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LIVING大人の常識

2017.03.20

アラサー女子のキャリアアップに活きる3つの極意とは?

SparkGINGER世代の皆様は、まさにこれからキャリアが花開いていくことでしょう。 やりたいことが見え、仕事とどう向き合うかが決まったら、できる限り近道を選びながら、まっすぐ目標に向かって進んでいきましょう。
今回は、将来に向けたキャリア作りにおいて重要な3つのポイントをお話します。

保険の基本

(C)Andrii Iemelianenko/Shutterstock.com

仕事の基礎を固めて揺るぎないキャリアを作ろう

キャリア作りでまず大事なことは、基礎をしっかり固めることです。

基礎は、求められた成果を出すために必要なこと。たとえば、資料を作る・お客様のことを知る・知識を増やすといった基本的な仕事を完璧に行うことが大切です。そこに抜け道はありません。営業・経理・販売など職種によって違いはありますが、まずは基礎を徹底的に固めましょう。ファッションだって、体型を管理できていなければどんな服をきてもかっこよく見えませんよね。

私の場合は、かつては住宅販売、今は保険と、業界こそ違いますが職種は営業一本。キャリアの基礎は飛び込み営業や電話営業です。いろんな家に飛び込み、あらゆるところに電話をかけたから、また、それを同僚よりも多くやったから、今の自分があると断言できます。

先日、書籍企画の対談でお会いした杉山智一さんも、かつて野村證券に勤めていた時の経験が基礎になっているとおっしゃっていました。
野村證券には「もう一軒、もう一本、もう一歩」という考えがあります。予定していた飛び込み営業が終わったら、もう一軒飛び込んでみる。帰り際に電話をあと一本だけかけてみる。そうやって、あと一歩自ら踏み出すということです。

杉山さんはベストセラー『プライベートバンカー』というノンフィクション小説の主人公にもなっている方で、今はシンガポールで会社を経営されています。金融業界では誰もが目をとめる華やかなキャリアですが、その根底には、地道な努力と泥臭い踏ん張りで固めた基礎があるのです。

基礎は家の土台のようなものです。いくら建物が豪華でも、土台が緩ければ壊して作り直さなければなりません。基礎を無視したキャリアづくりは、無駄が多く、遠回りになってしまうのです。

見方を変えれば学べることも変わる!

保険の基本

キャリア作りの2つ目のポイントは、周りと違う目線を持つことです。
そもそもキャリアはその人固有のものですから、周りと同じではあまり価値がありません。経営側から見れば、「この人にしかできない」「この人が誰よりも上手くできる」と評価するから、高い給料を払ってでも雇いたいと思うわけですよね。

書籍企画の対談でお会いした長谷川健一さんは、シティバンクに入行した時から、金融の本場であるニューヨークで自分の力を試したいと思っていたそうです。その後、実際にニューヨークで働くチャンスを掴み、ディーラーや金融マンとしてのキャリアを積み重ねて来られました。

長谷川さんも金融業界では超がつくほどの有名人で、近年の代表的な実績としては、香港で51年ぶりとなる新銀行を設立しています。普通の感覚だと、銀行は「すでにあるもの」ですよね。しかし、彼は作るという突拍子もない発想をします。それも、人と違う目線を持っているからこそ。世界を見る、本物を見るというのは一例で、見るところが違えば学べることが変わり、キャリアも変わっていくものなのです。

長谷川さんのされていることはあまりにも規模の大きいことかもしれませんが、人と違うことをする大切さを教えてくれます。いきなり突飛なことをやろうということではありません。あくまでも、成果を出すという目標から外れることなく、新しいことを勉強したり、周りより少しだけ多く努力することが大事なのです。「周りと違うことってなんだろう」と考えてしまう人もいるかもしれません。でも、そんなに難しいことではないのです。

