ジャニーズJr.総出演のドームコンサート「ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome」が8月20日(日)東京ドーム公演をもって閉幕。7月の京セラドーム大阪、8月の東京ドーム、計4公演で約20万人を動員した。演出はKAT-TUNの亀梨和也さん。最終日の模様はJohnny’s netオンラインにて配信され、日本中のファンがステージの模様を見届けた。出演メンバーは6歳〜28歳までの総勢200人。一丸となって魅せたステージをコーナーごとに詳細レポート。
ジャニーズJr.全員参加で魅せる壮大なステージ
フレッシュJr.や少年忍者が中心となって盛り上げたOvertureのあと、東西ジャニーズJr.内の各グループが華々しく登場。髙橋優斗さん(HiHi Jets)、岩﨑大昇さん(美 少年)、中村嶺亜さん(7 MEN 侍)、田村海琉さん(少年忍者)、和田優希さん(SpeciaL)、田仲陽成さん(Go!Go!kids)、正門良規さん(Aぇ! group)、嶋﨑斗亜さん(Lil かんさい)、伊藤篤志さん(Boys be)、真弓孟之さん(AmBitious)による「Are you ready?」というあおりで、コンサートがスタート。Kis-My-Ft2「FIRE BEAT」、KAT-TUN「LIPS」など、出だしから攻めのナンバーで会場の熱を高めた。続くV6「WAになっておどろう」では、メンバーとファンがアカペラで大合唱する場面も。
ALL ジャニーズJr.が初めて集結したのは、タッキー&翼の「REAL DX」。ステージの端から端までびっしりと並んだメンバーが歌って踊り、圧巻のパフォーマンスで魅了した。
ドラムを叩く佐々木大光さん(7 MEN 侍)、エレキギターを弾く正門良規さん(Aぇ! group)のセッションで、東西ジャニーズJr.がバトル形式でパフォーマンスする「VSコーナー」に突入。赤いライトに照らされた東のジャニーズJr.は、少年隊「まいったネ 今夜」を。青いライトに照らされた西のジャニーズJr.は、Secret Agent「Secret Agent Man」を披露した。このコーナーを締め括る1曲は、ジャニーズJr.の新曲「Fun! Fun! Fun!」。キャッチーなサウンドと振付が印象的で、公式TikTokでも配信されている。歌詞には各グループの紹介ラップが盛り込まれ、コンサートでは猪狩蒼弥さん(HiHi Jets)、當間琉巧さん(Lil かんさい)が向かい合ってラップバトルするシーンも見られた。
「あおりコーナー」と題された、クライマックスのメドレーコーナー。再びALL ジャニーズJr.が大集合し、関西ジャニーズJr.「関西アイランド」、HiHi Jets/美 少年「おいで、Sunshine!」など、ジャニーズの定番曲からファン人気の高い曲までを次々と披露。本編ラストは、ジャニーズJr.の新曲「All Together Love」。幻想的な噴水演出のなか、全員でしっとりと歌い上げた。
それぞれの色が出たグループパフォーマンス
各グループがベストパフォーマンスを見せる「グループコーナー」。1番手を務めたのはローラースケートを得意とするHiHi Jets。重低音が効いた「FRONTLINE」でアグレッシブなパフォーマンスを見せ、花道などステージ上を疾走した。
キラキラのアイドルソング「Lil miracle」を歌ったLil かんさい。西村拓哉さんをはじめ、メンバーがカメラに向かって可愛らしい表情やポーズでアピールすると、大歓声が上がった。
アクロバット、バレエ、タップなど、それぞれがずば抜けたパフォーマンス力を持つSpeciaLは「センセーション」を披露。この日もスペシャルな技を繰り出し、観客の目を惹きつけた。
荒々しくもエッジの効いたサウンドで堂々と登場したのは、Aぇ! group。末澤誠也さんのハイトーンボイスが印象的な「PRIDE」で迫力のステージを届けると、会場中のペンライトが大きく揺れた。
美 少年は「奇跡が起きるとき」でまっすぐに優しいハーモニーを響かせた。浮所飛貴さんの呼びかけで観客がペンライトを白色に変え、会場の一体感を誘う一幕も。
バックステージを広く使い、スピード感のある「Reach for the sky」でエネルギッシュな歌とダンスを披露したAmBitious。永岡蓮王さんのバク宙も見事成功。
