MEMBER

GINGERの世界観に共感し、誌面やWEBの企画に積極的に参加、協力してくださるメンバーを募集します。 メンバーに登録することで、取材や撮影、レポーターなどを体験していただいたり、イベント・セミナーへの参加、 メンバー限定ブレゼントへの応募など、数々の特典をお楽しみいただけます。

MEMBERになる

MAGAZINE

GINGER202106表紙
6月号 Now on sale
“持たない”時代に持つべきもの

最新号を見る

定期購読はこちら

  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
  • TikTok

LIVING

2021.01.02

心も体も優しくなれるお粥10選

料理に彩りを添え、工夫次第で主役にもなる野菜。旬野菜を使った料理や、季節に合わせたメニューを、フードライターの坂本ちなみさんがご提案。
今回は、食べるとホッとするお粥10選。献立のレパートリーを広げてくれるアイデアに注目です。(編集部)

新年のご挨拶

読者の皆様、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。今年はどんな年にしましょうか。コロナで気を揉む年明けとなりましたが、考えようによっては、何が大切で何が不必要なのかを見極める本質的な一年になりそうな気がしています。いつでも空気が吸えるとかお腹が空いたらご飯が食べられるとか、もう一度今目の前にある「当たり前だけど本当は尊い」幸せに気づく良い機会だなとも思っています。

そこで、2021年最初の記事は、初心にかえる意味合いも込めて「お粥」にしました。おなじみのお粥〜ちょっとときめく濃いお味まで10種類をご紹介。心も体も優しくなれるお粥の良さを一緒に味わいましょう。

1. 茶粥

坂本ちなみ
ふだんは「お粥」と一括りにしているけれど、そこには熱い熱い物語が詰まってる。鍋の中では思いのまま縦横無尽に動き回るお米たちが、コトコトじんわり甘みを増して姿を柔らかく変えていく。十分に水気を吸ってぷっくり横たわるお米は、素朴でありながらも贅沢な時間を提供してくれる。

上の写真は奈良の郷土料理の一つである「茶粥」。聖武天皇による東大寺大仏建立の頃から食べられていたとのこと。当時民衆は米を茶でふやかし、かさを増して食したそう。各家庭に食べ方があり、前日残ったご飯を茶で煮たり、栗やさつま芋、小豆やかき餅を合わせたりと様々。歴史ある茶粥の趣を感じながら、ぜひ作ってみてください。

●材料(2〜3人分)
米 1/2カップ(約75g)
水 750g
抹茶入りほうじ茶 大さじ2(茶袋に入れる)

●作り方
1. といだ米をざるにあげ、20分ほどおく。
2. 鍋に水を入れ強火にかける。沸騰したら抹茶入りほうじ茶を入れ3分ほど煮立てたら取り出す。
3. 2に1を入れてひと混ぜ、再び煮立ったら弱めの中火にして、吹きこぼれないよう蓋をずらし20分〜30分炊く。
4. お米がふっくらしたら火を止め、蓋をして5分蒸らす。塩で味を整えたら出来上がり。

※鍋によって炊き上がりの時間が異なるので、調整してくださいね。
※今回は抹茶入りほうじ茶を使いましたが、ほうじ茶のみの場合は茶色の独特な色合いが田舎の風景を想起させる優しい一面も。もちろん、緑茶や玄米茶でも美味しく作れます。あと、変わったところでジャスミン茶粥も試しましたが、爽やかで風味も良く脳が冴えそう、なんて感想を持ちました。

※写真は海苔の佃煮をトッピングしています。

2. 白粥

坂本ちなみ
米と水の相性を神秘とさえ思わせる白粥。七分で炊くと、とろみ加減がちょうど良い塩梅。赤紫蘇で漬けた破竹を添えて塩分を足すと、目の覚めるようなコントラストが生まれた。梅干しや柴漬けなどとの相性も◎。

※白粥のみの場合は塩で調味してください。

3. うなぎ蒲焼の卵粥

坂本ちなみ
ちょっとこれは並々ならぬ美味しさ。よくぞ出合ってくれた蒲焼と卵粥! それぞれの役目を全うしながらも互いに歩み寄る美味しい組み合わせ。絶品。

4. 中華風粥

坂本ちなみ
中華だしと豆乳で煮込んだお粥。食べた後のこの湧き起こる衝動は何? エネルギーが満ち、何かを始めたくなったり挑戦したくなる不思議さ。

※トッピングは、ごま油と塩で炒めたもやし、ネギ、ピータン、白ごま、胡椒。

5. ごぼうの天ぷら粥

坂本ちなみ
白ごまをまとったごぼうの天ぷら、自己主張するだけのことはある! ごぼうの風味がお粥に馴染んで器に広がる。湯気と共に舞う香りを楽しみながら深呼吸すると一層冬の良さを感じさせる。

