おちゃめな“ゲジ眉”がトレードマークで、お茶の間の人気者となったタレントの井上咲楽さん。実は昨年の12月、テレビ番組の企画でゲジ眉を卒業! サナギから蝶へ…眉をきっかけに新たな人生をつかんだ21歳の井上さんの変化は、皆さんにとっても刺激的だったはず。そんな彼女がさらなる進化を求めて、眉にフォーカスした3つのメイクに挑戦! その気持ちの変化とともにお届けします。
眉毛を整えて、やっと芸能人になった気分。毎日が楽しい!
私はもともと「恐縮です」「すいません」が口癖で、もちろん心からそう思っているから出てくる言葉なんですけど、初めてのメイク撮影はやっぱり「私なんかでいいんでしょうか…」と。日本の女性は自己肯定感が低いといわれますが、私もその一人。眉毛を整えた日は解放された気分で、GINGERのインタビューでは「これからは眉毛に頼らず、生きていきたい」とお話ししました。あれから約1ヵ月、仕事もプライベートも充実していて楽しいんです。その心持ちがほかの方に伝わるようで、最近は「自信がついたね」と言われるようになりました。しかも以前のゲジ眉もいいと思うように! 私にとって眉毛はコンプレックスであり、チャームポイント。今は仕事の幅も広がり、私の眉毛は「何か持ってる」と思わずにはいられません。これからも眉毛に頼って生きていきます!
キリリ表情で大人ハンサムFACE
今までは眉の存在が強すぎたからか、メイクして印象が変わったって思ったことがなかったんです。鏡を見て「変わった」と思ったのはこのメイク。しっかり描いた強めの眉、きっちり束ねた髪、シンプルな服を着て、大ぶりアクセサリーをつける、どれも初めての経験…。こういうクールでハンサムな雰囲気は年齢を重ねてからじゃないとできないし、似合わないと思い込んでいました。カラーレスなのに、眉をちゃんと描くだけで、こんなに大人っぽい雰囲気が醸し出せるんですね。変わるって楽しい! もっと変わりたいって思います。
ちょっとあざといフェミニンFACE
眉毛を整えてから、「表情が変わった」と言われることが増えたんですけど、このフェミニンメイクを見て腑に落ちました。私もこんな女性らしい表情をするんですね(笑)。自分のこと、何もわかっていなかったんだなということをこのメイクで気付きました。3パターンのメイクのなかで、甘いメイクが一番好きかも。正直、アイドルの方みたいな目線や姿勢で撮影するのも、憧れていましたし…。眉毛を引き算したことで、どんな顔も楽しめる。いろんなメイクやファッションに挑戦できる。自分のキャラの振り幅が、明らかに広がりましたね。
今日より明日、日々もっと美人に進化する彼女から、目が離せません。今後のさらなる活躍にぜひ注目を!
井上咲楽(いのうえさくら)
1999年10月2日生まれ、栃木県出身。第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン特別賞でデビュー。趣味は昆虫食の研究、国会傍聴。