2020年、あけましておめでとうございます。
本年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
あらためましてお料理担当の坂本チナミです。今回は、お正月に食べきれず余ってしまったお餅を使って簡単にできる野菜の餅春巻きをご紹介します。ぜひ熱々を召し上がってみてくださいね!
食べ応え抜群!もっちりサクサクの新食感春巻き
<材料> れんこん、海老、人参、餅、春巻きの皮、人参の葉、片栗粉、醤油、紹興酒、塩、こしょう、揚げ油
1. 市販の餅を包丁で薄くスライスします。(写真左上)
2. 摺り下ろしれんこん、たたき海老、みじん切り人参、粗みじんにした人参の葉、片栗粉、醤油、紹興酒、塩、こしょうをすべて混ぜ合わせます。(写真右上)
3. 春巻きの皮を敷き、餅をおいて②をこんもり盛ります。人参の葉が好きな方は、タネの上に盛ると味が深くなります。(写真左下)
4. ③を春巻きの皮で包み、170度の揚げ油で色良く揚げれば出来上がり。
*人参の葉がなければ、三つ葉や小松菜などをお使いください。
揚げたてアツアツをどうぞ。混ざり合った野菜のしっとり具合と海老の旨味、そこへやわらかくなってとろけた餅とサクサクの皮が相まってとっても美味しいです。
人参の葉は栄養の宝庫。春には大きくて美しい花を咲かせる人参ですが、スーパーなどに並ぶときには葉はカットされているのがもったいないところ。しかしながら、人参を育ててみてわかったことなのですが、収穫したあと1日も日持ちしないうちに葉はぐったりしなびてしまいます。しなびた葉をスーパーに並べるわけにもいかないので、人参は売られているほとんどが葉無しというわけなのです。もし葉付きを見つけたらぜひ買ってみてください。葉は香りも良くお料理にもよく合います。
機会があれば、お庭やベランダで栽培するのもおすすめです。プランターに深めに土を入れて種を撒き、毎日水やりをしていると数日で芽が出てきます。市販の大きさになるまで待たなくても、間引きながらベビー人参の収穫を楽しめます。採りたて葉付きの甘い人参を食べられるのも、自家栽培の醍醐味です。
お餅を入れた野菜たっぷり春巻き、いかがでしたか。
ワインのおともにするときは、餅と野菜の間にチーズを忍ばせてみると、トロ〜リが重なり濃厚な味わいになりますよ。ぜひ作ってみてくださいね!