GENGERサポーター

GINGERの世界観に共感し、誌面やWEBの企画に積極的に参加、協力してくださるGINGERサポーターを募集します。 サポーターに登録することで、取材や撮影、レポーターなどを体験していただいたり、イベント・セミナーへの参加、 サポーター限定プレゼントへの応募など、数々の特典をお楽しみいただけます。

GINGERサポーターとは

GINGERサポーターに登録する

MAGAZINE

2•3月合併号 Now on sale
This is LOVE

最新号を見る

定期購読はこちら

  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
  • TikTok

LIVING

2020.12.19

ひと手間でごちそうに。お餅アレンジ8選

実家を離れてもうずいぶん経つけれど、この時季になると、家族や親戚たちと年末恒例だった餅つきを思い出す。つきたてのやんわりしたお餅を両手で引っ張るとレースのように薄く伸びて楽しかった。祖母が“レース”の上から茶こしできな粉を振りかけてくれたので、大福用にと小さく丸めてあった餡子を持っきて“抹茶レース”でくるくる巻いた。「特製きなこもち出来上がり!」祖母とこっそり頬張ったあの日が懐かしい。前日から水に浸した餅米と臼と杵、つき手相の手の掛け声でお餅の粘りがうんと変わる。自分で生活するようになってからは、粘り加減とは無縁になったのが寂しい。今はもっぱら近所の和菓子屋さんが年末に販売する丸餅に頼りっきり。美味しいのでありがたく頂いているが、自分でもいつかは杵と臼で餅つきをしてみたいな。
そんなことを思いながら、今回の記事作り。昔ながらの食べ方から黒蜜の大根餅や残り物カレーを使ったアレンジまで、いろいろ趣向を凝らしたつもり。じっくりお楽しみいただけると嬉しいです。

チーズカレー餅

チーズカレー餅
余ったカレーでもちもちトロトロ〜な一品を。オーブン皿に1㎝程度にスライスした餅を並べて、カレーを注ぎチーズをトッピング。オーブンへ。ただそれだけ! それでこんなに美味しいなんて衝撃すぎる。おすすめです。
写真で使用しているのは、BALLARINIアルミサービングパン14㎝。アルミの熱伝導性が餅とチーズのトロトロ加減を抜群にしてくれる。真鍮の取っ手フォルムも持ちやすいし、私の記事の中でも頻繁に登場していると思う。まだ1つしか持っていないけれど、いつの日か、もう1つお迎えしたいなぁ。

ぜんざい

ぜんざい
寒い冬、これほど心温まる食べ物が他にあるだろうか。甘く煮た小豆からほとばしる湯気、ぷくっと膨らんだ餅が嬉しそうに顔半分を出しながらちょこんと佇む。ぜんざいを前にすると、嫌なことがあってもすぐに立ち直れそうと本気でそう思う(笑)。風合いのある佐藤敬さん作の鉢が更においしさを引き出す。いや、でも、この写真を母が見たら、ぜんざいはもっと口造りが薄くて汁物を持ち上げやすい高台のあるお椀に盛りなさいと声が聞こえてきそうだけれど。

ナッツと黒蜜の大根餅

ナッツと黒蜜の大根餅
耐熱皿に餅を並べて霧吹きしたら電子レンジで加熱、柔らかくなった餅をボウルに移して水気を絞った大根おろしを加えて一口大に。串を刺したあと、細かくカットして炒ったナッツをまぶす。耐熱皿に戻し、オーブントースターで焼いたら、黒糖、ザラメ、水で作った黒蜜をかける。ちなみに、こちらのお皿も佐藤敬さんの作品。特徴的な形状と風合い、盛られたものを十二分に美味しく見せる、多分佐藤さんの器には、お料理に魔法をかける力が備わってると思う。

醤油チーズ餅

醤油チーズ餅
半分にスライスした餅の間にとろけるチーズを挟み、油をひいたフライパンで両面をこんがりと焼く。醤油、みりん、砂糖で作ったあんを絡めて海苔を巻いたら出来上がり。有明海産の一番摘み海苔があんの味を吸収してこれまた美味しい。1個や2個じゃ足りないかも。

胡桃餅

胡桃餅
長野県を訪れた際、お蕎麦屋さんでいただいた胡桃餅が忘れられず自分なりに再現。でも全く違うものになってしまった(苦笑)。オーブントースターでくるみをこんがり、それをすり鉢もしくはフープロで細かくして砂糖と少量の醤油を混ぜ、茹でて柔らかくした餅にまぶしたら出来上がり。

