クリスマスからお正月にかけて、カジュアルにおもてなしをしたいのに、時間がないうえに何を作ったらいいかわからないと悩んでいる方。もしくは自粛のために自宅で過ごす予定だけれど、何か特別感のあるものを食べたいという方。制約の多い今回の年末年始でも、美味しいものを食べたいという気持ちはみんな同じですよね。
そこでおすすめしたいのが、失敗なく簡単にできる、えび料理。今回は、前菜3種をご紹介します。バゲットやサラダを添えて、さらに好みのドリンクがあれば、幸せな気分になれること間違いなし。楽しく美味しく、新しい年を迎えましょう!
えびの前菜1:ココナッツえびフライ
衣にココナッツフレークを入れるだけで、いつものえびフライがオシャレな前菜に早変わり。前菜として気軽につまめるように、小さめのえびを使うのがおすすめです。
●材料(4〜8人分)
えび 500g(殻をむいておく)
ココナッツファイン(無糖ココナッツフレーク) 3/4カップ
パン粉 3/4カップ
卵 2個
小麦粉 大さじ6
粗塩 小さじ1
こしょう 小さじ1/4
揚げ油 適量
●作り方
1. ココナッツファイン(ココナッツフレーク)をフードプロセッサーや包丁で好みの大きさに刻み、パン粉と混ぜる。卵を別のボウルに割りほぐす。
2. 小麦粉、粗塩、こしょうを混ぜ合わせ、えび全体にまぶす。卵にくぐらせ、パン粉をしっかりとまぶす。
3. 高温の油でサッと揚げるか、多めの油で揚げ焼きにする。
そのままでいただくなら衣に塩・こしょうを少し多めに加えてもOK。またはお好みでチリソースやケチャップ、ソース、ポン酢などと一緒にサーブしても美味しいです。
えびの前菜2:えびトースト
東南アジア料理や飲茶などでお馴染みのえびトーストは、揚げてあるため胃にずっしりきますが、揚げ焼きにすると手軽なうえにさっぱり仕上がるのでおすすめです。乗せるえびの量によって食パン4〜6枚分できます。
●材料(パン4〜6枚分)
A
えび 230g(殻をむいておく)
生姜 半かけ(粗みじん切り)
にんにく 1片(粗みじん切り)
ねぎ 大さじ2(みじん切り)
卵白 1個
ナンプラー(薄口醤油で代用可) 小さじ1
塩 ひとつまみ
砂糖 小さじ1/2
カイエンペッパー(一味で代用可) お好みで少々
片栗粉(コーンスターチで代用可) 小さじ1
食パン 4〜6枚
ごま 大さじ3
サラダ油 適宜
●作り方
1. Aをすべてフードプロセッサーに入れ、なめらかにする。フードプロセッサーが無い場合は、包丁で叩いて細かくする。
2. 食パンに1を塗って、ゴマをふり、4等分する。
3. フライパンに油を加え、えびの面を下にして焼き、ひっくり返して裏面も焼く。
えびの前菜3:えびのホットチーズディップ
チーズを混ぜて焼き上げた温かいディップは、誰からも喜ばれる、パーティーにぴったりの前菜です。事前に準備しておいてパーティー直前にオーブンに入れれば、手間なく熱々が食べられます。
●材料(作りやすい分量)
えび 250g(殻をむいておく)
オリーブオイル 大さじ1〜2
ねぎ 大さじ4
にんにく 3片(みじん切り)
鷹の爪(粗挽き唐辛子) お好みで
塩・こしょう 少々
クリームチーズ 半箱(100g)
シュレッドチーズ(ピザ用チーズ) 200ml
ヨーグルト 大さじ3〜4
パルミジャーノチーズ(粉チーズ) 大さじ1
クラッカーやバゲット、野菜スティックなど お好みで
●作り方
1. えびとネギをそれぞれ細かく刻んでおく。
2. フライパンにオリーブオイルを熱し、ねぎをしんなりするまで炒める。ニンニクと鷹の爪を加えていい香りがしてきたら、えびを加えて色が変わり始めるまで炒める。塩・こしょうで味付けする。
3. クリームチーズを加えて混ぜ、チーズがとけたら火から下ろす。シュレッドチーズとヨーグルトを加えて混ぜる。塩・こしょうで味を調える。
4. 耐熱容器に移し、パルミジャーノチーズを振って、180℃のオーブンで20分ほど焼く。グリルやトースターなどを使って表面に焼き色をつけ、熱いうちにいただく。