「バカラショップ 丸の内」と「B bar Marunouchi」が新たな輝きに満ちた空間へと生まれ変わって話題。どこを切り取ってもフォトジェニックな両店は、ぜひその目で実感してほしいきらめきをまとっている。うっとりするほど美しいそのディテールをご紹介！
伝統と革新が融合した「バカラショップ 丸の内」
フランス・バカラ村だけで作り続けられている「Baccarat（バカラ）」のアイテム。4つの元素——火、水、空気、土——が織りなす錬金術と職人技が落とし込まれたクリスタルは、誰もがその輝きを知るところ。そんなバカラのクリスタルの美しさをより体感できる「バカラショップ 丸の内」がリニューアルしてオープン。
注目したいのはやはり空間デザイン。パリを拠点とする著名なデザインエージェンシー、モワナール・ベタイユ（Moinard Bétaille）が手がける空間は、薄暗い店内にブランドを象徴する深紅がぴりりと効いたスタイリッシュなデザインに。グローバル企業やラグジュアリーブランドが集う丸の内・仲通りに調和する開放的な店舗は、遠くからでも宝箱を覗くようなきらめきを放つ。
また、店内の棚や什器には、意図的に焦がしたスギ材を削り出した印象的な素材を採用。これは、バカラの作品を生み出す過程で、木の道具が溶けたクリスタルに触れ、くすぶる様子を象徴的に表現しているという。ディスプレイウィンドウの背景にある赤のバブルミラーは焼き上げる際の窯の炎を思わせ、まるでバカラのアイテムが出来上がるまでの工程をその目で確かめているかのような細やかなこだわりが散りばめられる。
そのほか、バカラ村のマニュファクチュールからインスパイアされた、美しい曲線を描くアーチ形のディスプレイケースや19世紀に万国博覧会へと馬車で運ばれたときのトランク型のディスプレイケースなど、計算され尽くしたライティングによって、バカラの歴史を物語るディスプレイにも工夫が施されている。伝統的なピースを織り込んでモダンに昇華した「バカラショップ 丸の内」ならば、自分へのご褒美にも大切なひとへのギフトにも、新たなインスピレーションが動き出しそう。
「B bar Marunouchi」が広くなってリニューアル
お買い物が済んだあとに訪れてほしいのが、徒歩4分ほどに位置する「B bar Marunouchi」。「B bar」の誕生20年という節目に、移転して生まれ変わったその店内はというと…。
こちらもバカラショップとリンクするような薄暗さに、赤のグラスや赤のソファが配置され、シャンデリアが幻想的に輝くラグジュアリーな空間が広がる。バーカウンターには、前店舗から丁寧に受け継がれた無垢材を使用し、空間に温もりを添える。 また、女性に嬉しい本革レザーのアームレストや絶妙な椅子の高さなどにも細やかな心配りが施され、その居心地の良さに感激。1.6倍に拡張された店内は、カウンター席に加え、3つのプライベートスペースを完備し、幅広い利用シーンを叶えてくれるのも嬉しいポイント。
また、200種を超えるバカラグラスのなかから好みのグラスをセレクトして、オリジナルジンやウイスキーを心ゆくまで楽しめるのも特別な体験。バカラの精神を体現するバーテンダーによって、自分だけの一杯に出合えるという、至高のナイトタイムをお約束。
バカラの美学を五感で体感できる唯一無二の「B bar Marunouchi」。バカラが贈るラグジュアリーで究極のリラックス空間に、ぜひとも足を運んで！