調査したわけではありませんが、8割くらいの会社員が仕事を「食べていくための手段」と考えているのではないでしょうか。「当然じゃないか!」という意見もあるかもしれませんね。ですが、仕事を少しでも「自分の成長に向けた手段」にするために、目線を変えてみてはどうでしょう。

<例えば営業なら・・・>
「この商品を売ればボーナスがもらえる!」という思考から、
「この商品は本当にお客様に必要なのか?」と視野を広げてみる。

<資料1つ作るにしても・・・>
「きれいにできた」と自己満足に浸っていたところを、
「相手にとってわかりやすだろうか」という視点で見直してみる。

簡単なことですよね。でも、8割くらいの人はそれをやりません。だからこそ、チャンスなのです。仕事に関わる勉強をする際も、例えば資格などの評価基準が定められているものもありますが、視点を変えた独自の勉強法もあるはずです。

経験を積み、自分なりの方法を見つけよう

保険の基本

(C)PowerUp/Shutterstock.com

キャリア作りの3つ目のポイントは、自分に合う方法を見つけることです。
「こういう仕事をする」「こんな働き方を実現したい」といったキャリアに対する情熱は、いつも持っておく必要があります。情熱は行動するためのエネルギーですからね。もう一歩踏み出したり、目線を変えて勉強するためにも、常にエネルギーを満タンにしておくことが理想です。前述した杉山さんや長谷川さんも、年齢は50代ですが、未だに20代だった時と同じくらい情熱を持っています。

一方、やり方は年齢に応じて変えていくことが大切です。
社会人になりたての頃ならガムシャラに突っ走っても良いのです。失敗・成功の経験が少ないわけですから、やってみたいことを探し、自分にできることを追求し、手当たり次第にやってみることが学びになり、成長につながります。
多少道を間違えてもやり直す時間が十分ありますし、走っている途中で転んだとしても若ければケガもすぐに治ります。

しかし、30代は道を間違えて引き返すことが大きな時間のロスになります。ケガも治りにくくなります。そんな失敗を防ぐためには、自分が目指しているキャリアが正しいか確認したり、走る速度を調整したりすることが重要です。山登りと同じですよね。遭難したり、途中でバテてしまわないように、方向とペースを管理することがポイントになってくるのです。

方向を見極めるにはどうするか。
まずは、過去の失敗を踏まえましょう。「こういう仕事は自分に合わない」「この分野は他人の方がうまい」といった経験から、自分が目指す道を絞り込んでいくということです。また、ペースについてもやっぱり経験が大事。「アレコレやりすぎて疲れた」「楽なやり方を選んで時間を無駄にした」といったこれまでの経験が、自分に合う方法を見つけるヒントになるはずです。

ここで挙げた3つのポイントを押さえておけば、着実に自分が思い描くキャリアを築いていけるはずです。「うまくいかないなあ」と感じた時は、基礎、目線、方法を見直してみてください。皆さんの成長と成功を祈っています。

▼▼記事で紹介した対談が収録されている書籍はこちら▼▼
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『変身! 超仕事人』
著者:杉山将樹 発行:幻冬舎メディアコンサルティング
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杉山将樹
110ホールディングス株式会社 代表取締役 株式会社ほけんの110番 代表取締役 一般社団法人 保険乗合代理店協会 理事 1970年生まれ。 20代は建築設計、30代半ばまでは住宅セールスと住宅業界に身を置き、 35歳より保険業界へ。外資系生保にて新人賞、TOPアドバイザー等多数のコンテストに入賞。 その後39歳で株式会社ほけんの110番に参画、関東支社長・営業本部長・常務取締役を歴任。 2016年11月現在、北海道から沖縄まで全国80拠点以上を展開している。 「with you 1-10―あなたのために1から10まで」をキャッチフレーズに全国を疾走中。人呼んで業界のお洒落番長。東京都港区在住。著書に『死亡保険金は「命の値段」もっともシンプルな保険選び』(幻冬舎)がある。

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