生姜餅

生姜餅
生姜の風味があんに溶け込んだ塩梅が奥深い。じわじわと体の芯まで温めてくれそう。生姜餅は絶対クセになるなぁと、食べながら何度も思った。椎茸を入れてみたらダシの旨味が加わってちょっと他所行きな感じに。見た目は茶色くて地味な印象だけれど、食すと静かな迫力が伴う意想外な美味しさ。

あられ

あられ
余ったお餅だって活躍の場はふんだんにある。包丁で細かく細かくカットした餅を油で揚げると、油の中でどんどんいびつな形に姿に変えていき、最後に「あられ」へと大変身を遂げる。カリカリ食感と香ばしさを兼ね備え、おやつどころか、さまざまなお料理にお目見えする。例えばスープやサラダのクルトンがわりに、例えばお味噌汁やお茶漬けにパラパラと振りかける。お餅って自由自在だわぁとため息が漏れる。あられ作り、餅が余ったらぜひ。

※170℃の油で、揚げ時間は左の白色が約1分、右は約2分。油の中で餅同士がくっつこうとするのを防ぐため、少量ずつ揚げる。
※写真のシールウェア(280ml)は、栗原はるみさんプロデュースのキッチン用品。スタッキングできるよう工夫されていて、フタに通気弁もついている優れもの。余談ですが、引越しと同時に他のサイズ含め8個購入。以来数年間、毎日使っているけれど、一切ダメージなし。本当によく考えられているなぁさすがだなぁと思う。とりあえず我が家の冷蔵庫が今のところ整理整頓を維持できているのは、このシールウェアのおかげだと言っても全く過言ではないのです。

お雑煮

お雑煮
さて、最後の写真は、お正月も近いということでハレの日ならではのお雑煮を。年神様への御供物として欠かせない鏡餅の丸い形は太陽や満月をなぞらえた物だと聞いたことがある。様々な事柄が円満に、心が丸く満たされるよう願いを込めたそう。
ついでに、鏡餅は12月28日〜年明け1月11日まで床の間や神棚(ない場合は玄関)に飾る。下げた鏡餅は縁起物なので感謝しながらいただくのが古くからのならわし。餅の食べ方をあれこれ楽しみながら、私もしっかりならわしを守りたいと思う。

PHOTO=坂本ちなみ

TEXT=坂本ちなみ

PICK UP

MAGAZINE

2•3月合併号 Now on sale

This is LOVE

最新号を見る

定期購読はこちら

2•3月合併号 Now on sale

This is LOVE

12月22日(金)に発売されるGINGER2024年2・3月合併号の表紙には、Hey! Sɑy! JUMPが登場! 2023年にデビュー16周年を迎え、最新アルバム「PULL UP!」が発売されたばかりのHey! Sɑy! JUMP。GINGER連載「TAG」では、メンバー同⼠が互いをプロデュースして、普段あまり⾒ることのないコーディネートで登場し、毎号話題になっていました。どんな時もお互いに⽀え合い、切磋琢磨を繰り返し過ごしてきた彼らの“絆”を表紙、そして中⾯のビジュアルそしてインタビューで掘り下げています。さらに豪華2⼤付録つき…なので絶対に⾒逃せません。また巻頭にはGINGERから届けたいメッセージ「愛」を特集。レギュラーメンバーそして注⽬のゲストたちのインタビュー、ビジュアルが盛りだくさんです。

最新号を購入する

電子版も発売中!

定期購読はこちら

MEMBER

GINGERの世界観に共感し、誌面やWEBの企画に積極的に参加、協力してくださるGINGERサポーターを募集します。 サポーターに登録することで、取材や撮影、レポーターなどを体験していただいたり、イベント・セミナーへの参加、 サポーター限定プレゼントへの応募など、数々の特典をお楽しみいただけます。

GINGERサポーターとは

GINGERサポーターに登録する

GINGERの世界観に共感し、誌面やWEBの企画に積極的に参加、協力してくださるGINGERサポーターを募集します。 サポーターに登録することで、取材や撮影、レポーターなどを体験していただいたり、イベント・セミナーへの参加、 サポーター限定プレゼントへの応募など、数々の特典をお楽しみいただけます。

GINGERサポーターとは

GINGERサポーターに登録する