ヨーロッパでは冬の定番、ホットワイン。11月下旬ごろから、ドイツを始めとしたヨーロッパ各国では、冷えた体をホットワインで温めながら、クリスマスマーケットを楽しみます。最近は日本でもクリスマスマーケットイベントが開催されるようになり、ホットワイン片手に、本場に近い雰囲気を味わえるようになりました。ホットワインの作り方は簡単。自宅でもホットワインを楽しんでみませんか? おうち時間をますます豊かに。
ホットワインはワインを温めただけ・・・ではありません!
日本でも見かけるようになったホットワイン。グリューワイン(ドイツ)、ヴァン・ショ(フランス)、モルドワイン(イギリス)など国によって呼び名はさまざま。基本は、ワインにシナモンやクローブなどのスパイス、砂糖を加えて火にかけるだけ。火にかけることでアルコールも弱まり、普段ワインをあまり飲まない人にもフルーティで口当たりの優しいホットワインは飲みやすく感じるはず。甘みが加わったホットワインは、寒い日のリラックスタイムにはうってつけのホットドリンクです。
お気に入りのルームウエアを着て、ろうそくのほんのりとした明かりの中でホットワインをいただく。これだけで一日をハッピーにしめくくれそう。
おうちで作ろうホットワインレシピ
ホットワインはあれとこれを入れなくちゃダメ!という堅苦しいルールはありません。こちらはあくまでもベーシックなホットワインの作り方。スライスしたレモンやオレンジ、リンゴを加えたり、はちみつやラム酒を少し入れてみたり甘さを加減したりと、自分好みのホットワインを探してみてくださいね。
●材料(作りやすい分量)
赤ワイン 200ml
クローブ 2粒
砂糖 大さじ2~3杯
オールスパイス 適宜
シナモンスティック 1本
●作り方
1. シナモンスティックをのぞくすべての材料を小鍋に入れて沸騰させない程度に温める。
(アルコールをなるべく飛ばしたい場合は、スプーンなどでフツフツと小さい泡が多めにでるようにかき混ぜながら温める)
2. クローブを取り除き、ワインをカップに注いでシナモンスティックをいれれば出来上がり
お手頃ワインもグレードアップ
基本的に赤ワインはどんなものでもOK。フルボディのしっかりとしたワインで作ると、酸味が際立ちアルコールを少々強めに感じるかもしれません。そんなときは、シナモンスティックが大活躍。酸味を和らげ、味に深みを与えます。
異なるワインで試してみましたが、意外に美味しかったのが安くて味わいも軽めのワインで作ったホットワイン。あくまでもそれぞれの好みがありますが、ワインにはそんなにこだわらなくてもおうちにあるワインで十分です。¥500のワインでも十分美味しくできました。
ボトルから注いで温めるだけのホットワイン
ホットワインは飲みたいけれど、でも自分で作るのは面倒かな・・・という人の強い味方、もちろんあります(笑)。
ホットワインとして出来上がった商品があるので、買ってきて温めればすぐに飲めます。カルディでは、ミニボトルを発見。お試しにはちょうど良い大きさです。赤だけではなく白もあるので飲み比べてみるのも良いかもしれませんね。数量限定で、マグカップ付きもありました。ドイツのクリスマスマーケットに行き、毎年違う形のマグカップを手に入れ喜んでいたのを思い出し、気づくと手にしてレジに並んでいました。気になる方はお早めに。
今年もあと20日あまりとなりました。「ふつう」とは何かを強く感じさせられる年でした。
これからもGINGER世代の皆さんとともに、どんな環境下でも自分を見失わず、上質なライフスタイルを見出せる素敵な女性を目指したいものです。