6. 月見粥

坂本ちなみ
味も色合いも絶妙、アオサがいじらしいほど良い仕事ぶり。食べた感想は「どことなく緊張がほぐれる味」なもんだから、これは休みの日に時間を気にせずゆっくりと味わいたいな。

※余談ですが、白だしで炊いた粥と山芋のすり流しを混ぜて月見にしたものも本当に本当に美味しいのでおすすめです!

7. 干し海老と干し貝柱の粥

坂本ちなみ
食べたすぐから体調が良くなりそう(笑)。昆布だし、クリームチーズ、白味噌で作ったお粥。干し海老、干し貝柱が旨味を放つリゾット風なところがちょっと小粋。

※写真は砕いたピーナッツをトッピングしています。黒こしょうでも◯。

8. 牡蠣仕立て粥

坂本ちなみ
お米全体に行き渡る牡蠣のクリーミーさ、濃厚さが忘れられなくなった。冬が旬の牡蠣と里芋が寄り添いながら味を深く広くし合ってる。スプーンで口に運ぶたび満足感の波が押し寄せる選り抜きのお粥。お試しあれ!

●作り方
牡蠣は大根おろしで洗ったあと水気を拭き取りフードプロセッサーにかける。牡蠣をすり潰したところへ、茹でて裏ごしした里芋を加えて再びフープロにかける。鍋に移して牛乳を加えて火にかけ、あらかじめ柔らかく炊き上げていたご飯も加え、焦げないように(弱めの中火)木べらでゆっくり混ぜて馴染ませながら塩で調味する。器に盛り、牡蠣のしぐれ煮を添えて胡椒を挽いたら出来上がり。

9. 三色粥

坂本ちなみ
これはほんと毎朝でもいただきたい。米1:水20で炊いた三分粥にのせているのは、昆布の佃煮、明太子、小松菜の浅漬け。そこへ白ごまをぱらりと振りかけてみた。見た目通りの味わいがもたらす安心感と面白いほどの粥への親近感! お米の甘味がどんどん引き出されているのがわかる。

10. 七草粥

坂本ちなみ
1月7日の朝に食べる初春若菜の七草粥。無病息災祈願に食べる風習、毎年のことながら日本って素敵な「ならわし」がたくさんあるなぁと再確認させられる。これからまた一年、「美味しい」を通して皆様とのつながりを大切にしていきたい気持ちが増す。

2021年が、皆様にとって素晴らしい一年でありますように!

PHOTO=坂本ちなみ

TEXT=坂本ちなみ

PICK UP

MAGAZINE

GINGER202106表紙

6月号 Now on sale

“持たない”時代に持つべきもの

最新号を見る

定期購読はこちら

6月号 Now on sale

“持たない”時代に持つべきもの

4月23日(金)全国発売のGINGER2021年6月号には、昨年の9月号表紙で話題になった佐藤健が登場。新しい環境に身を置き、活動を始めた彼の今の気持ち、未来への想い、そして素の表情を垣間見せながらの特別ビジュアルを12ページにわたって紹介します。また特集では、所有へのこだわりを捨て、身軽さと、自由を求めるようになっているミニマルな“持たない”時代の今、本当に必要なものは何なのかを探ります。

最新号を購入する

電子版も発売中!

定期購読はこちら

MEMBER

GINGERの世界観に共感し、誌面やWEBの企画に積極的に参加、協力してくださるメンバーを募集します。 メンバーに登録することで、取材や撮影、レポーターなどを体験していただいたり、イベント・セミナーへの参加、 メンバー限定ブレゼントへの応募など、数々の特典をお楽しみいただけます。

MEMBERになる

GINGERの世界観に共感し、誌面やWEBの企画に積極的に参加、協力してくださるメンバーを募集します。 メンバーに登録することで、取材や撮影、レポーターなどを体験していただいたり、イベント・セミナーへの参加、 メンバー限定ブレゼントへの応募など、数々の特典をお楽しみいただけます。

MEMBERになる