21人組の少年忍者は「Journey Must Go On」で魂のこもったパフォーマンスを。ダイナミックなフォーメーションダンスのほか、全員で円陣を組んで叫ぶ場面は、鳥肌が止まらない。
中村嶺亜さんがスピーカーを持ち、バンドセットとともにフル装備で出陣した7 MEN 侍。「シャウト」を力強く歌い上げると、メンバーの熱に呼応するように、会場のボルテージがアップ。
フレッシュなメンバー揃いの2組は、長く歌い継がれるジャニーズソングを元気いっぱいに披露。Boys beは関西ジャニーズJr.「Dial up」、Go!Go!kidsと鈴木瑛朝さん、壹岐碧さん、末永光さんは、ジャニーズJr.「この青空は忘れない」を歌った。
お祭り感満載!ここだけの豪華コラボが相次ぐ
廣末裕理さん、岡橋亮汰さん、北野快浬さん、岡野すこやかさんの小中学生チームがルーレットを動かし、グループの垣根を超えた「シャッフルコーナー」が幕開け。歌、ダンス、アクロバット、野球、コント、楽器演奏など、メンバーの特技や個性を活かしたチームが作られ、ここでしか見られないスペシャルパフォーマンスを届けた。
ラップ、タップ、ボイスパーカッションの3つを大胆に融合したジャニーズJr.「S.C」。ラップを担当したのは、猪狩蒼弥さん(HiHi Jets)、金指一世さん(美 少年)、長瀬結星さん・内村颯太さん(少年忍者)、當間琉巧さん(Lil かんさい)。タップは藤井直樹さん(美 少年)、中村浩大さん(SpeciaL)を筆頭に、田仲陽成さん・寺澤小十侑さん・松浦銀志さん・三村航輝さん・鮫島令さん(Go!Go!kids)、渡辺惟良さん、岸蒼太さん、鍋田大成さん、渡邉心さん、小山龍之介さん、髙橋曽良さん、大関荷風さんが名を連ねた。オープニングでもハイレベルなボイスパーカッションを披露していた丸岡晃聖さん(Boys be)も加わり、一層クールでスタイリッシュな時間に。
後半の大きな見せ場となった華麗な和の演出
ステージ上のモニターに“Japanesque”が掲げられると、日本らしい魅力を詰め込んだ「和コーナー」へ。着物風などの衣装を纏ったメンバー。扇子、和傘、蛇腹などの小道具を使い、グループ総出演で届けるSixTONES「JAPONICA STYLE」のパフォーマンスは、その煌びやかな世界観に圧倒される。
和にアレンジされたNEWS「weeeek」では、猪狩蒼弥さん(HiHi Jets)、那須雄登さん(美 少年)、小島健さん(Aぇ! group)、西村拓哉さん(Lil かんさい)がメインメンバーで登場。少年忍者、SpeciaL、Go!Go!kids、Boys beもステージを盛り上げた。
KinKi Kids 堂本光一さんのソロ曲「月夜ノ物語」は、髙橋優斗さん(HiHi Jets)、岩﨑大昇さん(美 少年)、中村嶺亜さん(7 MEN 侍)、ヴァサイェガ渉さん(少年忍者)、和田優希さん(SpeciaL)、田仲陽成さん(Go!Go!kids)、正門良規さん(Aぇ! group)、嶋﨑斗亜さん(Lil かんさい)、伊藤篤志さん(Boys be)、真弓孟之さん(AmBitious)のほか、ダンスメンバーとして藤井直樹さん(美 少年)、織山尚大さん・川﨑皇輝さん・豊田陸人さん・元木湧さん・青木滉平さん(少年忍者)、松浦銀志さん(Go!Go!kids)、佐野晶哉さん(Aぇ! group)、上垣廣祐さん(Boys be)、岡佑吏さん(AmBitious)が参加。各グループから選抜された20人が儚げな雰囲気を演出したステージを作り上げた。
新しい試みが盛り込まれた特別アンコール
ジャニーズ史上初、動画撮影とSNS共有を解禁したことでも話題のアンコール。ファンがスマホのカメラを向けるなか、出演者全員が揃ってステージ上を練り歩いた。この日は前日に開設が発表されたジャニーズJr.の公式Instagramで、インスタライブも実施。センターステージに用意されたスマホにメンバーが駆け寄り、楽しい時間を会場外にも共有した。ジャニーズJr.「明日に向かって」を歌いながら、丁寧にファンサービスしていくメンバー。衣装交換をはじめとする他グループのメンバーとの交流も各所で見られ、お祭り同様のビッグイベントが幕を閉じた。
ジャニーズJr.の勢いときらめき、未知数の魅力をも示した公演。今後もジャニーズJr.の活躍から目が離せない。また、9月22日発売のGINGER11月号には、Aぇ! groupが登場。お楽しみに!
ジャニーズJr.
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