうちごはん”にありました。そんなヘルシーライフを送る彼女が食卓に並べることの多いという、“優のヘビロテレシピ”をお届けします。
栄養バランスの良い和食中心の食生活
食卓には、ヘルシーな和食メニューが毎日の献立の中心。工程が多い料理は大変なので、基本は和える&煮込むだけ。今回は家族に大好評という定番和食3品のレシピをご紹介します。
納豆ときのこの和風パスタ
●材料(2人分)
納豆 1パック
きのこ(エリンギ、舞茸、マッシュルーム、しめじ) お好みの量
ロングパスタ 200g
めんつゆ 適量
バター 適量
●作り方
1. 鍋にお湯を沸かし、塩、ロングパスタを入れ、茹でる。麺の水気を切ったら、オリーブオイルをひとまわしする。
2. きのこ類は石づきを取り除き、薄切りまたは食べやすい大きさに裂き、バターでしんなりするまで炒める。
3. ボウルに納豆、2、水気を切ったパスタ、めんつゆを加え混ぜ合わせ、全体に味をなじませる。
4. パスタを器に盛り付け、刻みのりや小ネギをお好みでトッピングして完成。
かぼちゃの煮付け
●材料(2人分)
かぼちゃ 1/2個
醤油 適量
てんさい糖 適量
●作り方
1. かぼちゃの種を取り除く。
2. かぼちゃの皮をピーラーで剥いたあと(お好み)、かぼちゃを一口大にカット。
3. 鍋にかぼちゃとかぼちゃが浸るくらいの水を入れて、火にかける。
4. 鍋が沸騰したら、てんさい糖を入れ、5分後に醤油をまわし入れて、中火にする。
5. ふつふつしてきたら、弱火にしてかぼちゃが軟らかくなるまで煮て完成。
鶏のみぞれ煮
●材料(2人分)
鶏むね肉 200g
長ネギ お好みの量
大根 1/3本
片栗粉 適量
ポン酢 適量
●作り方
1. 大根は皮を剥き、すりおろす。
2. 鶏むね肉の皮を剥ぎ、一口大に切り、酒、塩コショウ、しょうがで揉む。その後、片栗粉をまぶす。
3. 熱したフライパンにこめ油をひき、鶏むね肉を焼く。焼き色が付いたら裏返し、火が通るまで中火で焼く。余分な脂はキッチンペーパーで拭き取る。
4. 3のフライパンにポン酢と大根おろし、砂糖少々とごま油、小口切りにした長ネギを入れ、中火で煮立たせる。
5. 5分ほど味がなじむまで煮たら、器に盛り付けて完成。
料理上手な優さんに5つのQ&A
人がよく集まる家だと話す優さん。そのため一品で主役級のレシピが鉄板なのだそう。手際よく次々と目にも美味しそうな料理を仕上げていく優さんに、料理にまつわるあれこれを聞いてみました!
Q1 自炊を始めたのはいつから?
A. 沖縄から上京し、一人暮らしを始めたのが自炊のきっかけ。当時はもやしが主食の生活を送っていて、もやしの味変レシピはお手のもの(笑)。
Q2 冷蔵庫に必ず入っている食材は?
A. せんだい屋の納豆、豆腐、玉ねぎ、卵、コストコのえび、冷凍のひき肉はマストハブ。アレンジしだいでメインになれるものは欠かさずに常備。
Q3 毎日料理にどれくらい時間をかける?
A. 朝、昼、晩にプラスして、子供たちのお弁当を作ると毎日ヘトヘト。毎日のことなので、ほどよく手抜きしたバランスの良いメニューを30分で。
Q4 献立を決めるときのルールは?
A 脂質、タンパク質、炭水化物がバランス良く摂れることが、最重要項目。栄養バランスを食材の色で捉えるようになってから、献立も楽ちんに。
Q5 子供の好き嫌いをなくすためにしていることは?
A. 野菜嫌い対策として、原形がわからないくらい小さく刻んで調理するのが我が家流。そのおかげか、うちの子たちはみんな野菜が大好きです♡
忙しい日々を送りつつも、手間をかけずパッと作れる本格和食レシピ。毎日のレパートリーにプラスしてみては?