太くて濃い眉毛が特徴のタレント 井上咲楽さんが、日本テレビ『今夜くらべてみました』で人生初の眉毛カットを体験。その激変ぶりに誰もが驚愕したはず! そこでGINGER編集部は、井上さんを独占取材。新たな魅力を放つ秘蔵カットとともに、彼女の今の気持ちをお届けします!
▼ボディメイクでさらに進化する井上咲楽もチェック
井上咲楽、左右がつながるほど太くて濃い眉毛から卒業!
2015年の「第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン #kawaii」でソフトバンク賞を受賞後芸能人デビューし、趣味はもんぺ作りやぬか漬け、そして昆虫食もいとわない…というTHE自然児な井上さん。その天真爛漫で屈託のない語り口調が話題となり、現在バラエティ番組に多数出演し大活躍中なのですが、その立派な太い眉毛もキャラクターの一つになっています。今回、その眉毛を2020年12月23日放送の日本テレビの情報番組『今夜くらべてみました』でカットすることになったという情報を編集部が聞きつけ、インタビュー取材を決行。
理想の女性に近づきたい、なりたい印象を叶えるなら、まずは眉毛に手を加えてみる…というのが、メイクの定番アプローチ。井上咲楽さんの激変ぶりはニュースとなり、見ていた人は誰もが「えーーーっ」と驚愕したはず! 新しい眉になってからのお話、そしてこれから挑戦したいことについて聞いてみました。
――まずはこの「眉毛カット」企画を受けて、思ったことは?
「そもそも私、体毛が濃くて、剃ると毛穴が青白くなってオジサンの髭剃り後みたいになるんです。学生時代、校則で眉毛カットは厳禁だったけど、周囲がこっそり整えていても自分が剃ったりカットしたりするとすぐにばれてしまうので、できませんでした。ただ田舎暮らしだったから、自分の眉毛がそこまで太くて濃いという意識も周囲との違和感もありませんでした。でもオーディションを受けたとき、すごくびっくりされてしまい・・・。いろいろな人がいる東京でびっくりされるということは、そんなに私の眉毛、インパクトがあってすごいんだ、と初めて自覚したぐらいでした」
「今回、眉毛カットを提案されて、最初はとにかく“うれしい”感情が強かったです。今まで自発的に剃ろう!と思ったことがなくて。というのも、タレントのお仕事を始めてから『眉毛がチャームポイントの井上咲楽』と紹介されることが多かったので、眉毛がありきな井上咲楽であり、トレードマーク、商売道具だったんですよ。眉毛があるから自分は雑誌やドラマなどさまざまな仕事ができている、それはとてもラッキーなコトと思っていましたし。
ただ一方で生まれ持ったものを利用して、それに頼って仕事をしている、勝負しているのって、実力じゃないのかも。井上咲楽というタレントはそれでいいのか・・・と最近では自分のなかでモヤモヤ、葛藤することもあり。タイミング的にトークやコメント力、ホントの自分のチカラで勝負していきたいという気持ちが高まっていたので、まったく後悔もなく、心からうれしかったです!」
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眉毛とコンビ解散!今日から新しく旅立ちます(笑)
――眉毛を整えて、最初にその姿を鏡で見た瞬間は・・・いかがでしたか?
「びっくりして声が出なくて・・・え、誰?本当に井上咲楽?って。テレビ番組で収録いただいていましたから、何か言わなきゃと絞り出した感じです。とにかく最初見たときは時が止まった感じです。テレビの放送前は限られた人にしか見せられませんでしたが、Twitterで話題になったりニュースでも取り上げていただいて、会う人ごとに“垢抜けたね”“いいじゃん”とお褒めの言葉をいただきました。特に友達から可愛くなったね~と褒められると、単純にうれしかったです。カット前は『もったいないね』と言われたらどうしよう・・・って正直思っていたんですが、眉毛じゃないところで自分を見てくれているのかもと思ったら、自信が出たというか、ホント生きてて楽しいんです!
今までプライベートで出かけるとき、眉毛は嫌いじゃないけど前髪を下ろして隠して、絶対見えないようにしていましたが、今や堂々としていいんだ!という解放感というか、気持ちが晴れ晴れしていて、とにかく絶頂に生きていて楽しいんです」
赤リップ、ピンクアイメイクに挑戦したい。目指すは、田中みな実さん級のいい女!
――今後のおしゃれやメイクは、何を試してみたいですか?
「以前のお洋服は、顔の強さ、ふたつ団子ヘアとバランスをとるように、個性的で色もヴィヴィッド、ポップな柄が多かったのですが、これからはその方程式を決めないんでいいんだって思っています。だから、キレイめ服も着てみようかなという気持ちが芽生え始めていて。今までそんな趣向は自分にはないものと思い込んでいたけど、意外と気持ちを押し殺していただけみたいです。イメージに合わないからやらないということ自体、しなくていいんだ!と、今、ワクワク気分しかありません。
今回着ているトップスも、友人から譲ってもらったけど私には似合わないかも・・・とお披露目するチャンスがありませんでしたが、初めて袖を通しました。自分で言うのもなんですが、意外と大人っぽくていいですよね(笑)。
お
もちろん、同時にメイク欲も高まってます。口元や目元に色をしっかりのせたり、眉毛自体をちょっと赤くするの、今流行ってますよね? 今までは眉毛が濃くてアイブロウで赤くすると悪目立ちしていたものも、今ならいい感じになるんじゃないかなと。躊躇せずに思いっきりメイクを楽しもうと思ってます。
そしてとにかく、田中みな実さんを目指したいです! 以前から本当にみな実さんの顔がめちゃくちゃ好きなんです。いろいろと調べているうちに美容がお好きで、磨いている、努力を惜しまないということがわかって、更新されていく楽しさ、変化、向上を止めないことがステキ!っていうことを教えてもらいました。今回の眉カットの後、髪色もみな実さんに近づけたんです(笑)」
▼田中みな実を意識したメイクにも挑戦
「いばらの道が待っていると思っていたけど、眉毛カットで見た目だけじゃなくて、気持ちもここまで変わっている自分にびっくりしています。ただもっと可愛くなりたいという気持ちが強くなって。何かにとりつかれてつらくなってしまうのではと想像していたけど、単純に、今追求したいことをやればいいってことが、楽しくて仕方ありません。新しいことにチャレンジするって本当に気持ちがいい! それを改めて体感できました。
今まで、バラエティ出演でカメラが寄ってくると眉毛を動かして笑いを取っていましたが、これからはトークを頑張って共演者の方にも視聴者の方にも認めてもらわなきゃって思ってます。どう変わっていくのか予測もつかないけど、期待感はとにかく高まっています!」
人生初の「眉毛カット」を体験したことで、21歳の女性として新たな魅力を開花させた井上咲楽さん。初のファッション・メイク撮影だったとは思えないほど、ラストカットでは抜け感のあるフェミニンな印象を放ち、スタッフ一同からの絶賛の声がスタジオ中に響きわたりました。これを機に、ヴィジュアル撮影も増えていくこと間違いなし。ドラマに映画に、そしてグラビア写真集にと、これからのさらなる活躍にファンの期待感も高まります。2020年の躍進を経て、2021年も彼女から目が離せません!
井上咲楽(いのうえさくら)
1999年10月2日生まれ、栃木県出身。第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン特別賞で芸能界デビュー。2017年10月から2019年3月まで『おはスタ』(テレビ東京)のアシスタント「おはガール」を務める。趣味は昆虫食の研究、国会傍聴。
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