神戸を代表する7ホテルが恒例のチャリティーランチを開催。地元兵庫県、神戸市産の食材を多彩に使ったランチコースを提供する。売上金の一部は寄付され、震災復興の願いを込めてメニューの一部に能登の食材も取り入れている。(ライター/和多亜希)
兵庫県と石川県の自然が育んだ食材を料理に生かして
味覚の秋、到来。兵庫県は、瀬戸内海と日本海に面し、双方の特徴が異なる魚介類が獲れるうえ、高原を利用した酪農や豊かな大地で栽培される農作物など味覚の宝庫。神戸のホテルが毎年開催するチャリティランチでは地産地消をモットーに兵庫県や神戸市の食材を使い、それぞれのホテルのシェフが腕を振るう。
今年は震災復興の願いを込めて、石川県の食材も加わる。加賀伝統野菜をはじめ、日本海の荒海で水揚げされた地魚、自然豊かな里山で育てられた能登牛、粒が大きく甘みが強いコメなど、石川県の食材も妥協なし。
シェフたちの趣向を凝らした華やかなメニュー
7ホテルのメニューはどれも地元への愛情と食材へのこだわりが創るスペシャルな料理のオンパレード。各ホテルからそれぞれ一つのレストランが選出され、フレンチやイタリアン、中国料理、日本料理と様々なジャンルの料理が提供される。優雅なホテルレストランでセンスが光る秋の味覚を堪能したい。まずはどのホテルレストランでいただこう?
窓から見える景観も美味しさのうち
街の喧騒とは無縁の非日常的でラグジュアリーな空間はホテルレストランならでは。レストランが高層階に位置していれば、神戸の洗練された街並みや港町ならではの美しいベイエリア、緑が眩しい六甲山の豊かな自然を一望できる。そんな景色を眺めながらの食事はひと際美味しく感じられ、会話も弾むはず。
美味しく食べて社会貢献。チャリティーランチは心もハッピー!
チャリティーランチは、売上金の一部(1食あたり¥300)を病院で闘病生活を送る子供達やその家族を支援する「チャイルド・ケモ・サポート基金」「日本クリニクラウン協会」に寄付し、子供たちの笑顔へ繋げるという。20年以上続く伝統的なチャリティイベントに参加できる喜びも感じたい。