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TRENDLIFESTYLE

2026.10.11

NEWSの新たな物語が動き出す――25周年に向けた第一章、「現在」を描くステージ

NEWSが全国8都市を巡るアリーナツアー『NEWS LIVE TOUR 2026 /// KMK』を開催中。2028年の結成25周年に向けて始動した“新三部作”の第一章となる本ツアー。10月6日から3日間にわたって行われた横浜アリーナ公演では、音楽、映像、照明、パフォーマンスがひとつになり、まるで一本の映画を観ているかのような、洗練されたステージを展開。NEWSならではの世界へと観客を引き込んだ。

新たな物語の幕開け。「現在」を楽しむ3人が魅せる華やかなステージ

9月15日に結成23周年を迎えたNEWSが、2028年の25周年に向けて「NEWS 25th ANNIVERSARY TRILOGY ―WE ARE NEWS―」と題した、新たなプロジェクトを始動させた。その第一章として、7月にリリースされた16thアルバム『KMK』を引っ提げ、全国8都市19公演を巡るアリーナツアーを開催している。

新三部作で描かれるのは「現在・過去・未来」。その第一章となる今作のテーマは「現在」。小山慶一郎さん、増田貴久さん、加藤シゲアキさん、3人の名前から生まれた「KMK」を鍵に、NEWS自身の物語をステージで描き出していく。

そんな物語の幕明けは、客席から。大歓声に包まれるなか、NEWSの3人が客席を通ってステージへと登場すると、会場は一気に熱を帯びていく。

今回のステージには、3人を象徴する三角形のセンターステージが採用された。2017年から2020年にかけて展開された四部作の最終章『STORY』以来となるセンターステージで、360度どの方向からも観客の存在や声を感じられるつくりに。ステージ中央には「KMK」のロゴを模した回転式リフターも設置され、NEWSと観客が“物語の中心”を共有するような空間が広がっていた。

そして、3人の力強いハーモニーが会場中に響き渡る。新たな物語の始まりを告げる、ファンファーレのような華やかなオープニング。きらめく空間で3人が向かい合い、今この瞬間を楽しむように歌い上げる姿に、思わず心を掴まれる。

その後も、パフォーマンスする向きを変えながら、会場全体を巻き込むようにステージを展開していく。オープニングの挨拶では「皆さんようこそー!」「今日は『KMK』。小山・増田・加藤、楽しんでいってね!」と小山さんが呼びかけると、増田さんは「横浜楽しむ準備できてるのかーい!」、加藤さんは「横浜ただいまー! 今日は最後の最後まで一緒に楽しんで盛り上がっていこうぜ!」と続け、3人の言葉に会場の期待感も高まっていった。

ハードなロックチューンからバラード、和テイストの曲まで、緩急自在に展開

セットリストは全32曲。『KMK』収録の最新曲をはじめ、各ブロックのテーマに沿った楽曲や、過去のヒット曲メドレーなど、多彩な楽曲が披露された。

そんなライブをひとつの物語へとつなぐ“案内人”として登場したのが、声優・俳優の津田健次郎さん。4編のインタールードの映像に出演し、物語を次のエピソードへ導くと同時に、楽曲やステージの空気を切り替えていった。

楽曲ごとに変化する演出も見どころのひとつ。激しいロックサウンドでは炎やレーザーが舞い、幻想的な楽曲ではスモークバブルが浮かぶなど、音楽の世界観に合わせた演出がステージを彩る。モニターにも楽曲ごとのデザインがあしらわれ、細部までスタイリッシュに仕上げられていた。

一方、キャッチーで可愛らしい楽曲では、広々としたステージの一角に3人がぎゅっと集まって歌う場面も。ダイナミックな演出とのギャップに、会場からはひときわ大きな歓声が沸き起こった。

衣装は例年通り、増田さんが担当。1stブロックの白い衣装は、よく見ると「KMK」などの文字をかたどった装飾が施されているなど、遊び心のある仕掛けも。新たな三部作への想いが込められた衣装にも、ぜひ注目したい。

「また、同じ景色を一緒に見ましょう」25周年に向けて、3人が語ったこれから

MCでは、楽屋での小山さんの天然エピソードや、増田さんが映画の舞台挨拶に初登壇した話など、約25分にわたってトークが展開された。

なかでも白熱したのは、先月料理本を出版した小山さんの会見コメントをめぐるやりとり。加藤さんが何度も大声でツッコミを入れるなか、加藤さんの声を心配した増田さんが「俺、後半用に着替えてくるから」とステージを後にする一幕も。「初めてよ。まっすーが自分ではけに行ったの」「いつもははけなさいと言われてからはけているのに」と小山さんが明かすと、会場はあたたかな笑いに包まれた。

終盤の挨拶では、3人から25周年に向けた言葉も。まずは、今日この時間が「楽しかった」「一生続けばいいのにと思ってる」と話した小山さん。「みんなの人生のこの時間を、ちょっと預かっている気持ちです。これからもNEWSに寄っかかって、皆さんの大切な時間を僕たちに委ねて、どうか幸せになってください。というか、幸せにします!」「25周年を一緒に迎えよう!」と、まっすぐな想いを届けた。

増田さんは、コロナ禍で叶えられなかった「みんなの真ん中で、みんなに囲まれて歌いたい」「客席から歩いて登場して、すごい歓声のなかライヴを始めたい」という夢が、今回のステージで叶ったことを明かした。『STORY』のツアーで思い描いていた光景を、今回のツアーで実現できたことに「みんなのおかげで叶えてもらいました。ありがとうございます!」と感謝を口に。さらに、「この三部作の最後かな。また大きいところにみんなを連れていきたい!」と話し、「また、同じ景色を一緒に見ましょう」と呼びかけた。

加藤さんは「三部作でございます。このまま駆け抜けて25周年、四半世紀を目指して私たち、頑張りたいと思っています」と力強く宣言。3人の言葉に会場から大きな拍手が送られ、そのままラストの曲へ。最後は観客も一緒に歌声を重ね、晴れやかにステージを締めくくった。NEWSとファンの「まだ終われない物語」は、次の景色へと続いていく。

【メンバーコメント】

〈小山慶一郎さん〉
NEWS25 周年に向けての三部作のスタートです。ここまで応援してくださったファンの皆さんに25周年を共に迎えていただきたいお願いと、25周年まで止まらないNEWSを宣言致します。さらには、その先に見える景色に向けて手を取り合っていけたら嬉しいです。50歳になってもNEWSでチャンカパーナを歌っている自分でいたいので、未永くよろしくお願いします。

〈増田貴久さん〉
本日はNEWSのコンサートにお越しいただき誠にありがとうございます! 見ていただけて嬉しいです! NEWSとして25周年が見えてきました。(すごい!)
あんなにかわいかった増田は今年40歳になりましたが、まだまだ誰よりも高く!強く!美しく!かわいく!POPに元気に舞います!(…予定!)
日々、丁寧に全力で頑張ります! これからもよろしくお願いします!!!

〈加藤シゲアキさん〉
この『NEWS LIVE TOUR 2026 ///KMK』から三部作かけ、私たちは25周年を目指します。紆余曲折ありながらもここまでこれたのはファンの皆様の支えがあってこそで、このツアーではその恩返しをするつもりでライブに臨んでおります。
私たち3人がここまで歩んできた歴史と挑戦が詰まった、濃密なライブをぜひ楽しんでいただければ幸いです。

TEXT=所優里

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